ホワイトの試飲コメント
明るい小麦色で少し濁りがあり、ボリュームと持続性がある白い泡が特徴。
穀物の香りが鼻に抜け、バナナとグレープフルーツの香りも。口に含むと滑らかで、生き生きとした泡立ちが感じられます。
味わいはドライで、穀物の繊細な風味とクローヴのニュアンスを感じられ、最後に軽やかな苦味とフローラルな香りが残ります。
日本初上陸のオーガニック クラフトビール
フランス アルザス地方のブレッシング家が造る日本初上陸のオーガニッククラフトビール!
ブレッシング家が営む小規模ブルワリー(ビール醸造所)「ブラッスリー ブレッシング」は生命工学の元研究者で現当主のトマと建築家で妻のナタリーによって2014年7月14日(フランス革命記念日)に誕生しました。
創業当初から使用する材料は全てオーガニック!
原料はホップ、麦、水、酵母のみ。この4つの組み合わせでいくつもの種類のビールを生み出しています。
しかも地元の原料を使いたいとのことから稀少なアルザス産ホップを使用。
さらに瓶内二次発酵で無濾過生!
その実力たるやパリ国際農業コンクールで毎年受賞するほど!
オーガニックはもちろん、小規模家族経営の妥協しない造り手の逸品。日本でマヴィにしかない貴重なオーガニック クラフトビールです。それゆえ、生産量は非常に少ないですが、マヴィならではのこだわり抜いた品質をビール好きはもちろん、ワイン好きの皆さまもぜひ一度体験してみてください。
≫マヴィ代表田村の生産者訪問記
おすすめの飲み方
おすすめの温度は8℃~10℃。
ブレッシングさんはビールにも料理とのマリアージュ(相性)を意識してつくっています。そのため、温度もキリっと冷やすのではなく、白ワインの提供温度と同レベル(10℃~14℃程度)でも美味しくなるよう心掛けているそうです。
冷やし過ぎたビールを飲んだところで、のど越しの爽快さがあるだけで美味しさなど感じられないから。そして冷たいビールは食事との大きすぎる温度差で、単に喉を潤すだけの存在となり、マリアージュを感じる余裕を奪ってしまう。
「自分のビールを単に消費するものではなく、しっかり味わうものとする」
これがブレッシングさんのビール造りへの愛情です。
「ビールは飲めない」と言う方にこそ、ぜひ一度お試しいただきたいオーガニッククラフトビールです。
受賞歴・認証
・2017年パリ国際農業見本市で銅メダル受賞
・オーガニック認証「ECOCERT」取得
アルザス産のオーガニックな原料にこだわる
原料は水、モルト、ホップ、酵母のみ。極力地元のものを使用しています。副原料は使いません。
ポップは希少なアルザス産のオーガニックなものを使い、モルトも原料の大麦と小麦はアルザスのオーガニックなもののみを使用しています。モルトに関しては、地元に焙煎工場がないので、加工はベルギーにて行っていますが、現在、地元のブルワリーで団体を結成して、モルトも地元製造に向け整備していく計画を立てているとのことです。
シャンパン製法と同じ瓶内二次発酵!大量生産ビールとは違います
味わいの違いは、モルト・ホップの種類と、仕込の時間などを調整することにより表現しています。
仕込に1週間。その後、2週間ほど静置(濾過しないので、異物を沈ませる)してから、熟成・二次発酵を2週間ほど行っています。
ベルギーなどのクラフトブルワリーでよく使われる手法ですが、熟成・二次発酵では、シャンパーニュと同じく、瓶内二次発酵で自然に泡を生み出します。
この泡が大変繊細で、アロマも良く引き立てます。当家の製法では加熱殺菌しませんが、酵母が微量の酸素を消費して、酸化を防げるので長持ちです。製法としては手間も時間もかかる方法ですが、そのやり方にこだわっています。