今回はそんなシャルドネの中でも、地域や作り方の違う3種類のワインをセットにしました。

まずはブルゴーニュのシャルドネ。こちらは樫樽を使った熟成が反映され、より深い印象を与えてくれます。飲み口は非常にフルーティーで余韻には滑らかなコクが長く続きます。

次にオーストリアのシャルドネ。果実味、酸味、ボリューム感のバランスが良い1本です。豊かな花の香りと十分なボリュームを感じますが、強くべったりとはしておらず、後味がすっきりした辛口の白。シャルドネらしさを十分に堪能できます。

最後にヌーヴォーが有名なボジョレーのシャルドネ。みずみずしさの中に白桃やシトラスのアロマに、花のニュアンスを感じる上品な仕上がり。飲む人を惹きつけるフレッシュさに、ついついグラスが進んでしまう1本です。

各ワインの説明

• ブルゴーニュ オート コート ド ニュイ 白【左】
  ブルゴーニュのシャルドネ。色はやや淡めのレモンイエロー。柑橘系果物、新鮮なバターやナッツ、ハチミツ、黄色い花、さらに奥にわずかにモカがひそむ、とても華やかで楽しめる香り。余韻には滑らかで後を引くコクが長く続き、深い印象を残す。
• シャルドネ 白【中央】
  オーストリアのシャルドネ。林檎や白桃、蜂蜜に白い花の芳香、さらにクリームの柔らかなニュアンスも感じる華やかで複雑な香り。豊かな果実味と酸味のバランスが秀逸で骨格ある仕上がり。気品とミネラル感にあふれた素晴らしいシャルドネです。
• ボジョレー シャルドネ キュヴェ ド フロランス 白【右】
  ボジョレー産の貴重な無濾過の白ワイン。シャルドネ100％で造られた1本はみずみずしさの中に白桃やシトラスのアロマが感じられ上品な仕上がりに。

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