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モレッティ家

モレッティ家 のプロフィール

イタリア・トスカーナ

ポデーレ カサッシア

Podere Casaccia

2009年から


フィレンツェ近郊に99年に畑を取得、03年からビオディナミ開始。自然を生かすため人的介入は極力抑え、土着品種のワイン造りにこだわる。ほぼ自給自足で暮らす当主は外科医の顔も持ち、教養深く日本通。


商品一覧:モレッティ家

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  • SO2無添加

シーネフェッレ ロザート ロゼ

通常価格 ¥ 4,620 税込
会員価格 ¥ 4,250 税込
SO2フリー。桃やプラムにセージやゼラニウム、ミネラルの香り。みずみずしく体そのものにしみこむような飲み心地の良さ。
  • SO2無添加

プリスクス 赤

通常価格 ¥ 5,335 税込
会員価格 ¥ 4,908 税込
SO2フリー。口当たりの良い滑らかなタンニン、フレッシュ、フルーティ、バルサミックの香り。とても心地よく飲みやすい1本。
  • SO2無添加

シーネフェッレ ビアンコ 白

通常価格 ¥ 5,445 税込
会員価格 ¥ 5,009 税込
SO2フリー。フルボディの白ワインです。果実味豊かでミネラル感のあるしっかりとした味わいが特徴の1本です。
  • SO2無添加

アリテル 赤

通常価格 ¥ 5,720 税込
会員価格 ¥ 5,262 税込
SO2フリー。熟した果実、バルサミックの香り。フレッシュながら程よく感じるタンニンと長い余韻が満足感を高めてくれる重口赤ワイン。
  • おすすめ
  • SO2無添加

シーネフェッレ トスカーナ ヴェッキエヴィーニェ 赤

通常価格 ¥ 6,600 税込
会員価格 ¥ 6,072 税込
黒果実の熟した香りにスパイシーなニュアンス。重口だが、程よくフレッシュでミネラルも感じる。口当たりのよい滑らかなタンニンで、余韻も長く楽しめます。
  • 化粧箱・木箱不可

シチュア ノビリス 甘口 375ml 【ハーフボトル】

通常価格 ¥ 6,820 税込
会員価格 ¥ 6,274 税込
400本しか造られていない貴重な甘口ワイン。凝縮した果実の甘みを存分にお楽しみいただける1本。長くじっくりご堪能いただける贅沢な味わい。
  • SO2無添加

シーネフェッレ キャンティ リゼルヴァ 赤

通常価格 ¥ 7,810 税込
会員価格 ¥ 7,185 税込
チェリー、プラムなどの熟した果実の香りとチョコレートやタバコやリコリスなどの複雑な香り。凝縮感のある果実味ととても長い余韻が味わえます。
  • SO2無添加

マルヴァジア ネーラ 赤

通常価格 ¥ 8,800 税込
会員価格 ¥ 8,096 税込
SO2フリー。非常に濃い色合いでとてもしっかりとした骨格を持った赤ワイン。熟した果実や柔らかいバルサミコの味わいが広がります。
  • SO2無添加

プニテッロ 赤

通常価格 ¥ 9,790 税込
会員価格 ¥ 9,006 税込
SO2フリー。深い色合いでしっかりとしたタンニン分が魅力ですが強すぎず赤果実のフルーティーさを兼ね揃えており、長い余韻を存分に楽しめます。
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モレッティ家の詳しい情報

モレッティ家

【オーガニック歴】認証は2009年より

フィレンツェ近郊に99年に畑を取得、03年からビオディナミ開始。自然を生かすため人的介入は極力抑え、土着品種のワイン造りにこだわる。ほぼ自給自足で暮らす当主は外科医の顔も持ち、教養深く日本通。


ライフスタイルそのものがオーガニック

当主ロベルトさんは外科医です。しかし超多忙な日々を送っていた1999年、フィレンツェ近郊の小さな町スキャンディッチに農場を購入しました。

畑は長い間放置され、人の手が入っていなかったためにすぐにオーガニックでの栽培をすることができました。ずっとやりたかったというぶどう栽培を始めます。コストの問題などから認証の取得は遅くなりましたが、2003年にはビオディナミ農法に転換しました。

畑と風景
自宅の庭で迎えてくれたロベルトさん

ロベルトさんはオーガニックは自分たちのライフスタイルそのものだと考え、オーガニック農法を実践しています。これ以上地球を汚染をしないこと、健康的で美味しい食事をすること、そして後世によりよい世界を残したいという熱い思いを持っています。

のどかな田園地帯で働くことと、自分の手で何を作ることができるのかを考えること、特に自分のワインにある程度の結果が見いだせたときなどは、とても楽しく、満足感を覚えるというロベルトさん。自分の仕事が大好きで、現在は週に3日間は外科医として働き、残りの4日間をワイン農家として働いているというから驚きです。

外科医のロベルトさんは、ぶどうの苗は畑の枝を苗床に接ぎ木して、自分で作ってしまいます。ぶどう畑のコンクリート製の支柱が気に入らないと、木の柱に防腐塗装をして作ってしまいます。ぶどう畑除けの金網が破れてシカやイノシシに荒らされると、穴を自分で繕います。自然界に害を与えるからと、金網に電流を通すことはしません。とにかくなんでも自分で考えて実践してしまうのです。

