江戸っ子の「粋」な扇子

箱に入れてお送りします
扇子は京都のきらびやかな京扇子が有名ですが、 その京扇子が江戸に伝わり、渋めでさっぱりとした絵柄の江戸扇子が生まれました。
現在、東京を中心に数人の職人が伝統の技法で扇子を作り継いでいますが、仕立てを一人で行うため、生産数に限りがあり殆ど見る事はできない希少なものです。
分業化された京扇子とは違い、絵付けと扇骨以外は仕上げまで全て職人さんの手によるもの(湿しと乾燥を繰り返し、1本作るのに最低でも4日はかかります)。折り幅が広く骨の数が少ない(関西系の扇子が40本以上の骨数であるのに対して江戸扇子は10数本)、シンプルで粋な形が江戸扇子の特徴です。
伝統工芸者の紹介

伝統工芸者・松井宏さん
松井宏さんは、先代から教わった江戸扇子の技を、息子さんと二人で守り続けています。製作で一番大切にされていることは、「使う人の身になって真心こめてつくること」。松井さんにとって江戸扇子は、子供の頃から身の回りにあり、人生を共に歩んできた人生のよき相棒だそうです。
松井宏(まつい ひろし)
- 江戸川区生まれ
- 11歳から父のもとで扇子作り
- 22歳で本格的修行に入りこの道へ
- 東京都伝統工芸技術保存連合会(理事)江戸川地区会員
- 江戸川伝統工芸保存会副会長
- テレビやメディアでひっぱりだこのチャキチャキの江戸っ子です
サイズ |
400mm×15mm×225mm |
素材 |
和紙、竹 |
製造 |
日本 |
- すべて手作りのため、糸の出方や織り具合で、掲載されている写真とはデザインが若干異なる場合がありますのでご了承下さい。
- 天然の竹を使用しているため、傷のような黒いものが見られることがあります。