品質と価格に優れたボルドー
白い花の香りや芳醇なフルーツ香にハーブの爽やかさがあります。
ミネラル感を十分に感じていただける骨太な印象の辛口。酸味と甘味のバランスが非常に良く、長い余韻が残ります。
魚介類、特に生牡蠣との相性抜群。若いうちに8-10℃でお楽しみください。
バリューボルドー2018選出ワイン
日本を代表するワインのプロがブラインドテイスティングして、品質と価格に優れたボルドーを選ぶバリューボルドー2018に選ばれました。

選出コメント
この産地ならではの軽快さがミッドパレットに現れ、自然派の造りに由来するやさしさも感じる。少しほろ苦く、ゴクゴク飲めるイメージ。ボルドーワインが持つ格式高い旧来のイメージを刷新してくれる気軽さだ。青のりを振ったフライドポテトなど、料理にもヨード感を持たせたい。(ボルドーワイン委員会公式サイトより)
シャトーについて

シャトーは、ボルドーならびにアントル ドゥーメールのアペラシオンに属し、畑は粘土珪土質の土壌の斜面部分ならびに平地にあります。この土壌の深層部は、粘土質のみです。畑は南、あるいは南西に向いており、日当たりに非常に恵まれています。
1世紀にローマ人によってぶどうの木が持ち込まれた土壌に位置し、ボルドーの“高貴な品種"(ボルドーでは、そこで育つ品種をこんな風に呼ぶのです)を育て、ワインを造っています。

昔ながらの「自然の肥料を土に与える」という方法で土作りをしています。ぶどうの発酵ならびにワインの醸造は、ピヴァ家の祖先が伝えてくれた通り、つまり「月の動きにしたがってワインを大切に扱うように」という昔ながらの方法に従っています。
ピヴァ家は、ずっとオーガニック農業を続けてきましたが、1984年公式に認証を取ることに決めました。環境に敬意を払い、お客様全ての健康に留意しています。オーガニックならではの安全性に加え、ボルドーワインには、医学的な長所もあります。少量を消費することで、意気消沈、痛風、貧血症、消化器系の病気、特に血液の循環に対してよく効くそうです。

ずっと昔から、代々ワイン造りに携わってきたピヴァ家は、イタリアのピエモンテから、1924年アントル ドゥ メールの土地に移り住み、小作農家として働き始めました。そして1961年シャトー プショー ラルケを購入し、成功を納め、1989年には歴史的建築物として登録されているシャトー セニャール ド ポミエ(13世紀のお城)も購入しました。

それ以降ワイン農家としての経験とノウハウを積み、今日ではコンクールにおいてもっともメダル受賞の多い農家の一つとなりました。受賞が多くて美味しいだけではなく、心も満たし、皆さまのお食事を幸せの時間に変える、すばらしいオーガニックワインを造っています。