ピノノワール100%の赤ワイン!

ぶどう品種ピノノワールだけを贅沢に使って作り上げたオーガニックワイン。
生産者のバロー家が新しい畑で丹精込めて育てたピノノワールは爽やかですっきりした印象。わずかなタンニンと酸味のキレ、果実味のバランスも良く、食卓で大活躍すること間違いなし。するするとグラスが進みます。
→マヴィ代表ブログ「ガスコーニュ ピノノワールを試す」
注目のオーガニックワイン生産者
生産者のバロー家は、アレクサンドル デュマの小説【三銃士】の主人公ダルタニアンの出身地として有名なオーズ近郊にあります。
フランスの他のぶどう産地に比べて湿度が高く難しい土地のため、ワインを蒸留したアルマニャックブランデーが特産ですが、バローさんは自分が理想とするぶどう畑をつくるために2001年にオーガニックへ転換しました。
農薬と化学肥料の悪循環から抜け出し、もっとこの地方の特徴が表現されているようなワインを造りたいと考えたからです。
醸造ではフレッシュな味わいを大切にするため、徹底した温度管理を行っています。最近ではオーガニックワインの世界最大見本市ミレジムビオのコンクールで金賞を受賞するなど、地元フランスでも注目されているオーガニックワイン生産者です。
ピノノワールという新たな挑戦

左:息子のクレマン/右:父のダミアン
バロー家の畑の土壌は石灰質、粘土石灰質、砂質と異なる3つのエリアでぶどう栽培を行っています。
ワインの生産量は70%が白ワインですが、2017年に赤ワイン品種に向く粘土石灰質の畑を新たに購入しました。この新しい畑は、カルフォルニアとアルザスで修行した息子のクレマンが担当していますが、北国の品種も育てられる北東斜面畑なので、これまで栽培していなかった「ピノノワール」の栽培をはじめました。
ピレネー山脈に近い南西フランスで育ったピノノワール。試行錯誤を重ね、この「ガスコーニュ ピノノワール 赤」が誕生しました。
数々の受賞歴を持つ生産者の新たな挑戦が生んだオーガニックワインをぜひ一度、お楽しみください。