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(平日 10:00~17:00)

生産者訪問ツアー

イタリア・フランス1-2日目(2017)

ミラノ観光1日目/ミラノ観光2日目/ロヴェロ家での夕食

はじめに

隔年で行われているマヴィの生産者訪問ツアー。

普段私たちが飲んでいるワインが、どんな場所で、どんな人たちの手によって造られているのか肌で感じることができるということで毎回大好評をいただいています。

今回のイタリア・フランスを巡る旅では、なんと代表田村、マヴィスタッフを含めて総勢25名という大所帯になりました。

リピーターの方も多く、最後はキャンセル待ちの方も出るほどでした。

マヴィのワインを愛飲してくださっているだけあって、参加者の方は皆さま本当に食べること、飲むことが大好き!

今回は北イタリア、リヨン、ブルゴーニュ、アルザス、シャンパーニュ……とワイン&グルメ好きにはたまらない銘醸地や美食の地が名を連ねています。

同行したマヴィスタッフOが今回も旅の様子をお届けいたします。

それではしばらくの間、お付き合いいただければ幸いです。

2017年6月11日 ミラノ観光1日目

訪問ツアー1日目、この日は早朝にパリで乗り換えをして午前中にミラノに到着です。

今回マヴィ代表田村と私Oは、事前に現地入りをしておりツアーメンバーとはミラノ空港で待ち合わせの予定でした。

初めての方もいらっしゃる顔合わせ、皆さまを笑顔で元気に迎えよう!と思っていた計画はどこへやら、なんと飛行機の到着時間を勘違いしていたマヴィスタッフは、空港のベンチでうたた寝している姿を皆さまにばっちり見られてしまいました。最初から大失態をいたしまして、大変失礼いたしました…。

皆さま長旅でさぞお疲れかと思いきや、乗り換えのシャルルドゴール空港ですでにシャンパーニュを楽しんだ方もいらっしゃるというお話を聞いて、2年ぶりでも変わらないマヴィツアーらしさに「さすが!」と思わず最初から笑顔になってしまいます。

ホテルに荷物を置いたら、まずは観光名所のガレリアとドゥオモに寄って記念撮影。そこからはグループに分かれて自由行動となります。

事前にコースが決まっているわけではないので、ミラノ名物を食べにレストランに行くグループや、モンテナポレオーレ通りでショッピングを楽しむグループ、美術館巡りをするグループなど各々の希望を出し合って決めます。

こちらはレストランでいただいた料理の数々。上から、生ハムメロン、今が旬だという生ポルチーニ茸のソテー、ミラノ風カツレツ、画像ではわかりづらいですが1カップ分はありそうな大きなティラミスなどをいただきました!

午後からはイタリアの食材店「イータリー」へ向かう人も多くいらっしゃいました。

3階建ての建物に、パスタからワイン、チーズに生ハム、パンや雑穀に生鮮食品、できたてのお総菜などたくさんの食材が並んで、何日あっても見足りないほど!

もちろんオーガニック製品も数多く見られます。ツアーメンバーの中にはプロのお料理の先生もいらっしゃって、日本ではなかなか手に入らない食材をお買い物されていました。

夜になり、私たちはホテル近くの魚介料理のお店へ。イタリア語のメニューしかない地元の人向けの雰囲気の中、フリットと白ワインなどをいただきました。

ホテルの横には大型スーパーもあり、お部屋でゆっくりされる方もいらっしゃいましたよ。

2017年6月12日 ミラノ観光2日目

2日目の朝、おはようございます!この日も夕方まで自由行動です。

ミラノでは、月曜日はあいにく美術館や博物館がお休みのところが多く、私たちのグループは公園や街中を散策することにしました。

ミラノで一番大きなセンピオーネ公園にあるスフォルツェスコ城。ここも中は博物館になっていますが、休館日なのでのんびりした雰囲気で外観を見て回ります。

近くのお店でランチをいただきました。中庭風のテラス席が可愛かったです。

ランチのお店から歩いて行けそうな距離だったので、レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ。

「最後の晩餐」を見るためには事前の予約が必要なのでせめて教会の中だけでも見てみようと思ったのですが、なんと月曜日だからか教会も閉まっていました(がーん)

名残惜しくタクシー乗り場へ向かっていると、教会のすぐ近くでなんだか素敵な空間を見つけました。看板を見ると英語で「Leonardo’s Vineyard(レオナルドのぶどう畑)」と書かれています。

まだガイドブックにも載っていないこの場所は、2015年のミラノ万博を機に公開されたばかりだそうで、レオナルド・ダ・ヴィンチが「最後の晩餐」の報酬としてゆずり受けたぶどう畑を再現したものだとか。

ワイン農家巡りのツアーで、偶然見つけた小さなぶどう畑でした。

ロヴェロ家での夕食

ミラノ観光を終えた一行は夕方、アスティへ向けてバスで出発しました。

今日の夕食はロヴェロ家が経営する農家レストランでいただく予定になっています。

アスティの街から15分ほど行くと夕日に照らされた斜面いっぱいのぶどう畑。今までの街中の風景とはまた違う広大な風景にメンバーから歓声が上がります。

現在ワイナリーの中心になっているエンリコが奥さまや可愛いお子さん(三つ子ちゃんです!)たちと出迎えてくれ、さっそくレストランへ案内してくれました。

素敵な部屋に大人数で座れるようにテーブルが用意され、お子さんたちもお皿を運んだりナプキンを並べたりとお手伝いして微笑ましい光景。

ここは家族経営の小さなレストランなのでここでお食事をとるには必ず事前の予約が必要です。

まずはすっきりした微発泡のヴァルドナータで乾杯です。

エンリコの説明では、今日は25人のメンバーにワインを各種2本ずつ出していただきテイスティングをしながらお食事をするようです。

25人に2本だとちょっと少ないんじゃないの…?と思ったワイン好きの皆さま、ご安心ください。ロヴェロ家ではたくさんの種類のワインを作っているので、少しずついただかないと最後までたどり着けないほどなのです!(結局、最後までたどり着けなかったのですが…理由はまた後ほど)