生活はほぼ自給自足で、野菜や穀物、オリーブオイルだけでなく、親戚に育ててもらった豚を自分で解体、ベーコン、生ハム、ソーセージなども手作りしてしまいます。自然に寄り添いながらも、元々の学者肌で研究熱心、文化的な教養にも長けて日本の映画にも詳しいという一面もあり、とってもパワフルで多彩な方です。毎日働きづめでいつ休んでいるの?とスタッフが質問すると、「ここでの生活はすべてわくわく、バカンスは不要」とのこと。

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気候と土壌

ロベルトさんの農場の標高は80~160m。全体で12ヘクタールある敷地のうち、ぶどう畑は現在約4ヘクタールで、1ヘクタールは新しいぶどう畑にするため現在工事中です。他には約1,000本のオリーブの木が植わっていたり、小さな茂みがあったりと自然豊か。冬期の気温はごくたまに0℃を下回ることもありますが、大体が0~10℃ぐらいで、夏期は20~35℃ほど。土壌は 40%が粘土質、35%がローム層、25%砂利になっています。

畑と風景 畑と風景
見晴らしのよい丘にある畑の周りは木が生い茂っています

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ワイン造りのこだわり

土着品種を生かした世界で唯一のワインを目指す

ロベルトさんは、数年前からサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、プニテッロ、マルヴァジア ネラ、フォリアトンダ、ヴェルメンティーノ、マルヴァジア ビアンカ、トレッビアーノといった土着品種のみを使ったワイン造りに取り組み、醸造についても、ほとんどの場合、品種ごと単一で仕込んでいます。

これにはロベルトさんの熱い思いがあり、

「イタリアは数千もの異なる品種が存在しており、それはイタリアの長い歴史から来ています。過去にイタリアは多くの小国家に分かれていて、それぞれが、他とは異なる独自の方針や決まりを持っていました。そのため、ぶどうの栽培手法にも、場所によって違いが生じ、結果多くの土着品種が生まれ、引き継がれていくことになりました。イタリアでは各都市にそれぞれ独自のぶどう品種があると言っていいくらいなのです。それならば、私たちのワインを世界で一つしかない存在にしてくれる、この貴重な品種を生かさない手はありません!生産者が商業的な側面のみを重要視したことで、廃れてしまった土着品種。今、消滅の危機に瀕しているこのぶどうたちを、私達は救いたいと思うのです。」

と語っています。

土着品種 土着品種
土着品種のフォリアトンダとプニテッロの葉はよく見ると形が違う


自然な造りのワイン、オーガニックへの熱い思い

マヴィと同様にロベルトさんも2012年に制定されたEUのオーガニック認証により、大規模で工業的な造りをするワインを許容するように規制が緩和されてたことで起こりうるオーガニックワインの未来を危惧しています。「新しい規定では、ぶどう栽培に関しては以前とさほど変化がなかったものの、ワインの醸造に関してはそれまでのオーガニック農家が実践してきたことに比べるとだいぶ緩くなっています。ワインの中に多くの化学物質を入れることや積極的な化学処理を行なうことを認めてしまいました。これでは慣行的に作られたワインとまるで変わりません」そう考えるロベルトさんは自分の信念を貫くことに決めました。

ロベルトさんはワイン造りの際には一切の化学製品を使わず、天然酵母で醸造し、なるべく人的な介入を最小限に抑えています。濾過や清澄も行わず、二酸化硫黄(SO2)も使用していません。(2009年のキャンティリゼルヴァには少量使用しています)

品質が高く、健康的なワインを造るために重要なのは、ぶどうやカーヴを清潔で良い状態に保つことで、ロベルトさんはそこに一番気を配りながらワインを見守っています。

畑と風景 畑と風景
手入れされた醸造所


理想のワインについて

ロベルトさんにとって「理想のワイン」として決まった形は存在しません。なぜならば、どんな違った形の表現になっていようとも、それが良いワインであれば、その全てを評価し、愛し、自分にとっての理想のワインとするからです。 ロベルトさんの目指すワインとは、ナチュラルで、品質が高く、健康的で、テロワールを表現し、地元のぶどうで造られた、独特のものです。言い換えれば、他のどのワインも持たない特別な性質をもったワインが、自分のワインのあるべき姿だと考えています。

畑と風景 畑と風景
個性豊かなワインを造る

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日本でオーガニックワインを楽しんでいる皆さまへのメッセージ

「私は日本に行ったことはありませんが、歴史、伝統、宗教に関してよく読み、皆さんの国がとても素晴らしいということを学びました。何年も前に日本語を勉強しようと試みました。ひらがなやカタカナは比較的簡単に書けたのですが、漢字に挑戦したときに、とても難しいと感じました。

日本語は、ほとんどの言葉が母音で終わり、そして一つ一つの音もはっきりと発音されるなど、我々の言語と共通していることがあります。トスカーナ人の私にとってはそれほど難しいとは感じませんでした。残念ながら勉強した日本語についてはほとんど覚えていませんが、文化についてはいくつか覚えています。私が抱いた日本の印象が実際のものか、そうでないかはわかりませんが、日本を自分の目で見ることについてとても興味を抱いており、近々来日したいと思っています。

もう一点、私は日本料理が素晴らしいと思っているのですが、ヨーロッパでしか食べたことがありません。日本で食べる日本料理はさらに素晴らしいのだと思うと、実際に味わってみるのが本当に楽しみです。もし私が皆さんを楽しませるワイン、日本の食卓を飾るワインを造れたのならば、それはこれ以上ない光栄です。「ありがとう」 (最後の挨拶は、原文もローマ字ではなく日本語で書かれていました)」


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