濃密でエレガント
黒に近い濃いルビー色。
深く濃縮した香りは、黒や赤の沢山の果実を煮詰めた中にリコリスやラベンダー、カカオ、鉄のようなミネラルなど様々な要素が重なる複雑な香り。
口当たりは滑らかで濃厚、力強くエレガント。
受賞履歴:ギア・ペニン2019で93ポイント獲得。
※ギア・ペニン…スペインで最も権威のあるワインガイドブック
樹齢100年以上のぶどうを使った特別なワイン
「モン 赤」に使われるぶどうは全て手摘みで収穫されます。地場品種であるボバルを100%使用し、樹齢100年以上の古樹もある、畑の中でも特別な一角のぶどうが使われています。
丁寧に手で収穫されたボバルは、フレンチオークの新樽でマロラクティック発酵をしたあと、そのまま同じ樽で12ヵ月熟成されます。さらに瓶詰後も瓶内で1年熟成。
深く複雑な香りと濃密な味わいをじっくり楽しめるコティーノ家の最上級のワインです。
できれば飲む2日前に抜栓しておくことで、香りと味わいが馴染み、ワインの美味しさをより一層感じることができます。
合わせるお料理もミートシチューや、ラマンチャの郷土料理「ガスパチョ マンチェゴ」などしっかりした煮込み料理、また、濃厚なチョコレートケーキにも合います。
完熟したボバルの魅力

メインとなるボバルは、他の品種よりも1ヶ月遅い10月中旬頃に収穫し、より完熟したぶどうの実を使います。
厳しい天候にも耐え、収穫量も多いボバルは、元々は地元向けの安いバルクワイン用の品種として使われていましたが、完熟した実から素晴らしい品質のワインが造られるということで近年注目を浴び始めています。
しかし、ボバルには実の成熟が一度に進まないという特徴があります。つまりぶどうの完熟を待てば待つほど、収穫できる量は減ってしまうのです。
通常であればボバルは1本の木から8kg程度のぶどうが収穫できますが、コティーノ家では1本の木からワインに使われるぶどうはたった2.5kg。厳しい剪定と、完熟した実だけを使うことによってワインの品質を高めています。
より多くの人が楽しめるワインを目指して

コティーノ家の全てのワインラベルには点字が採用されています。(スペイン語ですがアルファベットの点字表記は日本でもスペインでも共通です)
またワインを清澄する際に動物性のたんぱく質を使用しないため、ヴィーガンの方も楽しむことができます。ラベルにもヴィーガンフレンドリーのマークが記載されています。
様々な観点からより多くの人が楽しめる工夫がされたコティーノ家のワイン。
コストパフォーマンスの高いデイリーワインから、樹齢100年のぶどうを使った特別なワインまで、バラエティ豊かなシリーズをお楽しみください。