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アシャール家

アシャール家 - Domaine Achard-Vincent
アシャール家

生産者:アシャール家

地方:フランス・ローヌ

オーガニック歴:認証は1982年より
     

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20年近く、毎年いろいろなコンクールで2つか3つはメダルを受賞しているという実力の持ち主、アシャールさん。

ヴァレ デュ ローヌ地方の東、ドローム河沿いのディというエリアでワイン造りをしています。
山の中へずんずんと入って行くとアシャール ヴァンサンの畑に着きます。いい意味でとても田舎。自然環境もよく、住んでいる人も朗らかなところ。
アシャールさん曰く、フランス国内でも、特にオーガニックの意識が高い人が多く住んでいるということです。

年間300日晴れていて、雲ひとつ無い青空が広がることが多く、とても自然が多い地方で、工業地帯ではないため公害もほとんどありません。5kmほどのところには2000メートル級の山もあります。
丘陵地の畑畑は標高400メートルの丘陵地にあり、3つの飛び地(計11.5ha)になっています。気候は半分が地中海性、半分が山の気候。標高が高いため、昼と夜の寒暖の差が大きく、ぶどうにはうってつけの環境です(昼夜の寒暖の差は、果実の熟成を促します)。
またこの辺りの特徴として、ぶどう畑の中に、森やくるみの木など、さまざまな作物が一緒にあるのが特徴だそう。このように畑の中に単一の農作物だけでなく、さまざまな作物が混在することは、生態系にとって非常に良い環境なのです。

しかし、アシャールさんの畑の一番すごいところは、5世代続くオーガニックワイン農家だということ。化学農薬や化学肥料など昔はなかったのですから、戦前はどの農家もオーガニックです。

それが戦後、化学農薬や化学肥料、除草剤などを使用し始め、その害(ぶどうやワインに対するもの、自然環境や人間に対するものなど)に気がついてまたはオーガニックのよさに気がついて、慣行農業からオーガニックへの「転換」をするというのが1つの典型的なオーガニックワイン生産者の型なのですが、アシャール ヴァンサンは「転換」すらしていない、本当に一度も化学物質を撒いたことのない畑を守っているのです。

またアシャール家では、2005年からビオディナミ農法を採用しています。この農法は人づてに聞き、調べてみてよさそうなのでやり始めたとのこと。その結果、外から入れるものを少なくでき、自分の畑の中で、より循環させてワイン造りができるようになったそうです。もちろんそれも、豊かな生態系があるからこそ。
現在一緒に仕事をしている息子さんも、ビオディナミに傾倒しているそうです。

畑は生態系のバランスがよく保たれていて、品質の高いぶどうを産み出す準備は万端。そこで5世代にわたり蓄積して来たノウハウを持って、ワインづくりを続けているのがアシャールさんです。

アシャールさんのもうひとつの特徴は、普通のワインはつくらない、「泡職人」であること。
普通のというのは、スティルワイン(非発泡性の、赤、白、ロゼワインなど)のことで、スパークリングワイン専門の造り手なのです。スパークリングワインは通常のワインに比べて造るのに手間がかかるのですが、もう生涯それ一本に注力しています。
まさに泡のことなら何から何まで知り尽くした職人。マヴィ訪問時にも、逆さにして瓶口にたまった澱を仮止めのコルクと共に抜き取る「デゴルジュマン」という技を、鮮やかに披露してくれました。お見事!

デゴルジュマン デゴルジュマン後の笑顔
熟練の技をちょちょいと披露。そして見よ、成功後のこの笑顔。

ピュピトル(澱下げ台)
澱下げ台で、瓶を逆さにして瓶口に澱を集めます。たまった澱を、上画像のようにポンッと抜くのです。

ワインを醸造するカーヴは、非常に清潔感あふれていて、手入れが行き届いています。南仏なのでカーヴにはクーラーが付いていて温度は10〜12℃を保っています。造り手の丁寧な性格が表れた、細部にまで気が配られたカーヴを見れば、それだけで安定した高品質のワインを造っていることがわかります。
収穫もすべて丁寧に手摘みで行っています。

アシャールさんのワインは根強いファンに支持されており、(様々なスパークリングを造っていますが)全生産量の半数以上(55%)は一般のお客さまへの小売販売でなくなってしまいます。マヴィが訪問した時には、はるばるブルゴーニュから買いに来た常連さんに会いました。


アシャールさんは、自分が造るワインを多くの人に紹介したいという熱意にあふれていて、ワインの楽しみ方をたくさん教えてくれました。

ミュスカ100%で造った、ディ独特、古代製法のやや甘口ビオ シュールは・・・
  • 少し冷やして食前酒として
  • ティータイムにビスケットとともに(ナッツが入ってカリカリしたビスケットを現地でも一緒によく食べるそう)
  • 桃やレモンのソルベ(シャーベット)になみなみ注ぎ、ソルベを少しずつ崩しながら食べる。食事を締めくくるのに最高

