メイエー家
メイエー家の詳しい情報
メイエー家の特徴
※クリックすると詳細へ移動 ■ドメーヌ名Domaine Eugene Meyer「ドメーヌ ユージェーヌ メイエー」
■産地フランス・アルザス
■オーガニック歴1969年から（認証は1980年4月デメター・1991年ECOCERT）
■主な栽培ぶどう品種白ぶどう：ピノ グリ、ゲヴェルツトラミネール、リースリング、ミュスカ、、ピノ ブラン、シルヴァネール
黒ぶどう：ピノ ノワール
■ワインづくり土壌：ライン川に沿う丘の中腹、南東に面した畑で、日射、水はけに優れた土壌
栽培方法：ビオディナミ農法での畑づくり
醸造方法：品種、畑ごとに小さなタンクで醸造
■ワイン受賞歴Effervescents du Monde 2023（TOP10）など
■生産者メッセージはこちら ■生産者の商品一覧はこちら
【オーガニック歴】1969年から（認証は1980年4月デメター・1991年ECOCERT）
1290年来、親から子へと引き継いでこられた家族経営のワイン生産農家。1969年からビオディナミ農法を実践。アルザス品種の特徴を生かした、香り高く繊細で気品溢れるワインは、各誌での評価も非常に高い。
メイエー家について
■メイエー家の産地情報
フランス・アルザス
アルザス地方は、フランス北東部、ドイツと国境近くに位置しています。
フランスの中では北方に位置し、ぶどうもドイツで栽培されるような品種（リースリングなど）が多くワイン全体の9割以上が白ワインです。その中でもリースリング、ゲヴェルツトラミネール、ミュスカ、ピノ グリは「高貴品種」と呼ばれ、高い人気を誇っています。
アルザスではスパークリングワインを除き、細長いフルートボトルに入れられているのも特徴です。
メイエー家のドメーヌと畑
メイエー家のドメーヌは、アルザスでも南方に位置するBergholtz（ベルゴルツ）村にあります。観光で人気のコルマールの町から約20kmほど南下した場所です。
ベルゴルツ村は、AOCアルザス グラン クリュを産することができる限られた51区画のうちの1つ。
農場は、かつてミュルバッハ修道院の所領でしたが、フランス革命の後にメイエー家が買い取りました。
■オーガニックへの取り組み
オーガニック歴：1969年から（認証は1980年4月デメター・1991年ECOCERT）
メイエーさんは戦後一旦は化学農業を取り入れましたが、農薬の中毒によって視神経が麻痺するという深刻な体験を通じて 1969年にオーガニック転換しました。そしてオーガニック農法の中でも当時異端視されていたビオディナミ農法によって、自分の畑を耕していこうと決めたのです。
ビオディナミ農法というのは、シュタイナー教育で知られるオーストリアの思想家ルドルフ シュタイナーが提唱した自然生活哲学に基づく農法です。
メイエーさんによると、生命と大地への敬意を払うという原理に基づきホメオパシーを基礎とする土作りで、土壌の活性化を促し、乱されてしまっていた自然の均衡を再現します。こうして、ぶどうの木の抵抗力を高め、病気から守りつつ、土壌を肥やしていきました。
またメイエーさんは国際的認証団体のデメターの認証も取得しており、1980年4月、フランスにデメターが創設されたと同時に認証を取得た、生え抜きの一人です。1991年からはEUのオーガニック基準に従って、ECOCERTの検査・認証を受けています。オーガニックと称するには公的認証が必要であり、詐称には厳しい罰則があります。
ただ、近年、ビオワインや自然派ワインと称して何の認証も無い生産者が「ビオディナミをしています」と宣伝文句としていることが多々あります。これをメイエーさんにどう思うかと問うたところ、彼はビオディナミの認証は法律によるものではなく詐称しても罰則はないし、常にお金のことしか考えられない人達がたくさんいるということを腹立たしげに話してくれました。
■メイエー家で栽培している主なぶどう品種
・白ぶどう：ピノ グリ、ゲヴェルツトラミネール、リースリング、ミュスカ、、ピノ ブラン、シルヴァネール
・黒ぶどう：ピノ ノワール
■メイエー家のワインづくり
畑の土壌
メイエーさんの畑は、ライン川に沿う丘の中腹、南東に面しており、日射、水はけに優れた土壌です。
ビオディナミ農法で土壌づくりに取り組んでおり、肥料は動物のイラクサやカモミールなどの植物を混ぜた自家製のもの。
隣家の慣行農業の畑との間に5畝ほど、収穫用のぶどうを植えずにわざと雑草を伸ばしている畝があり、 ここで隣の畑の農薬などがメイエーさんの畑に入ってくるのを防いでいます。
栽培方法などの特徴
ビオディナミ農法を実践。天体の動きをもとにしたカレンダー（農業歴）や、牛の角や石英、イラクサなど、自然由来の原料で造るプレパラシオン（調合材）を用いています。
醸造方法などの特徴
小さなタンクで、品種、畑ごとに醸造します。それぞれが独立して温度管理できるようになっていて、20℃を超えないようにすることで、雑味のない洗練された味わいのワインに仕上げています。
■メイエー家のワイン受賞歴
- 【Effervescents du Monde 2023（TOP10）】
クレマン ダルザス シャルドネ（マヴィ未発売）
「Effervescents du Monde」は、2023年には世界19カ国から470のスパークリングワインがエントリーした、スパークリングワインの国際コンクールです。
※実際の在庫は受賞時とヴィンテージが異なる場合がございます。
■生産者メッセージ
生産者から日本の皆さまへ
私たちが作り出すワインは、アルザスの７つのAOCセパージュ、シルヴァネール、ピノ ブラン、リースリング、ミュスカ、ピノ グリ、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・ノワールです。
さらに、エデルツヴィッカーは複数の白ワイン用ぶどうをブレンドしたワインですが、軽く、フルーティに仕上がり、日常的に飲むのに適したワインです。特に前菜にぴったりです。
また、グラン クリュ スピーゲルのアペラシオンをもつワインもおすすめです。このワインは、200年以上前からすばらしい土地として評判の高いスピーゲルという畑から生まれ、そのボディ、香り、表現力において並外れた品質です。まずエレガントな花の香りが立ちのぼり、続いてスパイシーな香りが続き、調和のとれた繊細でやわらかなアンサンブルを作り出します。
クレマン ダルザスはパーティにぴったりの華麗なスパークリングワインで、シャンパーニュと同じ製法で造られています。エレガントで魅力的なクレマン ダルザスは、大切な場面においては主役となり、アペリティフに、そして食事の締めくくりにも最適です。
私たちが手がけるワインは、非常にシンプルなものから稀少なものまで、全てパーフェクトににそれぞれの特徴を出し切っています。そのすばらしい品質に、あなたの舌は驚かされ、そしてすっかり魅了されてしまうでしょう。
この繊細さ、エレガントさを感じていただければ、私たちのワインは皆さんのワインカーヴの一角を占めることでしょう。wぜひ素晴らしい品質と希少性を持つメイエー家のワインが、皆さんの舌を魅惑しつづけることを願っています