セラーノ製造

セラーノさんは、1977年創業からずっと無添加・手作りにこだわって生ハム・サラミなどを作り続けています。
セラーノさんのチョリッソは、自然乾燥熟成を経て完成する地中海タイプのもの。原材料の国産豚肉に、塩、生ハム、香辛料(自家栽培のハーブやスペインより直輸入のパプリカ3種類を調合したものなど)を混ぜ、豚の小腸につめて自然乾燥で1.5ヶ月熟成させます。本物の天然小腸を使っているところは、国内ではほとんどないそう。そのまま切って召し上がっても、加熱して料理の隠し味としても最適です。
化学調味料、添加物不使用。
この肉の香り…赤ワイン欲をそそります。パプリカなどの香辛料の香りが爽やかです。写真の通り、シェリータイプと一緒にアペリティフにしても。
原材料 |
国産豚肉、塩、砂糖、香辛料 |
内容量 |
75~90g(手造りですので一つ一つ形やサイズが微妙に違います。ご了承下さい。) |
保存方法 |
直射日光を避け、20℃以下で保存
※添加物を使っておりませんので開封後は冷蔵保存し、お早めにお召上がりください。 |
セラーノさんおすすめの食べ方

- 細かく切ってお料理に使う(パスタ、サラダ、きのこのソテーなど)。
- 小さく切って乾燥いちじくにのせていただく。
- ニンニク、オリーブをフライパンでチョリッソを細かく切って水を入れてパンを入れると、ニンニクのきいたあったかいスープの出来上がり。
- とても簡単!フライパンで軽く焼いたパンに挟んでワインと合わせる(右の写真参照)。
重めの赤ワインやドラドセコのお供におすすめです。
セラーノさんの工房へ

低温熟成中の様子
多くのメーカーでは、肉を詰める時に腸ではなく人工的に作られた“ケーシング”と呼ばれるものを使いますが、セラーノさんの工房では一つ一つ丁寧に天然小腸で詰めていきます。実は本物の天然小腸を使っているメーカーは、国内ではほとんどないのだそう。
熟成において大事なのは湿度
欧州では夏は暑く乾燥し、冬は寒く湿度がある程度高い気候のところが多く、熟成に適した環境です。
一方、日本では夏は暑くて湿度が高く、冬は寒くて乾燥しています。夏、湿度が高いことで天然小腸の隙間から旨みとなる脂が抜けてしまいます。また、冬、乾燥することで天然小腸の隙間から水分が抜けて縮こまってしまいます。

左がチョリッソ、右がサルチチョン
天然小腸を使って、日本で“自然な状態”で腸詰め物を作るということは、とても難しいのです。
そのため、セラーノさんの工房ではサルチチョンを熟成するに適した12月~3月頃の期間にしか作っていません。天然熟成の複雑な風味を持ち、より奥深い旨みを引き出しています。
- 製造に2ヶ月かかるため、発注から入荷まで時間がかかります。頻繁な仕入が難しく、限定数の入荷となりますのでご了承ください。
- ワインと一緒のご注文でお願いいたします。こちらの商品のみでのご注文はご遠慮ください。