(平日 10:00~17:00)

その他

みんな大好きクレープ~きのことチーズと卵のクレープ~

材料(約6枚分。薄さやフライパンの大きさによって変わります)

  • 卵2個
  • 小麦粉100g
  • 牛乳200ml
  • 溶かしバター20g
  • 塩ひとつまみ

▼中の具

  • しめじ、まいたけ、エリンギ、しいたけなどお好きなきのこ 一人につき両手ですくえる分くらい
  • にんにく少々(なくても良いです。お好みで)
  • 溶けるタイプのチーズ(グリュイエール、エメンタール、コンテなど) 一人大さじ1~2杯
  • 卵 人数分
  • バター 30g(お好みでオリーブオイルでも)
  • 塩、こしょう 適量

作り方

  1. クレープ生地を作ります。小麦粉と塩をあらかじめ混ぜておき、中央にくぼみを作っておきます。そのくぼみに良く溶いた卵を入れ、木べらか箸を使って少しずつ小麦粉を内側に崩すような形で混ぜていきます。
  2. よく混ざったら牛乳を少しずつ加えてのばしていきます。ゆっくりと少しずつやるのがポイント。できあがりはかなり液体っぽくなります。
  3. [2]に溶かしたバターを混ぜたら生地のできあがりです。
  4. よく温めたフライパンに生地を薄く流し入れ、表面がかわいたら裏返して裏面もさっと焼いてできあがり。お皿などに移して人数分焼いておきます。
  5. 具を作ります。きのこ類は適当に房に分けたり、刻みます。にんにくを入れる方はみじん切りにしておきます。
  6. フライパンにバターを溶かし、にんにくを加え、すぐにきのこを入れて炒めます。きのこから水分が出てきたら塩、こしょうで味をつけ、火を止めます。
  7. 別のフライパンを中弱火にかけ、[4]のクレープを1枚戻します。中央部分に卵を割り、白身をクレープの上に広げるようにします。黄身の周りに[6]を薄く平らに置き、チーズをふりかけ、ふたをして1~2分待ちます。
  8. クレープの四方を内側に折り、できあがりが四角になるようにしてお皿に移して熱々をいただきます。

※上記のような食事になるクレープの場合、小麦粉の代わりにそば粉を使うことも多いです。特にブルターニュ地方ではガレットと呼ばれ、食事になるしょっぱいものをガレット、甘いデザートになるものをクレープと使い分けることもあります。具は百人百様。代表的なものを挙げると、食事用では上記きのこのほかに、1)卵+チーズ+ハム(もっともクラシック)、2)ラタトゥイユ+卵、3)海の幸+クリームなど、そしてデザートでは1)砂糖プラスレモン汁あるいはリキュール類(グランマニエが有名)、2)ジャム、3)マロンクリームやチョコクリームなどです。

コラム

盛りだくさんだったフランス~イタリア(ピエモンテ、ヴェネト)~オーストリアの旅を終え、先週戻ってきました。フランスのトゥールーズ空港を降りてからはずっと毎日車で移動でしたが、特にミレジムビオの終了後は、毎日600km前後を走るという強行軍。しかも、ペーパードライバー2名+車大好きの社長1名というチームだったため、私を含むペーパードライバー組は一切ハンドルを握ることはもちろんなく、社長はたった一人で全行程2500km近くを走破。本当にお疲れ様でした!

この1月の出張の主な目的は、今年のワイン(今年で言うとこの間収穫された2011年ヴィンテージのこと)の出来を確かめるためのもの。ブログなどでもご紹介していますが、気になる「桜ロゼ」、「創立記念オリジナルワイン」を初め、マヴィで不動の大人気を誇るドウェルさん、泡職人アシャールさんの泡の数々、ボルドーのピヴァさんのところでは5年分ほどの垂直テイスティング等々、展示会会場では連日100種類を超える試飲。

各生産者宅でも今度はじっくりと腰を落ち着けてやはりまたテイスティング。生産者のお宅ではお料理とのマリアージュも愉しめるのが嬉しいですね。そんなお話もまた次回以降していけたらと思いますが、2月のこの時期はやはりクレープの話をしないと。

「ん?」と思った方、ほとんどですよね(笑)。「ピン!」と来た方、かなりのフランス通ですね!ウィキペディアの情報によると現在は2月2日に固定されているようですが、この日はキリスト教の祭日であるChandeleur(正式にはPresentation du Christ au Temple=幼いキリストが初めて寺院に連れられた日)です。そして今では、その宗教的意味合いよりもフランスでは「クレープの日」と言った方がわかりやすいほど、クレープの話になります。料理雑誌やWEBの料理ページもやたらとクレープを紹介するし、私が滞在していた家庭でも「今日は○○だからクレープを食べなきゃね。」と言われたものでした。もちろん○○とはChandeleurのこと。けど当時の私はChandeleurと言われても何のことかさっぱりわからなかったし、この言葉を正確に知ることになるのはずっと後になってから。それでも「クレープを食べなきゃね」の部分だけはしっかりと理解して、頭には「はてな?」をいっぱい浮かべつつも、大好きなクレープを食べなきゃと言ってるわ、やったー♪と素直に喜んだものです。

なぜその日にクレープか、というのには、ローマに巡礼に来た人々に当時(5世紀)のローマ法王がクレープを与えられたからだとも言われているし、別の言い伝えでは丸くて黄色いクレープの様相が太陽のイメージで、暗くて寒い冬から春の到来を思わせるからだとも言います。私は断然後者の方が腑に落ちます。だってこれは日本で言う節分に他ならないのですもの。彼の地では温かくて丸いクレープで春を思い、こちらでは豆をまいて鬼(悪・冬・暗いもの)を追い払い、福(幸・春・明るいもの)を呼び寄せる。宗教もやることも場所も全然違うけれど、人の思うことは万国共通なのかも…って思いませんか。

いつかご紹介したいと思いながら、70話目にしてようやく満を持して登場したクレープ。こちらも「いろんなところでクレープを食べるけど、うちのおばあちゃんのレシピが一番なのよね。」という言葉が飛び出すことの多い、家庭それぞれの味のあるお料理の1つ。クレープ生地さえ作れば、ピザなどと同様、中に巻き込む具材はお好み次第。子どもも大人も大好きなクレープで暖かな春の訪れを待ちましょう。

(2012年2月6日 長谷川)

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