豊かな果実味と飲みごたえ
輝きのある濃いルビー色。
赤や黒のベリー系果実やイチジクの凝縮した果実香にラベンダーやミネラルも混ざる複雑な香り。
味わいにも豊かな果実味と樽から来るヴァニラ、さらにミネラル感。余韻には柔らかな渋味。
受賞履歴:ギア・ペニン2017で91ポイント獲得
※ギア・ペニン…スペインで最も権威のあるワインガイドブック
飲みごたえのある熟成タイプ
「ソロ 赤」に使われるぶどうは全て手摘みで収穫されます。地場品種であるボバルを80%、シラーを20%使用しています。
温度管理の元でアルコール発酵を行ったあとは、ハンガリー産オーク樽とフレンチオーク樽に入れてマロラクティック発酵をさせ、そのまま同じ樽で9ヵ月熟成しています。
赤身の肉料理やハードタイプのチーズ、またソーセージに合わせるのがおすすめです。
完熟したボバルの魅力

メインとなるボバルは、他の品種よりも1ヶ月遅い10月中旬頃に収穫し、より完熟したぶどうの実を使います。
厳しい天候にも耐え、収穫量も多いボバルは、元々は地元向けの安いバルクワイン用の品種として使われていましたが、完熟した実から素晴らしい品質のワインが造られるということで近年注目を浴び始めています。
しかし、ボバルには実の成熟が一度に進まないという特徴があります。つまりぶどうの完熟を待てば待つほど、収穫できる量は減ってしまうのです。
通常であればボバルは1本の木から8kg程度のぶどうが収穫できますが、コティーノ家では1本の木からワインに使われるぶどうはたった2.5kg。厳しい剪定と、完熟した実だけを使うことによってワインの品質を高めています。
1歩1歩進んでいくかたつむり

「Sólo(ソロ)赤」は、コティーノ家が2003年に最初に造ったワインです。当時はこのワインしかなかったためソロという名前が付けられました。
ラベルに描かれるかたつむりには、1歩1歩ゆっくりと進むかたつむりのように忍耐強くワイン造りを続けていくという思いが込められています。
より多くの人が楽しめるワインを目指して

コティーノ家の全てのワインラベルには点字が採用されています。(スペイン語ですがアルファベットの点字表記は日本でもスペインでも共通です)
またワインを清澄する際に動物性のたんぱく質を使用しないため、ヴィーガンの方も楽しむことができます。ラベルにもヴィーガンフレンドリーのマークが記載されています。
様々な観点からより多くの人が楽しめる工夫がされたコティーノ家のワイン。
コストパフォーマンスの高いデイリーワインから、樹齢100年のぶどうを使った特別なワインまで、バラエティ豊かなシリーズをお楽しみください。