造り手のセンスが光る、バランス&キレの良さ
グレープフルーツにディルなどのハーブや白い花の香り。ミネラル、白胡椒のスパイス感も。
口当りはまろやかで、フルーティな果実味と穏やかな酸味。ボリュームある飲み口をほのかな苦味が引き締め、キレも抜群。
本当に、いつ飲んでもこの人のワインは「巧い」。
太陽の強い南仏プロヴァンスのワインですが、収穫は深夜から始めて朝の8時には終了。そのまま農場内の醸造所で一気に果実を絞ります。収穫した果実が太陽の光や熱などで劣化する間もなく、採りたての最高の状態で加工されるのです。
雑味も一切なく、その仕上がりには感嘆の声が上がるのみ。
飲んだら笑顔になるか、とろけてしまうかのどちらかです。すっきりめのお料理と合わせてお楽しみあれ。
パリの名店「サンドランス」でオンリスト
ヌーヴェル キュイジーヌの鬼才と呼ばれたフランス人シェフ、アラン サンドランスの名店「サンドランス」でもオンリストされている逸品です。
同店勤務の日本人ソムリエの評価も高いそう。アラン サンドランスはルカ キャルトンでミシュラン3つ星を獲得したシェフですが、2005年ルカ キャルトン改装時に星を返上、現在の「サンドランス」を開店しました。「サンドランス」は2006年に、再びミシュラン2つ星を獲得しました。
このワインを日本に輸入しているのはマヴィだけ。
天才シェフの認めた味を、ぜひ味わってみて!日本にいながらパリの2つ星気分を楽しみましょう♪
ちなみに、サンドランスでは「メニューに合うワイン」を提案していて、この白は魚料理に載っているホタテ料理にあうワインとして紹介されています。
以下、難解なメニューゆえ、無理矢理の和訳になってしまいましたが伝わりますでしょうか・・・。美味しそうです。
・帆立貝のポワレとbette(フダンソウの葉)のラヴィオリ
・ケイパー入りバターを付けた薄いパンと生栗のラペ(おろし)添え
ご家庭でもお料理のアレンジの参考にしてみてくださいね。