前菜で出てきたサラミとハムの盛り合わせにフレッシュなシェーブルチーズ2種。ここピエモンテは「ピエ=足」「モンテ=山」で「山のふもと」という意味があり、前菜はやはり魚介よりは肉類が中心です。

ステンレスタンクですっきり仕上げたモンフェッラート ソーヴィニョンブランと、樽を使ったピエモンテ ソーヴィニョンブランです。

モンフェッラートはソーヴィニヨンらしい清々しいハーブの香りが広がり、ソーヴィニヨン好きの方に大好評!ハーブの香りと果実味、酸味のバランスがよくついついグラスが進みます。爽やかな味わいのチーズとぴったりでした。

ピエモンテは、絞ったぶどうの果汁をそのままバリックという小さな樽に入れ、発酵から木樽でおこないます。そのためパイナップルの皮の部分のようなトロピカルで爽やかな香りと、複雑な余韻が楽しめます。抜栓してから数日間、味わいの変化を楽しめるようなしっかりしたワインです。グラスに注いでから少しずつ味わいが変化していくので、ぜひゆっくり楽しんでくださいね。

2つの白ワインは、前菜のサラミの盛り合わせやバターの風味が豊かな一口サイズのパイ、旬のズッキーニの花のフライ、アーティチョーク入りのオムレツ、レッドキドニーなどと楽しみました。どれもシンプルな味付けなのに、本当においしい!

次は赤ワインの飲み比べです。

ロヴェロ家で一番重要だという品種バルベーラです。バルベーラは畑全体の60%を占めているそうです。マヴィでも取り扱っている、サンパンセグスティンが並びました。

サンパンセはイタリア語で「お気楽な」という意味の名前の通り、とってもフレンドリーで気軽に飲める味わいです。ほんのり野菜のニュアンスもあるのでグリーンピースのパスタとぴったり!そしてこのグリーンピースがおいしいのなんの、まるでとうもろこしのような甘みの強さです。

ちなみにパスタに使われているのはバターです。

イタリアのオイルというと、バターではなくオリーブオイルのイメージが強い方も多いと思いますが、長靴の形をした縦に長いイタリアでは、北と南で食文化がだいぶ異なります。

オリーブオイルが使われるのはシチリアやナポリの南側。ここピエモンテを含む北側はバターを使った濃厚なものが多いそうです。

グスティンも濃厚でタンニンもしっかりしていますが、きれいな酸味と、大樽を使ったエレガントな香りでするすると飲めてしまいます。ただこれまでのお食事と合わせるとやはりワインが強く、勝ってしまいます。

メインはローズマリーの香りがほのかについたローストポーク。これも味付けはシンプルですが噛みしめると、しっとりとしたうまみが口に広がりいつまでも食べていたいお皿でした。

メインは先の2つのバルベーラ以外にも、ネッビオーロやロヴェロ家いちおしのロウヴェと合わせて楽しみました。付け合わせの野菜はスチームしたあとバターで炒めているようで、野菜の甘みが引き立っていました。ちなみにロヴェロ家では野菜や果物の畑を持っていて、これは自宅用や、この農家レストランや農家民宿用として使われています。

今回のツアーに参加してくださっている方の中には、ベジタリアンの方や小麦や乳製品にアレルギーを持つ方もいらっしゃいました。

事前に生産者にお伝えしていたところ、どの農家さんでもお肉の代わりになるお料理やグルテンフリーのパンやパスタなどを用意してくださり、たくさんの人が一緒に食事を楽しめるようにという気遣いや、食への関心の高さを感じました。

こちらがロヴェロ家で出していただいたたっぷりのスチーム野菜と、グルテンフリーのトマトパスタです。

お食事を気にされていたメンバーの方からも「生産者さんたちの素晴らしい気遣いに感動したのでぜひたくさんの人に伝えてほしい!」と言っていただけたので、できるだけこちらのメニューもご紹介していきたいと思います。

デザートはヘーゼルナッツのケーキ。ヘーゼルナッツはピエモンテ州の特産で、ロヴェロ家でも大きな木を持っています。

ケーキは小麦粉を使っておらず、ほろほろとした触感。ヘーゼルナッツの香ばしい風味が、甘口のブラケットと文句なしのマリアージュでした!

さて、本来ならここで締めのコーヒーか、あるいは食後酒といきたいところなのですが、問題が発生してしまいました。現在時刻は夜の10時半。

「マヴィの訪問ツアーあるある」のひとつなのですが、お食事とお話が盛り上がるあまり、当初予定していた時間を大幅にオーバーしてしまうことが多いのです…。バスの時間が限界まで迫り、食後のコーヒー(もしかしてグラッパだったかも…)を泣く泣くあきらめて一行はホテルへ戻りました。運転手さんも遅くまで本当にありがとうございます。

次回はロヴェロ家のワインが造られる、畑やカーヴの見学をした様子をお届けします!

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