古代製法の希少なワイン

ル・コルドン・ブルー特製レシピ
シャンパンと異なり糖分を一切加えない古代製法。南仏の乾いた気候が育んだ糖度の凝縮したぶどうを用い昔ながらの方法で造ると、この優しい味わいが出来上がります。やや甘口でアルコール分は8%前後と低いため、女性や普段ワインを余り飲まれない方にもおすすめです。
白い花の香りにリンゴの風味。程よい酸味があり、爽やかな素晴らしい飲み心地です。
愛されワイン
- 休日の午後、おしゃべりのおともに…2-3人集まればすぐに1本開く美味しさ!
- パーティの乾杯に…食後のデザートワインにも!
- アペリティフに最適…気分も楽しく、食欲も沸く
- スイーツとともに…シンプルな焼き菓子と
- 多勢の集りに…あまり飲めない方にもおすすめ
- 女性へのプレゼントに…シードルのような優しい甘さが特徴
ピュアで頑固なベリュウさん

造り手のベリュウさんは、EUオーガニック認証制度が始まる前から存在する民間のオーガニック認証機関「ナチュール エ プログレ」の会長を務めたほどの熱い人物。とても優しくて控えめな方ですが、オーガニックについて語りだすと止まらない。店主が訪問すると一晩熱く語り合うことも。
地元を愛する彼が地場品種のモーザック(別名ブランケット;春先ぶどうの葉裏に細かい毛がびっしり生え毛布[=ブランケット]のようだから)を使って、今では珍しくなったリムーの典型的な味を体現しているのがこの古代製法のワイン。
ぶどうは手で摘むのですが、南仏の熱い太陽からのダメージを避けるため早朝に行います。ぶどうは、30kgしか入らない小さなかごに入れて醸造所まで運びます。これは大きな容器に入れると完熟した果実が重みで潰れて傷んでしまうから。
搾るときも、出来るだけ果実にストレスを与えないように素早く。この時点でぶどうジュースは15℃くらいありますが、それを0℃に冷却して保冷タンクへ運びます。あとは季節とともにぶどうジュースがワインへ変わり、発泡していくのを手助けするのみ。

ベリュウさんは、ナチュラルなワインを造るためにS02(二酸化硫黄)を一切使いません。
「これはマヴィの姿勢とは違うのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。マヴィは最高の状態でワインをお届けするため、ワインに必要最低限の二酸化硫黄を使うようお願いしています(オーガニックワインにも二酸化硫黄(SO2)が使われているのですか?)。しかし、この点だけは普段優しいベリュウさんも頑として譲りません。ベリュウさんと店主の友情、マヴィとお客様のベリュウさんのワインへの愛情を考えると、ベリュウさんのワインを諦めることはありえず…。話し合いの末、最終的に譲歩しました。例外中の例外です。
ワインを安定させる役割もあるSO2無添加ゆえ、ベリュウさんのワインは1本1本「個性的」。年度やロットによる差はもちろん、瓶ごとに味が違う場合もあります。味を補正しないオーガニックワインではよくあると言えなくもないのですが、ベリュウさんのワインはその差が大きい。開けるたびに新しい発見があって、ワクワクします!まるで1点ものの焼き物のよう。
差があると言ってもどのボトルもそれぞれ非常に美味しいのでご安心を。
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