イタリアワイン
イタリアのオーガニックワイン
Italia
イタリアワインは、国土は南北に長く山や海などの影響を受けるさまざまな気候、多種のぶどうに恵まれ、非常に個性的で多様性に富んでいます。マヴィでは現在ピエモンテ、ヴェネト、トスカーナ、マルケ、シチリアのワインをお届けしています。それぞれ心を奪われるほど魅力的です。
イタリアのワイン生産者
ロヴェロ家(ピエモンテ州)
カシーナ イル ミリン - Cascina il Milin
ロヴェロ家はイタリア・ピエモンテ州の銘醸地アスティで17世紀より続くワイン農家。現在は3兄弟とその息子の4人で運営しています。スローフード協会員の額がかかる食堂で、地元の食材を使った評判の料理が味わえるアグリツーリズモも営んでいます。
ムザラーニョ家(ヴェネト州)
テッラ ムーザ - Terra Musa
大地とぶどうへの熱い愛、品質への頑ななまでのこだわりが導いた結論がオーガニック。マヴィと同じく「オーガニックはライフスタイル」と言い切るイタリア・ヴェネト州の雄ムザラーニョ家が造るワインは優しく日本食を引き立てます。
ククルーロ家(シチリア州)
マセリア デル フェウド - Masseria del Feudo
シチリア中心部、標高480Mの丘の上で、4世代に渡り農業を営む。食品会社も起業・経営していた父が、90年代にいち早くオーガニック栽培を開始。現在はその葡萄と哲学を受け継いだ姉弟によるワイン造り。
カプリオッティ家(マルケ州)
ポデーリ サン ラッツァロ - Poderi San Lazzaro
マルケで最も美しい村の1つといわれるオッフィーダで、何世代にも渡り自家用ワインを生産。化学肥料や除草剤などの使用は史上一度も無し。この地のテロワールの素晴らしさを忠実に反映し伝えるべくワイン造り。
マニョーニ家(トスカーナ州)
ファットリア マニョーニ グイチャルディーニ - Fattoria Majnoni Guicciardini
世界遺産サンジミニャーノを臨む美しい丘の小さな村で、1870年に農地取得、1985年からワイン造り。オーガニックの選択により様々な人々、そして大地そのものと深く繋がれることが当主の幸せであり誇り。
モレッティ家(トスカーナ州)
ポデーレ カサッシア - Podere Casaccia
フィレンツェ近郊に99年に畑を取得、03年からビオディナミ開始。自然を生かすため人的介入は極力抑え、土着品種のワイン造りにこだわる。ほぼ自給自足で暮らす当主は外科医の顔も持ち、教養深く日本通。
商品一覧:イタリアワイン
イタリアワイン特集
イタリアワインについて
多種多様なワインが楽しめるイタリア
ロヴェロ家の畑
フランスと並ぶワイン大国の、イタリア。
イタリアワインの特徴は、国土は南北に長く山や海などの影響を受けるさまざまな気候、多種のぶどうに恵まれ、非常に個性的で多様性に富んでいます。実に全国20州すべてで、ワインが造られています。フランスがブルゴーニュ、ボルドー、ラングドック=ルーションなどと地域でワインを区分するのと異なり、「●●州のワイン」と州で分類されます。
グラッパを造る蒸留器
マヴィでご紹介しているのは現在ピエモンテ州(アスティ)、ヴェネト州(リゾン プラマッジョーレ)、トスカーナ州、マルケ州、シチリア州のワイン。イタリアの数あるワインの中ではごく一部にはなりますが、それぞれ心を奪われるほど魅力的です。
イタリアワイン生産者の地域と特長
イタリアワイン産地 - ピエモンテ州
ロヴェロ家のカーブ
ピエモンテは、イタリア語で「山の足」を意味し、その名の通りアルプスの麓の南西に広がる州です。
「ワインの王様」と呼ばれる重厚なバローロの産地で、赤ワインの銘醸地として有名。日本でも人気のある甘口のスパークリングワイン(アスティ スプマンテ、モスカート ダスティ)を造るアスティもこの州に含まれています。
おとなりのアルバは白トリュフの名産地。この州にあるブラという町はスローフード運動発祥の地でもあり、地産地消や、伝統的な食の保存と継承に一役買っています。
ピエモンテ名物ヘーゼルナッツが入ったチョコレート「ジャンドゥイオット」やエスプレッソ、ホットチョコレート、牛乳でつくる「ビチェリン」など、甘味好きにも見逃せないグルメな州です。
ロヴェロ家のワイン棚
マヴィのロヴェロ家は、このピエモンテ州アスティで17世紀より続くワイン農家です。
3兄弟とその息子の4人で運営し、スローフード協会員の額がかかる食堂で、地元の食材を使った評判の料理が味わえるアグリツーリズモ(農業経営の民宿)も経営しています。
