(平日 10:00~17:00)

デザート

ビュッシュ ド ノエル

材料(22cm×30cmほどの型1台分)

▼スポンジ生地

  • 卵 3個
  • 砂糖 80g
  • 薄力粉 70g
  • バニラエッセンス 少々
  • 塩 ひとつまみ

▼クリーム

  • マスカルポーネチーズ 1パック(250g)
  • 砂糖 大さじ 2杯半
  • ココア 大さじ2杯
  • 卵 2個
  • 洋ナシとマンゴーの缶詰(お好きな果物でOK)
  • ブランデー 大さじ1(キルシュ等、リキュールでもOK)
  • その他飾り用にクラッシュアーモンド、ココナッツパウダー、アラザンなどお好きなもの

作り方

  1. 生地を焼きます。オーブンは180℃に温めておきます。2つのボールを用意して、卵を黄身と白身に分けます。黄身の方に砂糖を入れ、泡だて器を使って白っぽくもったりとするまでよく混ぜます。泡だて器を持ち上げたとき、リボン状に落ちていくようになるのが目安です。
  2. 白身には塩をひとつまみ(ほんの少しでOK)入れ、電動泡だて器を使って、しっかりと泡立てます。こちらは角がピンと立つまで泡立てましょう。
  3. [1]に薄力粉を振るいながらいれ、木べらを使ってなるべくさっくりと、でも滑らかになるように混ぜ合わせ、バニラエッセンスを加えます。
  4. [3]に泡立てた白身を大さじ2杯くらい加え、しっかりと混ぜ合わせます。その後残りの白身を加え、できるだけ泡を壊さないように優しく混ぜます。
  5. 型に流し入れ、オーブンで20~30分焼きます。竹串かナイフを刺してみてドロッとしたものがついてこなければOK。焼きあがったら乾燥しないように布巾でくるんでおきます。
  6. 焼いている間にクリームを準備します。マスカルポーネチーズに卵黄と砂糖を加え泡だて器でよく混ぜます。そこにココアを加え、さらにしっかりと混ぜておきます。
  7. 白身は電動泡だて器でしっかりと泡立てます。こちらも角がピンと立つまで。
  8. [6]と[7]をゴムべらで優しく混ぜ合わせます。
  9. 洋ナシとマンゴーは、それぞれ3切れずつくらいを5mm角くらいに刻みます。洋ナシの缶汁にブランデーを混ぜ、ケーキの内側になる部分に刷毛で塗ります。
  10. マスカルポーネクリームの半量をシロップを塗った上に平らになるように伸ばします。その上に刻んだ果物を散らし、手前から向こう側に向けて巻きます。
  11. 巻き上がったケーキを残りのクリームで覆い、ナイフやフォームなどを使って木の幹に見えるように模様をつけ、お好きな飾りで飾ってできあがり。

※クリームは生クリームでもOKです。その場合は卵は不要です。シンプルに生クリームとイチゴでももちろんおいしくできます。ロールにしなくて、半分に切って2段にすればショートケーキになりますよ。生地に油脂が入っていないため軽めのケーキになります。

コラム

今年も残すところ2週間。焦っても仕方ないとはいえ、先生も走ってしまうという師走。皆さまも慌しい日々をお過ごしのことと思います。先日私は友人の家で「初湯たんぽ体験」をし、その驚異的な温かさ、でも本当に安心できる優しい柔らかな温かさに感激しました。冬の寒さにお悩みの方にはぜひぜひお勧めです。ほかほかカーペットやコタツとは全く別物の、幸せな温かさを実感できると思います。

この連載を始めて、今年でなんと5回目のクリスマスです。毎年何を紹介していたのかな…と読み返してみると、肝心なものが抜けていることに気づきました。クリスマスと言えば、ケーキですよね!やっぱり。幼い頃を思い出しても、クリスマスと言えば、ツリーを飾って、鶏の骨付きもも肉を焼いたものとクリスマスケーキを食べ、時にはクラッカーを鳴らしたりして、長靴に入ったお菓子を買ってもらって、目が覚めたら枕元にプレゼント、という絵に描いたように典型的な(多分?)クリスマスを過ごしていました。クリスマスケーキはたいてい父が仕事帰りに買って帰ってくれて、私も弟もチョコレートが好きだったので、チョコレートクリームの確率が高かったような。今ほど種類も豊富ではなかったし、高級なものでは決してなかったけれど、ケーキというだけで嬉しかったなあ…。幸せな温かい思い出です。

フランスの定番クリスマスケーキと言えば、ご存知の方も多い「ビュッシュ ド ノエル」。日本でもずいぶんよく見かけるようになりました。薪を模したケーキで、代表的な味としては、バニラ、プラリネ、グランマニエ(オレンジ風味のブランデー)、コーヒー、チョコレート、いちごなどだそうです。クリームは基本はバタークリームのようですが、最近ではアイスケーキになっているタイプも人気なのだとか。砂糖で作ったもの、あるいはプラスチックのサンタクロースや斧、キノコに小人といった飾りをつけるのが本来のビュッシュ ド ノエルのようです。

なぜ薪の形かというと、諸説あるとも言われていますが、クリスマスイブの夜には、できれば大晦日までもつような、ゆっくりと燃える大きな薪を暖炉に入れたことが関係しているようです。その木は原則として実をつける木が選ばれ、それは新しく来る年の豊作を願ってのことだったそうです。

ビュッシュ ド ノエルで思い出すのは、ブルゴーニュでお世話になっていた牧場のマルトおばあちゃん。牧場のお食事はいつもマルトおばあちゃんの仕事で、ランチは基本鶏肉料理(毎日、鶏、鴨、ホロホロ鶏、ガチョウ、七面鳥のいずれかがオーブンに入っていました。七面鳥以外は基本丸ごと)に前菜と付け合せにデザート、夜はいろいろお野菜のポタージュスープです。デザートにはよくロールケーキを作っていました。孫たちが大好きだったこともあるし、スポンジを薄くて四角い型に入れて焼き、たいていはジャムを塗ってクルクルっと巻いてできあがりという手軽さも良かったのでしょう。その調子でクリスマスには、その周りをクリームでデコレーションして、フォークを使って模様をつけ、あっという間にビュッシュ ド ノエルの完成。当時5歳と7歳だった孫たちも大喜び。もちろん大人も大喜びでした。

というわけで、今回は5回目にしてクリスマスケーキをご紹介しようと思います。
今年のコラムはこれにておしまい。また来年もよろしくお願いします。

(2012年12月17日 長谷川)

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