1999年パリ全国農業コンクール金メダル
非常に良年のボルドー。
同じミレジムを2本同時にあけても、くっきりとした違いが出てくることもあり、それがオールドヴィンテージをあける喜びでもあります。
熟成したメルロー種の持つ光沢のある深い赤褐色に、下草の香りに熟れた赤い果実の熟成香。
タンニン分はとてもしなやかで角が取れてまろやか。
バランスの良いブーケと素晴らしい構造を持つワインです。
常に素晴らしいワインを醸す生産者、ピヴァさんならではの出来栄え!
上面がスライド式の蓋になっている木箱入りなので、ご進物用にぴったり。もちろん、ご自身のコレクションにもどうぞ!
●ご注意ください
- 通常のアルミキャップではなく、蝋(ろう)で封をしてあります。蝋はソムリエナイフなど硬いもので叩いて割ってください。
- 抜栓の際は、丁寧に細心の注意を払ってコルクを引き上げてください。(二枚刃タイプのワインオープナーがおすすめです)
(フタを閉めた状態)
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1999年パリ全国農業コンクール
金メダル |
シャトーについて
シャトーは、ボルドーならびにアントル ドゥーメールのアペラシオンに属し、畑は粘土珪土質の土壌の斜面部分ならびに平地にあります。この土壌の深層部は、粘土質のみです。畑は南、あるいは南西に向いており、日当たりに非常に恵まれています。
1世紀にローマ人によってぶどうの木が持ち込まれた土壌に位置し、ボルドーの“高貴な品種"(ボルドーでは、そこで育つ品種をこんな風に呼ぶのです)を育て、ワインを造っています。
昔ながらの「自然の肥料を土に与える」という方法で土作りをしています。ぶどうの発酵ならびにワインの醸造は、ピヴァ家の祖先が伝えてくれた通り、つまり「月の動きにしたがってワインを大切に扱うように」という昔ながらの方法に従っています。
ピヴァ家は、ずっとオーガニック農業を続けてきましたが、1984年公式に認証を取ることに決めました。環境に敬意を払い、お客様全ての健康に留意しています。オーガニックならではの安全性に加え、ボルドーワインには、医学的な長所もあります。少量を消費することで、意気消沈、痛風、貧血症、消化器系の病気、特に血液の循環に対してよく効くそうです。
ずっと昔から、代々ワイン造りに携わってきたピヴァ家は、イタリアのピエモンテから、1924年アントル ドゥ メールの土地に移り住み、小作農家として働き始めました。そして1961年シャトー プショー ラルケを購入し、成功を納め、1989年には歴史的建築物として登録されているシャトー セニャール ド ポミエ(13世紀のお城)も購入しました。
それ以降ワイン農家としての経験とノウハウを積み、今日ではコンクールにおいてもっともメダル受賞の多い農家の一つとなりました。受賞が多くて美味しいだけではなく、心も満たし、皆さまのお食事を幸せの時間に変える、すばらしいオーガニックワインを造っています。
プショー ラルケはリノ&ジネット夫妻、セニャール ド ポミエは2代目のジャン=リュック&ベアトリス夫妻が造っています。
そんなピヴァ家から届いた、1998年のヴィンテージボルドー。ぜひ特別なひとときにお使いください。