マヴィ全スタッフのあこがれの的「ロウヴェ」から、微発泡が口に嬉しいカジュアルタイプ、甘口、ブランデー(グラッパ)まで、幅広いラインナップはいずれも完成度の高さが眩しい逸品ぞろい。
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イタリアワイン産地 - ヴェネト州
水の都ヴェネツィア
イタリア北東部。アドリア海に面し、水の都ヴェネツィア、ロミオとジュリエット(イタリア語だと「ロメオ エ ジュリエッタ」)の舞台となったヴェローナなどがあるヴェネト州。ロマンティックな香りが漂います。
ヴェネトの名物料理は北部らしく米、とうもろこし(ポレンタ)、またアドリア海の幸である魚介(イカスミのリゾットなど)です。また平地が多く、イタリア全土で一番のワイン生産量を誇ります。
マヴィの生産者ムザラーニョ家はこの州の北東部にある小さな地域リゾン プラマッジョーレでワイン造りをしています。大地とぶどうへの熱い愛、品質への頑ななまでのこだわりが導いた結論がオーガニックでした。
湿気の多い地域のためオーガニックでワインを造るのが難しく、慣行農業に比べると約55%~60%も収量が少なくなってしまいます。それでもワインを飲んだお客さんの反応や、自分たちでも感じる実際のワインの仕上がりの違いから、大変でもオーガニックでのワイン造りを続けていくと決意しています。
マヴィと同じく「オーガニックはライフスタイル」と言い切るヴェネトの雄が造るワインは、優しく日本食を引き立てる味わい。 いずれのワインも、毎日の食卓に合わせやすいカジュアルな仕上がりとお財布にやさしい価格が魅力です。
イタリアワイン産地 - トスカーナ州
フィレンツェの街並み
トスカーナはイタリア半島の中西部に位置し、ルネッサンス芸術の中心地になったフィレンツェをはじめ、ピサやシエナなどの古都や、丘陵地の美しい景観を求めて多くの観光客が訪れる場所です。また、キャンティ・クラシコなどを産出し、ピエモンテと並ぶ高級ワインの産地としても有名です。
マヴィでは、塔の街サン・ジミニャーノを臨むマニョーニ家と、外科医と農家を掛け持ちするユニークなモレッティ家の2生産者のオーガニックワインを取り扱っています。手間ひまかけて造られる素晴らしいワインをぜひご堪能ください。
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イタリアワイン産地 - マルケ州
アドリア海沿岸のビーチ
マルケはイタリア半島のアドリア海沿岸、長靴でいうとちょうどふくらはぎの部分に位置する州です。
海に面したビーチリゾートは夏になると多くの観光客で賑わいます。他の州に比べると知名度はあまり高くありませんが、オーガニック農業が盛んで、海の幸にも山の幸にも恵まれたマルケは、近年グルメが楽しめる地としても注目が集まり始めています。
カプリオッティ家は、そんなマルケ州の中でも、イタリアで最も美しい村のひとつとされるオッフィーダで長年ぶどう農家を営んできましたが、現在のパオロさんの代から本格的なオーガニックワイン造りを始めました。風光明媚な畑で育まれたぶどうを使い、バランスよく仕上げたワインは、様々なお料理の味を引き立てます。
イタリアワイン産地 - シチリア州
シチリアの街中
シチリアはイタリア半島の南西にある地中海最大の島で、州都はパレルモです。地中海の要衝として様々な勢力が覇権を争 い、歴史と文化の複雑さを色濃く残している場所でもあります。アグリジェントの神殿遺跡群など、ギリシャ時代やローマ時代の遺跡も数多く見られることから、観光地としても人気です。
気候に恵まれたシチリアでは古くからワイン造りが行われていましたが、現代に入るとメルローやシラーなど売りやすい品種を使い大量生産される工業的なワインが中心となり、安価なテーブルワインのイメージがついてしまった一面もあります。 しかし近年では、ククルーロ家のように地元に根付いたぶどう品種に着目したこだわりを持った生産者があらわれ、イタリアワインの中でも今まさに注目を集め始めている産地です。
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イタリアワイン生産者の紹介
カシーナ イル ミリン(ロヴェロ家)/イタリア ピエモンテ
力強さと洗練性を兼ね備えたワインをつくるロヴェロ家のドメーヌは、イタリア北部のピエモンテ州アスティ県の人口1000人の小さな町、サン マルツァノットにあります。
