心を豊かにしてくれるワイン
「ワインとは何ぞや?」
「嗜好品、満足感を得るためのもの」
もちろん、もう何でもいいからとにかくワインがなきゃだめ!とか、西洋的にテーブルにあるべきものという考えもあると思いますが、ここ日本では、たいていの人にとっては上の答えが正解になるのでは。
このポルトゥギーザーは、嗜好品という、ちょっと贅沢なものに私たちが求める満足感を、たっぷり与えてくれるワインなのです。とにかく上質。滑らかな絹に触れた時のような喜びを与えてくれるのがこのワインです。

手造りで大切に育てられるため、年間生産量はたったの1300本。そのほとんどは直接ドイツ国内の消費者に販売しているので、日本でこのワインを飲めること自体、貴重なこと。
本当に宝もののような、心を豊かにしてくれるワイン。ここ日本で、このワインに出会えたことに感謝です。
やや淡めのルビー。
フランボワーズや野苺などのベリー系の果実に、タイムやオレガノなどのハーブ、木の実を思わせる可愛らしい香りに、クローヴやカンゾウのスパイス、やや土っぽいニュアンスも。
口に含むと可愛らしい果実味がいっぱいに広がり、同時に上品できれいな酸味がそれを支えるように続く。渋味は溶け込み、ごくかすかに舌を撫でるような柔らかさ。フルーティで軽い飲み口だが、それだけでは終わらない深い味わいがじわじわといつまでも後を引き、余韻にまで続く。
ぜひ丁寧に造られた和食と合わせて飲みたい、優しいがどこまでも深い味わいの赤。
渋みが控えめなので、軽く冷やしても美味しくいただけます。
クリンゲンベルク村を代表するワイン。これまでのポルトゥギーザーのイメージを覆すワインです。
年間生産量はたったの1300本! 家族の手で、本当に丁寧に造られています。