注目生産者のハイセンスワイン
パリでも注目されている、若きボアザール兄弟が造るワイン。
既にしてかなりの完成度なのに、飽くことなく日夜研究を重ねるボアザール兄弟。今後のポテンシャルを考えると、まったく目が離せません!
木苺や煮詰めたブルーベリー、すみれにグリーンペパーのニュアンス。凝縮した果実味に程よい酸味、骨格を感じる。舌触りは絹のように滑らか。驚くほどエレガントに全体がまとまっている。秀逸なバランスの良さ。
とても完成度の高い仕上がりながら、飲み疲れることなく体に染み渡る優しさを持っっています。この味わいは、スタイリッシュなデザインのラベルとともに、ちょっと気合の入ったパーティなどのお土産にしたら、センスの良さをアピールできること請け合いです。
土壌の違いが生む2つのワイン
グラヴィエとは、フランス語で砂利の意味。畑の土質から命名されました。
一般的に、土壌は水はけが良くて、蓄熱性が高いのが理想とされています。砂利の土壌この「水はけが良くて熱を保温する力に優れている」性質を備えています。
水はけがいいと、根がより深くまで水を捜し求めるのでぶどうに力強さが備わり、昼間にたくさん蓄熱し、夜にたくさん放熱するので昼夜の温度差が大きくなり、果実がしっかりと熟します。
同じボアザール家の別の砂質の畑で収穫したブドウから造るサーブル(=砂)に比べて、複雑で力強い印象です。
このグラヴィエとサーブル(=砂)を飲み比べていただくと、土壌の違いがよく表れていて、ワイン好きにはそれも楽しいです。
土壌 |
砂利 |
ぶどう樹齢 |
30年 |
収穫高 |
40hl/ha |
好適熟成期間 |
5年 |
AOCサン ニコラ ド ブルグイユは赤とごく僅かなロゼワインの産地。ブルトン(カベルネ フラン;「ブルターニュの」という意味)がその美質を開花させる土地で、そのブーケは心地よく、生き生きとしつつも芯が強い、芳醇な赤ワインとなる。仔ウサギ、家禽、ロースと肉と合わせて。