1985年に「化学合成物質のない場所で暮らし・働くため、また私たちの美しい大地を救い・守っていくため」、AIAB(イタリアの認証機関)の認証を取得してオーガニック転換しました。現在は、ロヴェロ三兄弟がこのドメーヌを率いています。
イタリア最高のオーガニックワインを選び出すBiodivinoでも金メダルを獲得!受賞暦も多く、実力のある造り手さんです。
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テッラ ムーザ(ムザラーニョ家)/イタリア ヴェネト
ムザラーニョ家のあるPramaggiore(プラマッジョーレ)はヴェネト州東部の小さな集落で、環境に配慮した本物のヴェネツィアワインを生み出す中心のエリアです。ムザラーニョ家は"Lison-Pramaggiore" DOCという、多くの高品質のぶどう品種に最適で、ワイン造りの情熱と文化が大古の昔から存在してきた土地でワインを造っています。
1999年、モレノさんは日本で言えば「特別栽培」に値するような基準に従う技術の採用から始め、現在では、厳しい規定のあるオーガニック農業に切り替えています。継続的に醸造中の温度を監視できる定温管理システムや、コンピュータ制御されたステンレスタンクへの空気を取り除き、酸化を防ぐフィルタープレスなど、最新の技術を使用し、自然環境への配慮を完璧にした大地への働きかけを最重点課題として、農業研究の専門家と協働して慎重にぶどう品種の選択も研究しています。
マセリア デル フェウド(ククルーロ家)/イタリア シチリア
ククルーロ家はシチリアの中心部で4世代に渡り農業を営んでいます。当主フランチェスコさんの父は農業経営者として、食品会社など5つの事業を立ち上げながら、1990年代にいちはやくオーガニック栽培に取り組んでいました。
メルローやシラーなど売りやすい品種を使い大量生産される工業的で安価なワインが中心のシチリアで、父のオーガニック農業への哲学を引き継いだフランチェスコさんたちは、地元の土着品種を使い、丁寧な自家醸造での高級ワイン造りを志しました。 今では古い農家を修復した施設で訪れるゲストにオーガニックワインの魅力を伝えています。
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ポデーリ サン ラッツァロ(カプリオッティ家)/イタリア マルケ
カプリオッティ家は中央イタリアのマルケ州、イタリアで最も美しい村の1つといわれるオッフィーダ村で何世代にもわたりオーガニックのぶどうで自家用のワインを生産していました。
カプリオッティ家のワインは、イタリアの食とワインのベストセラーガイドであるガンベロロッソ(Gambero Rosso)、スローワイン協会(Slowine)、イタリアソムリエ協会から大きな賞を受けたこともあり、愛着のある地元・南マルケ州の土地や気候の特徴を生かしたワイン造りを行っています。
ファットリア マニョーニ グイチャルディーニ(マニョーニ家)/イタリア トスカーナ
マニョーニ家はトスカーナの中心、フィレンツェの郊外にあるヴィコ・デルサという歴史ある村にあります。昔ながらの農法であるオーガニック農業を実践し、オーガニックでのワイン造りを行っています。
マニョーニ家ではイタリアワインの中では有名な赤ワイン「キャンティ」を生産しています。飲みやすく、幅広い食とともに楽しめるシンプルで飲みやすい味わいが人気で、パスタや温野菜やチーズなどと相性抜群。さらに肉は赤身と白身の両方に合います。
また、ワインのほかに、ワインに使われているぶどう「サンジョヴェーゼ」で造ったオーガニックぶどうジュースも販売しています。
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ポデーレ カサッシア(モレッティ家)/イタリア トスカーナ
モレッティ家の当主ロベルトさんは外科医です。しかし超多忙な日々を送っていた1999年、フィレンツェ近郊の小さな町スキャンディッチに農場を購入し、2003年にはビオディナミ農法でぶどう栽培をはじめ、オーガニックワインづくりを行ってきました。
ロベルトさんはオーガニックは自分たちのライフスタイルそのものだと考え、オーガニック農法を実践しています。これ以上地球を汚染をしないこと、健康的で美味しい食事をすること、そして後世によりよい世界を残したいという熱い思いを持っています。
サンジョヴェーゼ、カナイオーロ、プニテッロ、マルヴァジア ネラ、フォリアトンダ、ヴェルメンティーノ、マルヴァジア ビアンカ、トレッビアーノといった土着品種のみを使ったワイン造りに取り組み、醸造についても、ほとんどの場合、品種ごと単一で仕込んでいます。
