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ロヴェロ家

ロヴェロ家のプロフィール

イタリア・ピエモンテ

ロヴェロ フラテッリ

ROVERO Fratelli

1985年から(認証は1987年より)


北イタリア、ピエモンテ州の銘醸地アスティで17世紀より続くワイン農家。3兄弟とその息子の4人で運営。スローフード協会員の額がかかる食堂で、地元の食材を使った評判の料理が味わえるアグリツーリズモも。


商品一覧:ロヴェロ家

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モンフェッラート ネッビオーロ 赤

¥ 3,650 消費税込 ¥ 4,015
ドライフルーツに、煙草やスパイス、土の複雑な香り。エレガントな仕上がりで、時間をかけて味わいたい赤。

ブラケット 赤 微発泡

¥ 2,950 消費税込 ¥ 3,245
林檎や薔薇の美しい香り。完熟した桃を口いっぱいに頬張ったかのようなみずみずしい甘さが幸せな1本。

バルベーラ ダスティ サンパンセ 赤

¥ 2,800 消費税込 ¥ 3,080
煮詰めたカシスやスパイスにビターチョコの香り。凝縮した果実味と酸味のバランスが抜群、心地良い飲み口。

マンドルロ 赤 微発泡

¥ 2,600 消費税込 ¥ 2,860
木イチゴやチェリーにすみれ、スパイスの香り。可愛らしい果実味を包むように広がる優しい泡が心地良い赤。

ヴァルドナータ 白 微発泡

¥ 2,600 消費税込 ¥ 2,860
洋ナシに蜂蜜、干し草など爽やかだが凝縮感のある香り。優しい泡がクリーミーな口当たりでドライな味わい。
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ロヴェロ家の詳しい情報


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ドメーヌについて

力強さと洗練性を兼ね備えたワインをつくるロヴェロ家のドメーヌは、イタリア北部のピエモンテ州アスティ県の人口1000人の小さな町、サン マルツァノット(アスティの町からは車で20分ほど)にあります。広さ20haの畑で、1985年からオーガニック農業をしています。

 

このドメーヌでは、ワイン造りは1世紀以上も前の1880年から行ってきました。この1880年という数字は、ドメーヌの中央にある美しい礼拝堂に刻まれています。(この美しい礼拝堂はなんと一年にたった一度、7月にある聖人のお祭りしか使わないそうです!贅沢~)

ワインの他には、グラッパ(ワインの絞り粕から作るピエモンテ州特産の蒸留酒)と、ブランディ(ワインから作る蒸留酒)を製造しています。ワインはもちろんのこと、こちらの蒸留酒も大変すばらしいものです(残念ながら現在のところマヴィでは取り扱いがございません)。また、1975年からドメーヌ内に併設したレストランでおもてなしをしています。マヴィスタッフはいつも行きたい!と盛り上がっています。

 
 

ロヴェロ家は、そして、1985年に「化学合成物質のない場所で暮らし・働くため、また私たちの美しい大地を救い・守っていくため」、AIAB(イタリアの認証機関)の認証を取得してオーガニック転換しました。とっても直向きで真面目なロヴェロ氏は次のように言っています。「もしも私たちが緑豊かな大地で暮らしたいなら、化学物質が少ない農業に立ち返る必要がある。このことを田舎に暮らさない人々だけでなく、田舎にやってくる人々にもよく理解してもらわないといけないと思う。」現在は、ロヴェロ三兄弟がこのドメーヌを率いています。

ドメーヌは、ワインの町として名高いアスティのすぐ近くで、30度(!)の傾斜のある丘にあります。畑の広さは16haです。水はけがよい土壌で、適量の品質の良いワイン造りができます。土質は石灰粘土質です。水がぶどうにつく菌の力を弱めて早熟を抑制するため、糖分とポリフェノールに富んで酸味が弱いよく熟した果実になります。地中海性気候のため気温は35℃まで上昇し、成長期・結実期・夏の終わりには太陽がよく照ります。雨もしばしば降りますが、全体の量としてはさほどではなく、合計で年に600~700mmです。

 

受賞暦も多く、実力のある造り手さんです。イタリア最高のオーガニックワインを選び出すBiodivino 2008でも金メダル獲得!

