ソフトで飲みやすい赤ワイン
輝きのあるルビー色。野苺を思わせる赤い果実の香りにハーブのアロマが混じる。
口当たりはソフトで、後味にも赤い果実のジャムのような余韻が残る。
手摘みのぶどうを使い、地場品種と人気品種をバランスよくブレンド
「ブレス 赤」に使われるぶどうは全て手摘みで収穫されます。この土地の地場品種であるボバルを80%使用し、テンプラニーリョとカベルネソーヴィニヨンをそれぞれ10%ずつ加えることで飲みやすくバランスの良い味わいに仕上げています。
ぶどうはそれぞれ品種ごとに醸造したあとでバランスよくブレンドされます。
アルコール度数は12.6%。チェリーの香りやジャムのような余韻があり、親しみやすくワインだけでも楽しめる味わいに仕上げています。
スペインワインは熟成の度合いによってそれぞれ等級があり、この「ブレス」シリーズも熟成の異なる3種類の赤ワインがあります。
Joven (ホベン) |
スペイン語で「若い」という意味で、樽熟成をしていないフルーティなタイプ。ブレス 赤がこれにあたります。 |
Roble (ロブレ) |
スペイン語で「オーク」という意味で、オーク樽で3~5ヶ月熟成したタイプ。ブレス ロブレ 赤がこれにあたります。 |
Crianza (クリアンサ) |
スペイン語で「育成」という意味で、オーク樽で最低6ヶ月以上熟成させます。
赤ワインはそのあとでさらに最低24ヶ月熟成させる必要があります。ブレス クリアンサ 赤がこれにあたります。 |
中重口のブレス赤は、トマトを使った軽めのパスタやピザ、鶏肉などの白身のお肉のお料理にもよく合います。
完熟したボバルの魅力

メインとなるボバルは、他の品種よりも1ヶ月遅い10月中旬頃に収穫し、より完熟したぶどうの実を使います。
厳しい天候にも耐え、収穫量も多いボバルは、元々は地元向けの安いバルクワイン用の品種として使われていましたが、完熟した実から素晴らしい品質のワインが造られるということで近年注目を浴び始めています。
しかし、ボバルには実の成熟が一度に進まないという特徴があります。つまりぶどうの完熟を待てば待つほど、収穫できる量は減ってしまうのです。
通常であればボバルは1本の木から8kg程度のぶどうが収穫できますが、コティーノ家では1本の木からワインに使われるぶどうはたった2.5kg。厳しい剪定と、完熟した実だけを使うことによってワインの品質を高めています。
ぶどう畑に咲く花の名前から

ワイン名の「Blé(ブレス)」は、コティーノ家のぶどう畑に咲くキク科の花から名付けられました。
それぞれのワインにはブレスの花と、畑に集まる蝶やてんとう虫などが描かれ、豊かでバランスの取れた生態系を大切にしたいという思いが込められています。
より多くの人が楽しめるワインを目指して

コティーノ家の全てのワインラベルには点字が採用されています。(スペイン語ですがアルファベットの点字表記は日本でもスペインでも共通です)
またワインを清澄する際に動物性のたんぱく質を使用しないため、ヴィーガンの方も楽しむことができます。ラベルにもヴィーガンフレンドリーのマークが記載されています。
様々な観点からより多くの人が楽しめる工夫がされたコティーノ家のワイン。
コストパフォーマンスの高いデイリーワインから、樹齢100年のぶどうを使った特別なワインまで、バラエティ豊かなシリーズをお楽しみください。