みんなが大好きなシャルドネの味
Biofach Mundus Vini 2010受賞
Millesime Bio Challenge 2010受賞
「シャルドネ」と聞いて、どんなワインを期待しますか?
大多数の方が、コクのある、「あの」味を思い浮かべるのではないでしょうか。
「あの」---そう、ブルゴーニュの味。
正確に言うと、シャルドネを程よく樽で熟成した、淡い金色に輝き、バターやナッツのようなコクを漂わせる、リッチな味わい。
マヴィ大人気生産者タリさんが造る「シャルドネ(樽熟)」は、皆さんが求めている「あの」シャルドネの味を持っています。
とにかく美味しくて安い
金額の「高い・安い」は相対的なものですが、ワインとしてこの美味しさと言うのは、絶対的に「安い」と自信を持って言えます。
「みんなが求めるリッチな味」とは言っても、リッチなだけでは美味しくありません。
程よい樽香に、バランスのいい酸味、果実味。全てがあいまって「美味しさ」となります。そこに、造り手のセンスが映えるのです。
生産者のこだわり
北向きに植える
シャルドネは北の品種なので、北向きに植えているそう。
一見常識とは逆(普通は南向きで太陽にたっぷり当てる)ですが、ラングドックは南仏で暑い地域なので、またタリさんの畑では北向きに植えても陰になるようなものもないので、実はとても合理的な考え方。垢抜けた味にはそもそもここからこだわりが。
収穫量は1ヘクタール当たり20ヘクトリットル(20hl/ha)
樹齢が高いこともあっての数字だそうですが、収穫量を制限することは果実の品質を高めるためのワイン造りの常識です。
発酵~熟成を樫樽で
以前は発酵だけだったのですが、より厚みを持たせるため熟成も樽で行うようにしています。
合計9ヶ月を樽の中で。
さらにワインに厚みを持たせるために、定期的に澱を混ぜます。熟成の後、フィルターにかけ、瓶詰めします。
樽は、他の木も試した結果、ブルゴーニュの会社の樫樽のみを使用。焼き(*)は中程度です。
*…樽を焦がして風味をつけます。焼きが強いほど、ワインへ移る風味も強くなります。強すぎるとべったりした甘ったるい味になることも。
クラスを超えた品質
こうして出来上がるタリさんのシャルドネはさわやかな柑橘系果物の味わいを、やさしい酸味がバランス良く支えています。リンゴの蜜のような風味があり、時間と共にナッツや栗の余韻も感じられます。
タリさんのラインナップの中では品質的にはAOCクラスですが、あいにくタリさんの畑があるエリアに白のAOCはないため、AOCの下のヴァン ド ペイ(地酒)となっています。
インターネット販売だけではなく、数々の試飲会、パーティ、店頭販売でお客様に目の前でお飲みいただいてきて、自信を持って言えることは、飲むと皆さま「美味しい~!安い」とおっしゃること。
「美味しいワイン」として
どなたにおすすめしても間違いのない、満足度の高い1本。
ご自宅用にはもちろん、多くの方に人気のある「あの」味わいのシャルドネなのでギフトにもおすすめです。
天使がラッパを吹くラベルも可愛いらしく、1本で食卓が華やぐワイン。同柄ラベルのカバルデス キュヴェ エクスキーズと合わせてどうぞ。
この味わいでこの価格…
使い古された表現ではありますが、非常にずば抜けたコストパフォーマンスの高さです。
ドメーヌの魅力
南仏ラングドック地方、オード川のほとりにある世界遺産・城塞都市カルカッソンヌ。
そのお城の青い屋根がいくつも見えるところにタリ家のドメーヌはあります。
カルカッソンヌは、地理的には地中海地方に当たるのですが、大西洋岸気候の影響も受けており、南仏とボルドー両方のぶどう品種が栽培できます。メルロー、カベルネ ソーヴィニョン、カベルネ フラン、グルナッシュ、シラー、コット、サンソー、シャルドネ、ルーサンヌ、エジオドーラ…ざっと挙げただけでもこれだけの品種が。
1960年代はじめに、この地をご主人ガブリエルさんのお父さまが購入されたのがそもそもの始まりです。1982年に、今のタリ夫妻(ウェニー&ガブリエル)がお父さまの畑を引き継ぎ、ワイン造りを始めます。自分達の環境を守るため、健康的な製品を販売するため、そして汚染されていない場所で暮らす喜びを追求するため、オーガニックに転換したのは1989年のことです。
以来、努力を惜しまず試行錯誤を繰り返し、次々と素晴らしい作品を生み出し続けています。数々の受賞歴からも、そのワインの完成度の高さが伺えます。
目指すのは、「繊細さと優雅さ、高い表現力を持つワイン」。
「僕たちワイン農家は、一生のうち、うまくいってもたった30回-40回しかワインを作れない。だからこそ毎年、この一回に後悔がないよう、丹精を込めてワインを育てているんだ」