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生産者訪問記(2012年1月)

お客様に「お店で一番おすすめの赤ワインは?」と聞かれたら、まず真っ先に名前を挙げてしまうほど素晴らしい完成度で、大好きな赤ワイン、ロウヴェ。その生産者の「ロヴェロ家」をついに訪問することができました!

場所はイタリアでも一番北のピエモンテ。全州でワイン造りを行なっているワイン大国イタリアの中でも、一位二位を争う名産地です。案内してくれたのはとってもハンサムなエンリコ(上写真は右からエンリコ、野口、エンリコの奥様)。

1880年から続く家族経営のワイナリーですが、今では彼が中心人物です。エンリコはなんと3つ子ちゃんのパパ。大家族で住むお家にさらにチビっ子3人が加わってそれはもう賑やかでした!

3つ子
3つ子ちゃん

ちなみにここはアグリツーリズモ体験ができる、宿泊施設の経営もしています。夜に到着した私たちは、今回そちらに泊めて頂きました。

完成したばかりという、3階建てのとっても可愛らしい建物。

外観 建物内部
外観と建物内部

中は綺麗で広々としており、とってもくつろげます。これでも一番小さいお部屋、さらに広いスイートもあります。

室内
室内

お部屋の名前はすべてロヴェロ家で造っているワイン名がつけられており、こちらには「グスティン」と書かれたプレートがありました。

部屋名
部屋名

外に出るとすぐ隣にはぶどう畑が広がり、最高の眺め。秋にはたわわに実ったぶどうたちを愛でつつゆっくり過ごす、なんていうのも素敵ですねー!

そして翌朝、まずは畑の見学に。

エンリコ
エンリコ

広さは全部で約20haほど。かなり急斜面の丘の畑です。

造っているぶどう品種は、60%がバルベーラ、15%がグリニョリーニョで、あとの25%はリースリング、ブラケット、ピ ノノワール、メルロー、ソーヴィニョンブラン、カベルネソーヴィニョン、ネッビオーロが少しずつ。「バルベーラはこのアスティの地で最も重要なぶどうだから一番多いんだ」とエンリコは話していました。凝縮した果実味と、エレガントな酸味が同時に存在するこの品種は私も本当に大好きです。よそからは一切ぶどうは買っておらず、すべて自分たちで育てたぶどうでワイン造りを行なっているそう。

ちょうどぶどうの枝を切る剪定作業を始めたばかりでした。まだ丘の上の畑だけ。こちらは霜の心配はないが、下の畑は湿気のせいで霜の心配があるため、それがなくなったら開始するのだそう。

その湿気の多い下の畑には白ワイン用の品種を植え、一番日当たりの良い畑にはバルベーラが植えてあります。またさらにその中でも「ロウヴェ」用の畑は、こことは離れた3km先の南にある特別の畑です。そこは土壌が砂で、よりワインの香りに繊細さが出るのだそうです。あのロウヴェの素晴らしい香りの理由のひとつは畑の土壌なのですね。

樹の仕立て方はグイヨ。枝を2本だけ残して他はすべて切ります。2本のうち1本は今年用、もう1本は来年用の枝になります。

剪定後の枝
剪定後の枝

切った枝はそのまますべて土に戻します。

収穫は9月から始め、4~5週間、ゆっくりと時間をかけて、ぶどうの状態を見ながら行います。収穫には人手の問題があり、なかなかこのように丁寧に行なうのは難しいのですが、ここはドメーヌ内の全員で行うことで、それが可能なのだそうです。全て手摘みで行ないます。

ただ、昨年(2011年)は収穫が8月からと、いつもよりかなり早かったとのこと。

2011年がどんな年だったかをエンリコに聞いてみました。
「ひとことで言うと、複雑。難しかった年。ただ最終的にはとても興味深く、悪くない年になった。春にとても乾燥し、暑かったが、5~6月には雨が多く、そのせいで病気もあった。ただその後にはまた乾燥する気候。予想の難しい状況が続く中、収穫の時期がこの辺りでも大きく2つに分かれた。僕たちは少し早めに摘むことを決めたが、それが結果的には良かった。後にずらした所は醗酵も上手くいかず、香りも上手く出ない人がいた。大変だったけど、興味深い年になった。」

