過去の試飲コメント
紫を帯びて輝くルビー色。
カシスやブラックチェリーなど黒い果実の力強い香りに、グラスを回すとスミレなど紫の花の香りも開き、華やかさを増していきます。また月桂樹の葉や全体に少しスモーキーなニュアンスも。
口に含むと、香りそのままのフレッシュな果実味が豊かに広がり、バランスの良い若々しい酸味。渋みはきめ細かいが豊富で余韻に印象を残す素晴らしい1本です。
飲む15~30分くらい前に開栓し、空気に触れさせるのがおすすめ。レニエのボジョレーの特徴をよく表現した、とても心地よいヌーヴォー。テリーヌやフレッシュチーズなどと。和食であれば焼き鳥ともよく合います。
マヴィのためだけに造られる特別なボジョレーヴィラージュヌーヴォー
造り手のやさしさをそのまま映したようなボジョレーワイン、レニエ。早飲みのヌーヴォーが有名なボジョレーのワインですが、レニエは特級畑のぶどうを使った熟成するタイプのボジョレーワインです。やさしく滋味溢れる味わいにファンも多いこのワインの造り手であるランポンさんが、2015年から、マヴィのためだけに特別なヌーヴォーを造ってくれることになりました。
これまでマヴィに素晴らしいヌーヴォーを届けてくれていたドアットさんの廃業を受け、新しいヌーヴォーの生産者探しに奔走していたマヴィにボワソーさんが紹介してくれたビオディナミ農法を実践するシュブランさん。
シュブランさんのワインもとても素晴らしいのですが、小さなドメーヌのため、マヴィが例年取り扱っていた数量は用意ができないことが判明しました。
そこで、同じボジョレーの生産者であるランポンさんに相談したところ、特別にマヴィのためだけにヌーヴォーを造ってくれることになったのです。
しかもランポンさんの持っている畑はヴィラージュ地区にあたるので、ボジョレーヴィラージュヌーヴォーになります。
熟成したレニエはもちろん美味しいのですが、今この瞬間に成長しているぶどうから造られるヌーヴォーは、レニエファンはもちろん、毎年マヴィのヌーヴォーをお楽しみいただいていた方にもきっとご満足いただけるワインになるはず。
この機会にぜひ、ランポンさんのヴィラージュヌーヴォーをお試しください。
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