インパクトのあるフルボディタイプの白
ゴールドのニュアンスを帯びたサーモンピンク。
リンゴの蜜や藁のような香りにスパイスを感じるアロマも。後からレモンの皮のような柑橘系の香りも感じます。
口に含むと最初に長く伸びる酸味を感じ、長期醸しによるタンニンの存在が徐々に大きくなってゆきます。ボディの強さはミディアム以上。
長い間、果皮と種が果汁に接触したことにより、八角やシナモンなどのスパイス感があります。余韻には抹茶のような渋味が残ります。
普段とはちょっと違ったユニークな白ワインをお求めの方にぜひお試しいただきたい1本です。
オーストリア、ヴァーグラムの白ワイン。
ディヴァルト家が最も力を入れている、オーストリアの代表品種「グリューナーフェルトリーナー(オーストリア発音ではグリューナーヴェルトリーナー)種」を100%使用。
※無清澄・無濾過のため、少し濁りがあります。
※キャップは蝋(ロウ)で封印されています。コルクよりも少し刺さりづらいですが蝋に直接オープナーを差し込み、通常の手順で抜栓いただけます。
12ヶ月熟成させたインパクト抜群の味わい
10月に手摘みで収穫したぶどうを、除梗後に果汁を果皮と共に発酵させます。
毎日果汁を混ぜ合わせ10~14日後に発酵が終わると、樽に入れ12ヶ月間熟成。熟成に使う樽は、香りが付きすぎないように古樽です。果皮ごと長期間醸しているので色合いはサーモンピンクを思わせ、また、ろ過も清澄もしていないため、少し濁りのある仕上がりです。
作り手のマーチン曰く「バタースコッチやスパイシーな風味を感じる、まさに爆弾のようなインパクトのワイン」。
ワインの現地名である「Zündstoff」は、「起爆剤」や「激しい議論」という意味を持ち、このワインを一口飲むと思わず語り合わずにはいられない、そんなイメージが浮かびます。ラベルのイラストと合わせてインパクト抜群の白ワインです。