そう神妙な顔つきで話すエンリコの様子は、大変なことについて話しているというよりもむしろ興味をひかれているものについて、ゆっくりと丁寧に語っているようでした。自然と向き合う以上、毎年同じ状況というのは存在しない。ワイン造りを行なう上で、それを積み重ねていく経験がどれだけ大切なものか、その重みをエンリコから感じるようでした。

畑ではぶどう以外に5ha分は野菜や小麦、果物などを作っています。もちろんすべてオーガニック。とれた作物は経営する宿泊施設内のレストランで使用しています。基本的には週末のみ開くこのレストランは、エンリコのお母さんと伯母さんが腕をふるい、サービスをエンリコと従兄弟が担当しているそう。今回はタイミングが合いませんでしたが、イタリア大家族のマンマのお料理、いつか食べてみたい!!予約さえすれば平日もお食事OKだそうですよ。

次は醸造所の見学。60~70hlの大きなステンレスタンクが並んでいます。

ステンレスタンク
ステンレスタンク

グリニョリーニョなどの軽めの赤ワインはぶどうの漬け込み(マセラシオン)を3~4日間くらい行い、バルベーラは大体7日間くらい行ないます。ただロウヴェはより長く、20日間ほど漬け込みを行なうのだそう。漬け込みが済んだあとのぶどうの搾りかすは、このワイナリー自慢のグラッパ用として使います。そのグラッパの蒸留所の見学はまた後ほどご紹介します。

こちらは木樽がずらりと並んでいる部屋。200個ほどでしょうか。

並ぶ木樽
並ぶ木樽

樽はすべてフランス製で、ボルドーとブルゴーニュ両方の樽を使い、複雑さを出しているとのこと。

なぜすべてフランス製の樽を使っているのか聞いてみると、
「ここアスティにも樽を作っている会社はあるが、イタリアの木で作っている訳ではなく、全てフランスの木で造られている。ピエモンテには栗やアカシアの木は多いが、樽向きの木はない。イタリアでも伝統的に木樽で熟成はしていたが、やはり栗の木だった。でもそれは樫の木と比べると、仕上がりのエレガントさが違う。しかも樫は目も詰まってて酸化が穏やかになるので、今は栗の木を使っている人はほとんどいないんだよ」とのことでした。これらの樽の中にはロウヴェやネッビオーロが眠っています。ちなみにロウヴェは2年、ネッビオーロは1年、ここで過ごします。

そしてここには本当に良い年しか造らないというもありました。品種はソーヴィニョンブランで、新樽を使用し、「シュールリー」という澱とワインを接触させる方法で10ヶ月ほど置いて仕上げます。そうすることで澱に含まれるアミノ酸などがワインに溶け込み、豊かなボディや深みが生まれます。

試飲させて頂きましたが、非常~~~に香りが華やかで、厚みのある仕上がり。素晴らしくリッチな味わいにうっとり・・・。 エンリコ曰く、「7~9年くらいは熟成する白だよ」とのこと。ぜひそのくらい熟成した味わいにまた会いたい!!と思っていたら、こちらの白ワイン、マヴィで販売することが決まりました!(ガッツポーズ)

いま取り扱っている同じ品種の白、モンフェラート・ソーヴィニョンブランもとっても美味しいですが、こちらとはまた全く違うタイプの美味しさです。

比較するとモンフェラートはステンレスタンク仕上げ、畑のぶどうもやや低い位置のものなので、樽仕上げのこちらのワインの方がより強さのあるぶどうから作られます。生産本数もかーなり少なめ。試飲させて頂いた2010年のものは生産本数たったの3000本、つまり10樽分ということです。エンリコの手による同じ品種100%からなる全く違う白ワイン、ぜひ比較して飲んでみるのがおすすめです。

白入り熟成樽
→ピエモンテ ソーヴィニヨン ブラン(樽熟) 白のページへ

そしてこちらは、オーク樽のフードル(大樽)が並んでいる部屋。

フードル
フードル

グスティンはこちらに眠っています。このあと一旦ステンレスタンクに移し、さらに1年ほど落ち着かせ、フィルターをかけなくても済むように澱も沈めてから、瓶詰めをするのだそう。

