ローヌワインについて

ローヌ地方はフランス南部、フランス四大河川のひとつであるローヌ川流域の南北約200kmに広がる地域です。

ローヌでは紀元前6世紀頃からぶどう栽培が始められたとされており、AOCワインの数はボルドーに次いでフランス第2位の多さです。

ローヌでは産出ワインのおよそ9割近くが赤ワイン。大陸性気候で夏の暑い日差しをいっぱいに浴びたぶどうから造られるワインは、果実味豊かな親しみやすい味わいです。

品種も南北でそれぞれ特長がありますが、北部では赤ワイン用にシラーや白ワイン用のヴィオニエ、南部では赤ワイン用にグルナッシュ、カリニャン、シラー、ムールヴェードル、白ワイン用にはクレレットやルーサンヌなど地区によっても様々な品種が扱われます。

• ローヌワインのポイント
• マヴィのローヌワイン生産者
• ローヌワインと楽しむグルメ

ローヌワインのポイント

1.北部と南部の特徴的な気候

広い地域にわたるローヌでは様々な種類のワインが造られていますが、主に大陸性気候の北部と、地中海性気候に近い南部で特徴が分かれます。

2.ローヌの景色

ローヌの南には自然豊かなカマルグの湿原地帯、古代ローマの遺跡が残るニームなどの都市があります。

3.赤ワインを中心にバラエティ豊かで親しみやすいローヌのワイン

ローヌで生産されるワインの9割が赤ワインです。南フランスの暑い日差しを受けたぶどうから造られるワインは果実味豊かで親しみやすい味わいです。

1.北部と南部の特徴的な気候

ローヌの北部は、寒暖差が激しい大陸性気候で、渓谷での急な斜面でのぶどう栽培が特徴です。北部では赤ワインはシラー、白ワインはヴィオニエなどの品種が栽培されています。

ローヌ南部は、温暖で夏に乾燥する地中海性気候です。赤ワイン用のグルナッシュなどを中心に、カリニャン、シラー、ムールヴェードル、白ワイン用にはクレレットやルーサンヌなど地区によっても様々な品種が栽培されています。

またローヌでは、乾燥した地方風のミストラルが湿気を飛ばし、ぶどうのカビを防いでいます。

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2.ローヌの景色

ローヌの南にはローヌ川が地中海に流れ込むカマルグという三角州の湿原地帯があります。自然保護区域に指定されたカマルグ自然公園には、白い馬やフラミンゴの群れなど自然の豊かな姿を見ることができます。

またローヌでは紀元前600年頃からぶどう栽培が始まったと考えられています。ローヌにはフランス最古のローマ都市であるニームがあり、1世紀の水道橋ポンデュガールや、メゾン・カレ方形の家、円形闘技場などの遺跡が残っています。

3.バラエティ豊かで親しみやすいローヌのワイン

ローヌでは、北部のシラーと中心とした力強い赤ワインや、南部の温暖な地中海性気候から生まれる果実味あふれるワインなど、赤ワインを中心に様々な種類のワインが造られています。

北部はエルミタージュやコート・ロティなどの高品質なシラーのアペラシオンが人気。南部はシャトーヌフ・デュ・パプなどの一部の高級ワインを除けば、ローヌワインの多くは手頃で親しみやすいのが特徴です。

掘り出し物のワインも多いローヌで、ぜひお気に入りの1本を探してみませんか。

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マヴィのローヌワイン生産者

アシャール家/フランス・ローヌ

ドメーヌ アシャール ヴァンサン

ヴァレデュローヌ地方の東、ドローム河沿いのディというエリアの山奥に住むアシャールさんはなんと5世代前にぶどう作りを始めてから一度も農薬を使ったことがありません。アシャールさんの家から見える光景はまるで絵本の中ように美しくため息が出るほどです。6代目よりビオディナミを実践しデメター認証も取得しました。

スパークリングワインしか造らない泡職人のアシャールさんのワインはキレのあるきれいな味わいを楽しめます。

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ローヌワインと楽しむグルメ

ローヌ地方ではハムやソーセージなどの肉加工品、チーズなどの乳製品がよく食べられています。

スパイシーな印象の赤ワインには、同じくスパイス使いが特徴的なエキゾチックなお料理を合わせて楽しんでみてください。

またローヌでは羊もよく活用されており、ローヌの郷土料理「ナヴァラン・ダニョー」や、シェーブルチーズなども有名です。

カジュアルな仕上がりが多い赤ワインは野菜の滋味を感じるレシピと合わせてぜひお楽しみ下さい。

またやや甘口のスパークリングはナッツをつかったクッキーや、果物のソルベと。アシャールさんのクレマンはボリュームたっぷりなのでローストしたチキンや羊などのメインとも合わせられます。

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ローヌ ワイン

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