果実味を生かしたモダンな仕上がりの赤
少し若さを感じる、紫がかったガーネット。
カシスやブラックチェリー、ブルーベリーなどの黒果実の香りに、カベルネソーヴィニヨンらしいピーマンやトマトの茎といったグリーンのニュアンス。ブラックペッパーのスパイス感や鉄分を思わせる香りも。
味わいはドライで、しっかりとした酸味がワインの骨格を支えています。果実味も豊富で、黒果実のフルーティさに、セルバドゥ品種が持つラズベリーやチェリーのアロマが口の中に広がります。
余韻は短めですが、全体のバランスが良くすっきりと仕上がっています。
とても繊細なワインなので長期熟成には向いていません。20℃以下の涼しいスペースで保管して、お早めにお楽しみください。
新進気鋭のレヴォルさんが手がける保存料(SO2)無添加の赤ワイン。カベルネソーヴィニヨンとフェールセルヴァドゥのブレンドです。
レヴォルさんによれば「クラシックでスタンダードなワインというよりも、生き生きとして繊細な美食家向けワイン」とのこと。
和やエスニックの食材や調味料を取り入れたモダンなフレンチ向けのワインです。もちろん、和食やエスニック料理にもおすすめ。
おすすめのお料理
- ブーダンノワールのグリル野菜添え…生産者のレヴォルさんがおすすめのマリアージュ。薄切りにして焼いたブーダンノワールに、同じくグリルしたししとうまたはピーマンを添えます。
- ゴーヤの肉詰めスープ…くり抜いたゴーヤに肉ダネを詰めて、ナンプラーで味付けしたスープで煮込んだベトナム料理。ひき肉とゴーヤの程よいボリューム感が、ワインに合います。
ドメーヌの魅力
レヴォルさんは、城壁都市カルカッソンヌの近郊で1980年代からオーガニックを続けているドメーヌを購入。地中海と大西洋気候の影響を受け、畑では様々なぶどう品種が育っています。
涼しい夜間に収穫したぶどうを低温で醸造したり、醸造過程ごとの温度管理の徹底、出来たワインをすぐに瓶詰するなどの工夫で、雑味のないすっきりとした味わいに仕上げています。