ちなみにこちらの醸造所は屋根にずらりとソーラーパネルがはってあります。電気は全てこれでまかなっているのだそう。素晴らしいですね。

そしてグラッパの醸造所の見学へ。グラッパとはぶどうの搾りかすを蒸留してつくるお酒のこと。液体を蒸留して作るブランデーに比べ固体を蒸留して作るため、実に一般的なブランデーの2倍以上の香り成分が含まれているとも言われるグラッパ。そんなグラッパたちが眠る熟成樽倉庫の中へ案内してもらいました。立っているだけで酔いしれてしまいそうな香り漂う空間です。ワインで7~8年使用した樽で熟成されています。

ちなみに世の中の99%のグラッパは樽熟成をしていない無色透明なもの。樽熟成のグラッパはEUの法律で最低でも18ヶ月以上の樽熟成を経たものしか認可されないので、その製造量はなんと全体の1%ほどにしかならず、大変貴重な高級品となります。マヴィで扱っているのはまさにこの貴重なグラッパだけ

しかもこのオーガニックのまろやかなグラッパは他にない逸品。お店でもグラッパ好きのお客様に薦めるといつも大絶賛を頂き、ほぼまたリピートしてくださいます。

それにしても驚いたのは、グラッパの蒸留所はイタリアでは厳しく管理されていて、国全体でもたった120ヶ所しか存在しないということ!120ヶ所しかない中から飲むのであれば、良い蒸留所のものを吟味して味わいたいですよね。

そして見学を終えた私たちは試飲スペースに行き、まだマヴィでは扱っていないワインを試飲させて頂きました。ひとつは先ほどの素晴らしいコクのソーヴィニョンブラン、もうひとつは「アーモンド」の名を持つワイン。

イタリア語で「マンドルロ」という名のそのワインは、エチケットに美しいアーモンドの花が描かれています。アーモンドの樹はヨーロッパでは良くみられますが、その花はまるで桜そっくりの可愛らしさ。そんなエチケットも印象的なワイン。試飲してみると、味わいもまさにこのエチケットのような、心がふわっと浮き立つような華やかさ、可愛らしさでした。まずは広がる香りに楽しめ、そして口に含むと優しい泡が爽やか~。そうです、これはブラケットに続く微発泡ワインなのです。でも辛口なので、お料理と一緒でも楽しめるタイプ。白に続いてこれも入荷が決定しました!(パチパチ)個人的にもしょっちゅう買ってしまいそうな予感。おすすめですよ!

マンドルロのラベル
→マンドルロ 赤 微発泡のページへ

試飲しながらエンリコに、「どんなワインを造りたいか」聞いてみました。
「バルベーラひとつとっても4種類のワインを造っている。シンプルな味わいのものから、すごく複雑なものまで。でもそのどれもが自分にとって本当に大切。全てのぶどうがロウヴェに向くものではないし、求められているワインもさまざまで、ふさわしい出番もさまざま。何よりもまずはその年にどんなぶどうができたか、そこからはじまるつながりが大切に思える。」

そしてこう話してくれました。
「こういうワイン、と決めて、固めてしまうことに興味がない。2009年のようなグランヴァンが生まれるような年も、2008年のような強くない年も、自然に向き合うことなのでそれが本当に楽しい。ワイン造りは仕事というより、本当に大好きなこと。実験しながらいろいろ試していくのも楽しいし、その時々でベストを尽くすのが楽しい。」

一年一年自然と向き合って、それを大切にしているからこその言葉。そういう思いこそが、この素晴らしい味わいを生み出しているのだなぁと、試飲したワインとともにその言葉が身体にも気持ちにも染み渡るようでした。

レポート:2012年1月(野口)

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スタッフの訪問記【2004年11月】

まず、会社名Rovero Fratelliを日本語に訳すると、「ロヴェロ兄弟社」。

その名の通り、ミケリーノ、クラウディオ、フランコのロヴェロ三兄弟と、今は長男ミケリーノの息子さん・エンリコがこのドメーヌの中心人物。家族を中心に、合計10名ほどで運営しています。(余談ですが、三兄弟のお父様はミケーレというお名前だったとか。だから長男はミケリーノ[=小ミケーレ]というお名前なのだそうです)

ですが到着して一番最初に目に入ったのは、

山と詰まれたグラッパ用のぶどうの絞りかす。。。そうです、ロヴェロさんのところでは「おいしい~~~~」グラッパも造っているのです。(ちなみに、野ざらしにしてありますが、訪問時は屋外はすごく寒かった。天然冷蔵庫なり)

