個性派品種を楽しむワイン
透明感のあるルビー色のエッジに、全体はわずかにかすみがかったナチュラルな外観。
香りは穏やかで、ほのかに感じるチェリーやラズベリーの赤果実に、若いプラムやブルーベリー、バルサミコ酢のニュアンスも。
味わいはしっかりとした酸味が印象的。若いベリー系の果実を思わせる甘酸っぱい味わいで、その奥にわずかにヒノキのようなハーブを感じます。
余韻にも酸とベリーの果実味が続きます。
とても繊細なワインなので長期熟成には向いていません。20℃以下の涼しいスペースで保管して、お早めにお楽しみください。
新進気鋭のレヴォルさんが手がける保存料(SO2)無添加の赤ワイン。
珍しい「フェールセルヴァドゥ」単一で仕上げたワイン
使われている品種「フェールセルヴァドゥ」は一般的にはブレンド用にされることが多く、このワインのように単一品種で仕上げているのは珍しく、個性的なワインが好きな方にもおすすめです。ザクロや鉄分を感じるような風味がフェールセルヴァドゥの特徴です。
生産者のレヴォルさんによると北欧のスカンジナビア料理におすすめで、実際にレストランでも採用されたそうです。
酸味が印象的なワインなので、魚介や野菜のマリネを乗せたオープンサンドやベリーソースのミートボールと合わせてお楽しみください。
ドメーヌの魅力
レヴォルさんは、城壁都市カルカッソンヌの近郊で1980年代からオーガニックを続けているドメーヌを購入。地中海と大西洋気候の影響を受け、畑では様々なぶどう品種が育っています。
涼しい夜間に収穫したぶどうを低温で醸造したり、醸造過程ごとの温度管理の徹底、出来たワインをすぐに瓶詰するなどの工夫で、雑味のないすっきりとした味わいに仕上げています。