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イタリアの食事
ズッキーニの花のフリット
ユネスコの無形文化遺産にも登録されているイタリア料理。
日本ではトマトやオリーブオイルなどを使った南イタリアの料理が一般的なイメージとして広まっていますが、北イタリアでは隣接するフランスやスイスのようにバターや生クリームなどを使った料理も多く見られます。
素材の味を生かしたシンプルな料理が多く、スローフード運動など、地方色豊かな食文化を大切にする意識が高い国でもあります。
左がアンティパスト(牛肉のタルタルとサラミ等)とパスタ、右がピエモンテ名物のヴィテッロ トンナート
イタリア ワイン
おすすめ人気ワイン
スプマンテ ヴェネツィア 発泡
・商品番号:53005
・生産者:ムザラーニョ家
(イタリア・ヴェネト)
レモンピールやメロンの果実香に、イーストや貝殻を思わせるミネラル感、奥には花の蜜も感じる、爽やかで清涼感あふれる香り。味わいにもまずメロンのような果実味が広がり、その後すぐにきめ細かい泡が口中を満たす。ほんのりとした苦味が大変バランスよく後味を引き締める。キリリと冷やして飲みたい、クールビューティなスパークリングワインです。
- 合う料理:アペリティフ、魚の前菜や繊細な料理、焼き菓子
- 通常価格:3,245円 (税込)
- 会員価格:2,985円 (税込)
ポデーレ 赤
・商品番号:68002
・生産者:カプリオッティ家
(イタリア・マルケ)
熟したプラムやダークチェリーに、華やかな紫の花の香りが印象的。様々なスパイスやロースト香、少し動物的な香りなど、たくさんの要素が見事に調和した美しい香り。口当たりはしなやかで、味わいにも熟した果実味が溢れるように広がる。十分な飲み応えと渋味を持ちつつも、綺麗な酸味のエレガントな仕上がり。
- 合う料理:肉料理全般
- 通常価格:3,850円 (税込)
- 会員価格:3,542円 (税込)
バラの香りの甘口微発泡
時間をかけて飲むべき白
隠れた人気、辛口赤微発泡
和食に合う赤
川魚に合わせたい白
軽快な味わいのシャルドネ
飲みやすい人気の赤
まろやかな果実味の白
可愛らしい果実味
SO2フリーの重口赤
カシーナ イル ミリン(ロヴェロ家)/イタリア ピエモンテ
北イタリア、ピエモンテ州の銘醸地アスティで17世紀より続くワイン農家。3兄弟とその息子の4人で運営。スローフード協会員の額がかかる食堂で、地元の食材を使った評判の料理が味わえるアグリツーリズモも。
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テッラ ムーザ(ムザラーニョ家)/イタリア ヴェネト
フレッシュさを愉しむオーストリアワインの中で、長期熟成型の白を産出する国内外で評価の高い実力者。ぶどうのほか、小麦・大豆・サトウダイコンなどもオーガニック栽培。異なる畑が奏でる繊細な魅力を存分に発揮するワイン造り。
マセリア デル フェウド(ククルーロ家)/イタリア シチリア
シチリア中心部、標高480Mの丘の上で、4世代に渡り農業を営む。食品会社も起業・経営していた父が、90年代にいち早くオーガニック栽培を開始。現在はその葡萄と哲学を受け継いだ姉弟によるワイン造り。
>>ククルーロ家のワイン一覧へ
ポデーリ サン ラッツァロ(カプリオッティ家)/イタリア マルケ
イタリアで最も美しい村の1つといわれるオッフィーダで、何世代にも渡り自家用ワインを生産。化学肥料や除草剤などの使用は史上一度も無し。この地のテロワールの素晴らしさを忠実に反映し伝えるべくワイン造り。
ファットリア マニョーニ グイチャルディーニ(マニョーニ家)/イタリア トスカーナ
世界遺産サンジミニャーノを臨む美しい丘の小さな村で、1870年に農地取得、1985年からワイン造り。オーガニックの選択により様々な人々、そして大地そのものと深く繋がれることが当主の幸せであり誇り。
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ポデーレ カサッシア(モレッティ家)/イタリア トスカーナ
フィレンツェ近郊に99年に畑を取得、03年からビオディナミ開始。自然を生かすため人的介入は極力抑え、土着品種のワイン造りにこだわる。ほぼ自給自足で暮らす当主は外科医の顔も持ち、教養深く日本通。
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