(平日 10:00~17:00)

生産者訪問ツアー

コニャックのセガン家訪問(2019)

→前回のレポートはこちら

コニャック飲み比べ/セガン家を見学/ピノでアペリティフ/ランチタイム

コニャック飲み比べ

コニャックの町の郊外のホテルに到着し、タクシーでコニャックの町へ。
タクシードライバーさん(というよりも近所に住む地元のおじさまという雰囲気)におすすめされたレストランへ向かいます。

レストランは町の中心にあるフランソワ1世広場のすぐそば。

コニャックの広場

コニャック地方で造られる辛口の白ワインには、やっぱり新鮮な海の幸!
と、魚介の盛り合わせのプレートを頼むことにしたのですが、2人前と書かれていたはずなのにやってきたのがこの量。

魚介の盛り合わせ
一生分のエビを食べたと思います…

他のメニューも食べたいからと、6人で2皿頼んでいたのですがこれは1皿で十分だったかも…。

手分けしてなんとか食べ終わったときは、隣のマダムから「やったわね♪」とウィンクをいただきました。

コニャックの夜ということで、もちろん有名メーカーのコニャックを飲み比べ。

コニャック飲み比べ

帰りも、同じタクシーのおじさまに電話をかけてもらい、満腹&ほろ酔いでホテルに戻ったのでした。

セガン家を見学

コニャックの町からバスでセガン家へ向かいます。

ローランさんとクローデットさん

先代のローランさんと、奥さんのクローデットさん、そして娘のカリーヌ。今でも親子ぶどう畑とワイン造り、コニャック造りをしています。

ボワソーさんとカリーヌ

ここでボワソーさんも合流です。

ちょうどトラクターで畑を耕しているところで、カリーヌが「パパ、ちょっとデモンストレーションしてみせて」とトラクターを動かしてくれました。(一方通行で戻ってくるのが大変なのでお父さんはちょっと嫌そうでした…笑)

トラクターで畑を耕すところ

狭く見える畝の間をぶどうの木を倒さずに上手に雑草を土に鋤きこんで行きます。

耕された畑

畑に植えられているのはカベルネソーヴィニヨンやメルロー、そしてコニャックを造るユニブランやコロンバールといった品種。

伸びすぎたつるはワイヤーに巻き付け

伸びすぎたつるはワイヤーの上部に巻き付けていきます。

外のタンクは全てコニャックを造る白ワイン用です。

コニャック用の白ワインタンク

タンクは上からも作業できるように足場が造られており、上からの景色は壮観!(私は梯子を3段登ったら足が震えてリタイア)

タンクの上から見たぶどう畑
というわけでお写真は「酒の矢田」様より

毎年異常気象がニュースになっていますが、ここコニャック地方でも今までなかったような竜巻が起きて、購入したばかりのタンクが飛ばされかけたそう。
2015年に南仏のタリさんを訪れたときも、このまま気温の上昇が続けば従来のワイン造りが難しくなるかもしれないとおっしゃっていたことを思い出します。

さて、いよいよコニャックを造る蒸留所を見学します。
コニャックを熟成させる古い樽の間を抜けていくと…年季の入った蒸留器がある部屋に出ました。

コニャックの蒸留器

この蒸留器はカリーヌの祖父が戦前の1930年代に購入したもの。90年近く使われているのです。とはいえ、動かすのは1年に1度だけなのでまだまだ現役。

蒸留には厳しい免許が必要で、9月下旬から翌年3月の間に1度だけ使用が許可されていて、セガン家ではぶどうの収穫が終わった後の10月頃に2-3週間かけて蒸留します。これが大手メーカーになるともっと大きな蒸留器を期間中ずっと稼働させるそう。

セガン家の小さな蒸留器では1度にワイン10ヘクトリットル分、コニャックだと1キロリットルしか造れません。350mlのボトル換算すると3000本にも満たない量です。

蒸留したコニャックは最初は小さな樽で熟成し、大きな樽に数年分をブレンドしてさらに熟成させます。

コニャックを熟成する樽
コニャックを熟成させる樽

今はお父さんのローランさんの代に造って樽で熟成させているコニャックを出荷しています。カリーヌが造ったブランデーはまだ若く、主に「ピノ デ シャラント」というリキュール造りに使われています。

ピノ デ シャラントはぶどうの果汁にコニャックを加えて樽で熟成させたリキュールで、ぶどうの甘みの残る飲みやすい味わいです。

ランチの前にピノの試飲をすることになりました!

ピノでアペリティフ

ピノ デ シャラントを開けるクローデットさん
クローデットさんのピノ!(お写真は「酒の矢田」様より)

お母さんのクローデットさんの代に造ったピノ(ピノ デ シャラント)と、手作りのパウンドケーキを出していただきました。

アルコール度数はワインよりも高いのに、まろやかで甘みのあるピノはついつい進んでしまいます。

ピノ デ シャラントと手作りのパウンドケーキでアペリティフ

マヴィ未発売のピノだけあって、ここでお買い物する方が多数!
小さな販売所に置いてあるストックでは足りず、クローデットさんが笑顔で裏から追加のピノを持ってきてくださいました。

(もしかしたらピノも数量限定で入荷するかも…!?)

ランチタイム

ここからは地元のレストランへ移動してランチ…の前にまたアペリティフ(笑)

カリーヌのピノ デ シャラント

今度はカリーヌの造ったピノで乾杯です。

テラスで乾杯

クローデットさんのものよりも爽やかでオレンジのような香りが特徴。自然に囲まれたテラス席で飲むのにぴったりな味わいでした。

さすがに日差しが強いので、ランチは室内でいただくことに。

レストランのテーブル

お供のワインはもちろんセガン家のシャランテ。(

まずはこの時期の定番の前菜、生ハムメロン。ピノを使ったメロンシャーベットが添えられています。

生ハムメロン

海老のグリルはトマトクリームソースで、お隣には野菜が入ったサモサ。

メインのプレート

チーズと、

チーズ

デザートはナッツたっぷりのアイス。

デザートのアイス

を、もちろんセガンさんのナポレオンと一緒に!

ナポレオン

セガンさんのナポレオンは1度飲むとその芳醇な香りとなめらかな口当たりにファンになってしまう方の多い1本です。

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ナポレオンは現在欠品中ですが9月上旬頃再入荷を予定しております。
セガンさんのコニャックVSOPは販売中♪
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車で来ているため残念ながら飲めないボワソーさんも、自宅用にしっかり購入していました。

次はバスでボルドーの世界遺産サンテミリオンへ向かいます!

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