(平日 10:00~17:00)

生産者訪問ツアー

ソーテルヌの新しい生産者さんフルコー家を訪問(2019)

→前回のレポートはこちら

ソーテルヌの新しい生産者/霧の立ち込めるソーテルヌ/初めての試飲

ソーテルヌの新しい生産者

ボルドーといえばもう1つ有名なワインがあります。

黄金色に輝く極甘口の貴腐ワイン「ソーテルヌ」です。

貴腐ワインはぶどうに貴腐菌と呼ばれるカビの一種が付いたぶどうから造られるとても貴重なデザートワイン。
この日、私たちは今回のツアーでは本来訪問予定ではなかったソーテルヌへ向かいました。

到着したのはシャトーラギャレンヌ。元々マヴィでもお取り扱いのあったフェルボス家のシャトーです。

フェルボス家の当主クリスチャンさんがご病気で亡くなられた後は、近所に住むポルコ・フルコーさんがシャトーを引き継ぎました。
現在はフェルボスさんの奥様とその妹さんの協力の元、ポルコさんがソーテルヌを造っています。

造り手が変わってしまうと同じシャトーでもワインの質が変わってしまうことがあるのですが、ここシャトーラギャレンヌは、先代のご家族の協力もあり、 変わらずに素晴らしいソーテルヌが造られています。

ボワソーさんからもお墨付きのコメントをもらい、つい最近、お取引の継続が決まりました。

そうとなればせっかくボルドーに来ているのだから、新しい生産者のポルコさんにも会いに行こう!ということで急遽ソーテルヌ訪問が決定したのでした。

霧の立ち込めるソーテルヌ

到着したのは朝の9時半。辺り一面真っ白な霧に包まれています。

迎えてくれたのはポルコさんと、フェルボスさんの奥様と奥様の妹さん。現在も畑の目の前の家に住んでいます。


ポルコさんは元々1990年から他の人と共同出資してソーテルヌを造っていましたが、2013年にこちらのシャトーを引継ぎ、現在もオーガニックのままソーテルヌづくりに取り組んでいます。
共同出資の方はオーガニックではないので、このままシャトーギャレンヌでのオーガニックソーテルヌ造り1本に絞って続けていくことにしました。

それにしてもすごい霧。

ソーテルヌを造る貴腐菌が発生するためには、午前中は霧が立ちこめ、午後には晴れるという特別な条件が必要なのですが、まさかその気候をこれほどしっかり体験できるとは思いませんでした。

ポルコさんによると、シャトーの近くの森を流れるガロンヌ川と温度の低いシロン川が合流することで温度差によってこの霧が発生するそうです。

まだ小さい実をつけたばかりのセミヨン

9月の初旬にはセミヨンというぶどうが実りますが、貴腐菌がいつ付くかは自然次第。
菌がついたぶどうから収穫するので何回かに分けて収穫しなければならず、最低でも2~3回、多いときには10回以上に分けて収穫するときもあるそうです。

土壌はガロンヌ川が運んできた小石が混じるグラーヴ(フランス語で小石という意味)の土壌。

小石まじりの土壌

初めての試飲

さて、今日は昼からガスコーニュのバロー家も訪問するため、少し駆け足で試飲タイム!

まだ日本では紹介していないフルコー家のソーテルヌ。日本ではマヴィスタッフも飲んだことのないワインを一足先にツアーの皆さまに試していただきます。

ポルコさんお手製のフォアグラのカナッペと、ソーテルヌをいただきました。
極甘口のソーテルヌは、ブルーチーズなどの風味が強く、塩気のあるものとの相性も抜群です。

朝の10時からかなり贅沢なひとときを過ごしてしまいました……。

ポルコさん、新しいソーテルヌの生産者さんとしてこれからもよろしくお願いします!

ポルコさんの ソーテルヌ 貴腐 の購入はこちらから!

さて次はバローさんの待つガスコーニュへ向かいます。

関連記事

  1. 生産者訪問ツアー

    イタリア・フランス7日目(2017)

    アルザス名物料理とコルマールの町/ビオディナミ農法の豊かな畑/ぴかぴ…

  2. 生産者訪問ツアー

    イタリア・フランス6日目その2(2017)

    情熱家のアルノー/発酵途中のワインをテイスティング/ブルゴーニュの郷…

  3. 生産者訪問ツアー

    イタリア・フランス5日目その1(2017)

    美食の都リヨンのブションで楽しむ郷土料理/ボジョレーのシュブラン家へ…

  4. 生産者訪問ツアー

    南仏・ラングドック3日目(2015)

    前日のレポートはこちら2015年6月10日 タリ家(カルカッ…

  5. 生産者訪問ツアー

    スペイン・カタルーニャ5日目(2015)

    前日のレポートはこちら2015年6月12日 バルトラ家(バル…

  6. 生産者訪問ツアー

    イタリア・フランス3日目(2017)

    ロヴェロ家のぶどう畑やカーヴを見学/アルプス越えとディの町2…

PAGE TOP