爽やかで心地よい味わいのシャンパーニュ
淡いイエローゴールド。
花梨や軽くソテーした林檎に、コリアンダー、蜂蜜、石灰を思わせるミネラルの香り。
泡は柔らかく繊細で、しなやかな酸とともに滑らかな旨みが広がる。余韻には蜂蜜やフレッシュなバターの印象が酸味を伴って長く続く。
繊細で果実味と酸味とのバランスがよく、ブリュノ ミシェルの代表的な1本です。マルメロやリンゴ、トーストの香りが心地よい、爽やかな仕上がりのシャンパーニュ。
ピノムニエとシャルドネをブレンドし、ピノ ムニエは味わいにフルーティさと丸みを、シャルドネはフレッシュさを与えています。
2021年現在に出荷されているのは、最低でも6年以上寝かせた2011年のものです。
ぶどうの栽培からワインの醸造、販売までを1つのドメーヌで手掛けるRM(レコルタン マニピュラン)
シャンパーニュでは大手の有名メーカーが農家からぶどうを買い付け、自社の工場でシャンパーニュを仕込む「ネゴシアン・マニピュラン」が一般的ですが、ミシェル家もマヴィの他の生産者と同様にぶどうの栽培からワインの醸造、販売までを1つのドメーヌで行う貴重な「レコルタン・マニピュラン」です。
まさに家族一丸となってドメーヌに携わっており、現在はドメーヌの責任者でもあるブリュノさんが畑仕事を、奥様のカトリーヌさんが経理を、息子のクレマンさんがセラーの管理を、娘のポリーヌさんがワインの醸造を、娘婿のギヨームさんが広報や販売を担当しています。
ミシェルさんたちは、レコルタン マニピュランであることに「自由」と「責任」があると考えています。
ぶどうやワインの声に耳を傾け、彼らがどんなワインになりたいかを感じ、その通りに造る自由があること。
ぶどうを植えてからワインを醸造して、そしてお客さまに引き渡すまで、最初から最後までを通して、全てにおいて責任を持てること。
この2つのことに、ミシェルさんたちはやりがいと満足を感じています。
彼らは大きな市場が求めるままに、画一的な味わいのシャンパーニュを大量に造る必要がありません。自然が望むまま、また自分たちが望むままのワイン造りを目指し、挑戦していくことができるのです。