生まれて初めて外国のワイン農家さんを訪問した筆者。旺盛な観察精神(?)故、摘み残しの果実も食してみました。「美味しかった」味がした…。

斜面の感じ、伝わりますでしょうか。。。歩いているのはエンリコです。

写真が下手ですね・・・樹齢40年の古い木。

こちらは細~い、若い木。

「来年はこの枝だけを伸ばすんだよ」―必要な枝を残して、後は剪定します。そしてワイン造りの現場へ。…向かう途中でこんなかわいい女の子と遭遇。

名前はレダ。とってもとっても人懐っこい子で、他に猫とかも飼っているけれど、エンリコの一番のお気に入りだそう。またぐっと来るのが、犬小屋と、その上に立つ柿の木。イタリアにも日本の柿は普及しているのです(ただしイタリアではどろどろに熟したのをスプーンですくって食べるんですが。しかも単数形だと『カコ』になるのですが)。そして犬小屋もかわいいことに、ワイン用の木樽の前面に入り口を開け、上に屋根をつけたもの。

そして乾かし途中のバリック(樽)発見。

6-7年ワイン造りに使ったら、洗って乾かしてグラッパ用に使います。乾かしている最中ですらとてもいい香り…。 グラッパ用の樽としては使用年数制限無しで、ずっと使うそう。

いよいよ建物の中へ入ると、まず飲兵衛の目に付くのは山と積まれたボトル。。。大量のワイン。ワイン農家に来た醍醐味。興奮。

で、色々なキカイがありまして、技術的なことはちんぷんかんぷんな筆者。これは何???そこで、エンリコがデモンストレーション。サービス精神旺盛。

「収穫したぶどうは、こうして圧搾機に入れるんだよ~」階段を下りて、カンティーナ(ワイン貯蔵庫)へ。

カンティーナは築300年というだけあって、アンティーク感漂う、新築では決して醸し出せない素敵な雰囲気があります。30度を超える夏季でも、このカンティーナの温度調整は必要がないそうです。年間を通して、16度と一定しています。快適な温度もさることながら、鼻腔をくすぐるワインの香りがたまりません。

ずらりと並ぶ大小の樽。樽は高級ブルゴーニュ産ですわよ。

外も中もぴかぴかのステンレスタンク。ワイン造りにとって、「清潔」はとっても重要。一通りワイン造りの現場を見終わり、事務所のほうにもお邪魔しました。

素敵な入り口には、なんともみじが!日本のもみじ!びっくり。でもカキとは違い、日本語ではない・覚えられない名前を持っていました。ヴィーヴァ、風情。

予約すればお食事も出来ます。ちらりと見た、マンマのいる台所には大量の野菜があり、いかにもイタリアといった感じ。

建物の内装は全てミケリーノ(エンリコのお父様)がしたそうです。落ち着く素敵な建物でした。「全てやった」と聞いて、思わず「全てやったの?」と聞き返してしまいました。日本人にとってはなかなか信じがたいですよね。

最後に試飲室にお邪魔しました。マヴィでは現在2種類のワインを扱っていますが、見慣れないボトルがたくさんあって、筆者の口はゆるみっぱなし。全部欲しい!驚くことに、ラベルのデザイン、印刷も全てドメーヌ内で行っています。デザインの担当はエンリコとフランコ。エンリコはウェブも担当しているそうです。大学で学んだワインとは違い、こちらは独学だとか。多才~。


ちなみに、このROVEROのR字は、エンリコやフランコのデザインではなく、ずっと昔からあるそうです。

親切で質問をすれば丁寧に答えてくれ、もっともっと色々聞けたでしょうに、農家初訪問、知識不足、辞書片手にイタリア語でのやり取り、しかもヴァカンス中の遊び気分訪問という4重苦。。。今ならもっとましなこと聞けるのに、と悔やまれることしきりです。

ただ、職人オーラをまとうオトコマエ4人が、真摯に丁寧にワインを造っている様子を垣間見ることが出来、また彼らのワインと同様に洗練された、でも普通の若者の顔も持つエンリコと接し、ますますロヴェロ家のワインに親近感を持ったものでした。もっと多くの方にこの美味しさを知っていただきたい(、そしてグラッパも是非早急に扱いたい!)と思う今日この頃です。

レポート:2004年11月(田村)


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