ピヴァ家
ピヴァ家のプロフィール
フランス・ボルドー
シャトー プショー ラルケ
Chateau Pouchaud Larquey
シャトー デ セニャール ド ポミエ
Château des Seigneurs de Pommyers
認証は1984年より
ピヴァ家の住居は、13世紀にエドワード2世の命で建てられた、国の指定文化遺産である正真正銘の城。当主は本当に「熱い」オーガニック実践者。数々の受賞歴を誇るワインがぶどうの質と造り手の腕を証明している。
ピヴァ家の詳しい情報
【オーガニック歴】認証は1984年より
ピヴァ家の住居は、13世紀にエドワード2世の命で建てられた、国の指定文化遺産である正真正銘の城。当主は本当に「熱い」オーガニック実践者。数々の受賞歴を誇るワインがぶどうの質と造り手の腕を証明している。
シャトー プショー ラルケ&シャトー デ セニャール ド ポミエは、ボルドーならびにアントル ドゥーメールのアペラシオンに属し、畑は粘土珪土質の土壌の斜面部分ならびに平地にあります。この土壌の深層部は、粘土質のみです。畑は南、あるいは南西に向いており、日当たりに非常に恵まれています。
1世紀にローマ人によってぶどうの木が持ち込まれた土壌に位置し、ボルドーの“高貴な品種”(ボルドーでは、そこで育つ品種をこんな風に呼ぶのです)を育て、ワインを造っています。
昔ながらの「自然の肥料を土に与える」という方法で土作りをしています。ぶどうの発酵ならびにワインの醸造は、ピヴァ家の祖先が伝えてくれた通り、つまり「月の動きにしたがってワインを大切に扱うように」という昔ながらの方法に従っています。
ピヴァ家は、ずっとオーガニック農業を続けてきましたが、1984年公式に認証を取ることに決めました。環境に敬意を払い、お客様全ての健康に留意しています。オーガニックならではの安全性に加え、ボルドーワインには、医学的な長所もあります。少量を消費することで、意気消沈、痛風、貧血症、消化器系の病気、特に血液の循環に対してよく効くそうです。
ずっと昔から、代々ワイン造りに携わってきたピヴァ家は、イタリアのピエモンテから、1924年アントル ドゥ メールの土地に移り住み、小作農家として働き始めました。そして1961年シャトー プショー ラルケを購入し、成功を納め、1989年には歴史的建築物として登録されているシャトー セニャール ド ポミエも購入しました。
新たに購入したシャトーは、11世紀の時代のもので、チャペルや塔、鳩舎などが敷地内に備わっているほか、なんと樹齢800年というレバノン杉が生えています。十字軍の遠征時に兵士が持ち帰った種が、800年の年月を生き延びて今もこのお城を見守っているのです。この木の高さは30メートル、周りも6メートルくらいあり、すごいパワーを秘めています。
それ以降ワイン農家としての経験とノウハウを積み、今日ではコンクールにおいてもっともメダル受賞の多い農家の一つとなりました。そうなんです。ピヴァさんのワインのボトルには、いつもまぶしいくらい受賞メダルが輝いているんですよ!贈り物にするとインパクトあります。
もちろん、受賞が多くて美味しいだけではなく、心も満たし、皆さまのお食事を幸せの時間に変えるようなパワーを持ったワインです。
プショー ラルケとセニャール ド ポミエの違いは、畑にあります。
プショー ラルケは丘の上の方、セニャールはそこから車で5分ほど離れたやや下の方にあります。土壌は、プショー ラルケがカベルネ ソーヴィニョン向きで、セニャールはメルロー向きでサンテミリオンやポムロールに似た傾向があります。ワインのセパージュ(ぶどう品種)もその違いを反映し、プショー ラルケがソーヴィニョン中心、セニャールがメルロー中心です。
比較すると、プショー ラルケの方が力強く、セニャールの方が柔らかな飲み口になります。
最後に、美味しいワインにつきものなのが、美味しい食べ物。マヴィ代表の田村やスタッフがシャトーを訪れるといつも豪華なごちそうでおもてなししてくださいます。しかもお料理は、特別にジアン社(フランスでは有名な製陶会社)に注文して、城や庭の様子を描いた手描きのお皿で出されるのです。ぜひボルドーを訪れた際はピヴァ家のワインと共に美食をお楽しみください。