ビオ シュールに合うデザート
アプリコットのシャーベットとナッツ入りビスケットはビオ シュールと相性抜群

クレレット100%で造った、シャンパン製法の辛口クレマン ド ディは・・・
  • 十分なボリューム感があるのでチキンや魚料理とともに
  • チキンや魚料理にかけるソースの中に少量入れる(シャンパンソースのクレレット版、アシャールさん曰く、クレレットの香り高いソースになり、シャンパンソースより絶対おいしい!とのこと)

クレマン ド ディとあわせた料理
シンプルだけど美味しい子羊のローストは、クレマン ド ディと好相性

ワインの生産者さんには、マリアージュ(ワインと料理の組み合わせ)に関して素朴な人が多く、食事時には自分のワインを飲むものと、「このワインはどう飲むと美味しいの?」と質問してもあまり具体的な答えが返ってくることは意外に少ないのです。アシャールさんは自分のワインを楽しんでもらうために色々考えてくれているのですね!

また、5世代続く地元っ子だけあって郷土愛が強く、ディという地方の良さも一生懸命伝えてくれました。ディにはこういう食べ物があって、このワインと合うんだよ、という風に。

チーズ
チーズ盛り。場所がらシェーブルを良く食べるのだとか。有名な山羊乳チーズ、ピコドンの産地に近い

しかしこれらの熱意には、「日本人初上陸」といった感のあるこのディの地において、超の付く親日家を自認するアシャールさんの感動も含まれていたかも。ご主人のジャン ピエールは柔道をずっとされているそうで、日本は憧れの国だそうです。そこに日本人がやって来たので、とても感激されたそう。とてもありがたいこと!

それにしても、本当に、人をひきつける笑顔と、おもてなしの心が素敵なご家族でした。

アシャールさんへのインタヴュー

オーガニックワインについて


将来は、私たちの美しく青い惑星地球を守るために努力しなくてはならないということが人々の意識に根付くでしょう。オーガニック農業は、それができる唯一の農業です。
私たちは環境を守るため以外にもちろん、最高のぶどうを得るためにオーガニック農業を行っています。収穫は手摘みで、それによって房を選り分け、悪い部分を取り除くことができます。

私たちにとっては、土壌の生命力がとても大切です。土壌こそが土地の特徴(テロワール)と土地のもつ生命活動を生み出すからです。だから私たちはビオディナミの調合剤(こういう書き方をすると化学的な薬品ぽいのですが、ハーブなどの植物や牛の角や糞、草を煎じたものなど、すべて自然由来のもので、ビオディナミ農法ではそれを水で何百分の1にも希釈して使用するそうです)を使い、土壌が天体のもつエネルギーをきちんと受け止められるようにしています。

ビオディナミというのは、オーガニック農業よりもさらに厳格な決まりがある方法で、例えば天体の動きに従ったり、肥料は自家で作ったり、特殊な調合剤を畑にまくなどしなくてはいけません。
普通のオーガニックより手間はかかりますが、2005年からビオディナミを取り入れており、ますますワインの香りがよくなってきています。

目指すワイン


かつて人が私に対し、「あなたは完璧主義者だ」と言ったことがあります。
私は、とことん自然なワイン、できれば自然の香りがそのままお客様のグラスに注がれるほど自然に近いものを追求しています。
ぶどうの熟し加減がすばらしく、酸味がしっかりあり、収穫時にぶどうが健康で、菌がついていない年は、より完璧に近いワインになります。

壁にかかる賞状
アシャールさんが獲得したメダルの数々

ディのスパークリング3種の規定比較表(2009年11月現在)
ワイン名クレレット ド ディ ビオ シュール(古代製法)クレレット ド ディ ブリュット(辛口)クレマン ド ディ(シャンパーニュ製法)
品種ミュスカ ブラン ア プチ グラン75%以上、クレレット ブランシュクレレット ブランシュクレレット ブランシュ55%以上、ミュスカ ブラン ア プチ グラン5〜10%以内、アリゴテ ブラン10%以下
発酵方法発酵は一度きり(タンクにて、若干発酵が始まった時点で温度を下げ、酵母を一部取り除いたあと瓶詰めする。瓶詰め時の糖添加は禁止。4ヶ月以上、瓶内で澱と同居させること。発酵は瓶内で自然にストップ)瓶内二次発酵のみ(9ヶ月以上、瓶内で澱と同居させること)瓶内二次発酵のみ(12ヶ月以上、瓶内で澱と同居させること。また瓶詰めは収穫年の12月1日以降でなくてはならない)
アルコール度数12.5%以下13.5%以下13.5%以下
販売開始日瓶詰め後4ヶ月以上、もしくはそれが収穫年の翌年の3月1日より早い場合は、収穫年の翌年の3月1日以降。瓶詰め後9ヶ月以上、もしくはそれが収穫年の翌年の10月1日より早い場合は、収穫年の翌年の10月1日以降。瓶詰め後、12ヶ月以上経ってから

クレレット ド ディ ビオ シュール(古代製法)は甘みの残る、透明感のある仕上がり

クレレット ド ディ ブリュット(辛口)はフルーティで軽快な仕上がり

クレマン ド ディはメイン料理に合わせられるほどボリュームのある仕上がり

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