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ヨーロッパのおいしい家ごはん〜ワインが美味しい、みんな幸せ〜

この甘酸っぱさが癖になる
オーストリアのキャベツのおばんざい

放牧

既に夏日が続くこの頃ですね。新緑がまぶしいこの季節、窓を開けるとむせるような、若い新芽の香りがたっぷりと入ってきて、幸せな気持ちになります。

昨年夏、久しぶりにフランス以外のヨーロッパの国に行ってきました。1つがイギリス、そしてもう1つがオーストリアです。昨年秋に発売開始となって、瞬く間に売り切れになり、急遽追加輸入をしてまた品薄になっているマヴィのオーストリアワインのことは皆さんご存知だと思います。昨年5月の終わりに社長の田村がオーストリア大使館からのお誘いで、オーガニック農地率が20%という驚異のオーガニック国であるオーストリアを訪問したことから、この出会いがあったのですが、夏に訪仏していた私にも「現地を見てくるように」という指令が下り、チロリアンアルプスのトレッキングという夏休みも兼ね♪、7月末〜8月頭の訪問となりました。

登山口の看板オーストリアと言えば、1998年のクリスマス前後にウィーンに初めて訪れて以来の訪問です。夏休みを先に取ったため、ウィーンの空港でインスブルック(冬季オリンピックも行われた場所です)行きに乗り換え、チロリアンアルプスの世界へ。日本は昨年の夏は尋常でない暑さだったわけですが、この日ウィーンの空港でアナウンスされた気温は16℃!7月の終わりなのに、これでは早春ではないですか。。。登山を考えていたので、フリースやら雨具は持ってはいたものの、あまりの寒さにビックリ。もちろん、これはこれで異常だったようです。

インスブルックに着いたのもつかのま、ちょっとお茶だけ飲んだ後はさらに電車に乗って、ザンクト・アントンという町に向かいました。フランスの友人の知人がいるということで、そこで数名の方と合流し、翌日から1泊2日の登山に向かったのです。町で簡単に果物やパン、チーズと言った昼食用の食べ物を仕入れ、登山口に向かうためにバスに乗って、いざ出発。お天気は決して良い方ではなかったですが、それでも美味しい空気を吸いながら、どんどん登っていきました。

みぞれ雪の中皆と一緒に目的の山小屋まで、ゆっくり楽しく5時間弱で到着。ココアなどの温かい飲み物と、アプリコットを使った美味しいケーキでまずは足休め。そして夜7時くらいから夕食です。私たちのほかに、もう一組くらい宿泊客がいましたが、天気の関係もあってか静かなもの。山小屋を経営しているご夫婦の小さな子どもたちが、日本人に興奮して私たちから離れなかったので途中にぎやかになりましたが、この機会がなければ出会えることのなかった日本人たちが、チロルのこんな山奥で出会っていろいろお話をするという不思議な時間でした。以前、スイスやフランスでもこのような山小屋に泊まって、やはり夕食をいただいたことがありますが、ここオーストリアもボリュームたっぷりで、お味の方もなかなかでした。山小屋によりますが、家庭的な雰囲気のところは、お料理もすべて手作りなので、レストランでの食事というよりは、誰かの家にお邪魔しているような感じなので、登山で疲れた体にも嬉しいのです。

その山小屋でのメニューでも、下山してからもお肉料理の付け合わせとして頻繁に目にした(そして実際に食べた)キャベツのお惣菜。簡単にできてちょっと日本にはない味がくせになる感じでした。日本で言えば、例えばほうれん草のおひたしとか、切り干し大根の煮付けとかそんな位置づけなのかな。そんなわけで、今日はオーストリアのキャベツのお惣菜を紹介します。 そういえばこの登山、翌朝目覚めてみると何と一面の雪景色。夏なのに雪山という経験をしたのでした。

材料 2人分

出来上がり

  • キャベツ 1/2個
  • たまねぎ 中程度の大きさ1/2個
  • ベーコン お好みの量
  • ワインビネガー(マイルドなもの推奨、水で薄めても良い) 100〜150cc
  • キャラウェイシード 1つまみ
  • 砂糖 小さじ1〜2杯
  • 塩 適量
  • ホースラディッシュ(レホール)をおろしたもの 小さじ1杯

つくり方

  1. キャベツは千切りにし、たまねぎは細かいみじんぎりにしておきます。ベーコンは5mm幅くらいに切っておきます。
    材料をいれたところ
  2. 深めのフライパンか鍋にすべての材料を入れ、中火にかけ、途中混ぜながらキャベツにやや歯ごたえが残る程度まで蒸し煮にしてできあがり。最後にホースラディッシュを加え、味を見ながら、塩、砂糖で調節します。
    出来上がりその2
  3. ※オーストリアでは、伝統的に豚肉の料理もしくはスモークされたお肉(ハムやベーコンなど)料理の付け合わせとしてよく出されます。赤キャベツとりんごを使ったバージョン、火を通さないものなど、キャベツサラダはバラエティ豊か。ベーコンを別鍋でカリッとするまで炒めておいて、最後に合わせても良いでしょう。

    合うワイン:ディヴァルトさんのワインすべてリースリング クレムスタール 白グリューナー フェルトリーナー クレムスタール 白リースリング カビネット 白ポルトゥギーザー

    2011年5月23日

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hiroyo

1998年にフランスで1年間生活し、複数のオーベルジュでフランス家庭料理をみっちり仕込まれる。
その後も毎年最低1回3ヶ月はフランスを訪れている。
フランス滞在時はオーガニック農家民宿(通称「山の家」)で料理人として働くプロ。
作る料理はもちろん美味、ワインにぴったりです。


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