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ヨーロッパのおいしい家ごはん〜ワインが美味しい、みんな幸せ〜

スイス版お好み焼き?
みんな大好きロシュティ

テーブル1

私が山の家に初めて行ったのが1998年、そして今年が2011年。何とあれから13年もの月日が流れたことになります。そうすると当時はまだ9歳だった一番下の娘も今や22歳!そして当時13歳だったお姉ちゃんには今年の8月で4歳になる子どもまでいます。そこで知り合いになった数多くの人たちもいろんな人生を歩み、結婚、誕生、そして子どもたちの目を見張る成長…といった、ライフイベントに立ち会うこともままあります。

ロイヤルウェディングがきっかけと言うわけでもないのですが、親友の結婚式のことをふと思い出したので、今日はそんな話をしてみようかと思います。山の家2年目の夏に知り合った10歳年下のスイス人ステファニー。私たちは本当に気が合って、彼女が山の家で働いたのはわずかふた夏だけだったのですが、その後も年に一度は必ず、私が渡欧した際に、フランスで、スイスで、そして昨年は彼女はスペインで暮らしていたのでスペインで…と、場所こそ決まっていませんが、再会を果たしています。

テーブル2数年前に紹介された彼のフィリップとは、一度は別れを考えたこともあったようですが、無事一昨年にウェディングベルを鳴らしました。9月に行われた結婚式に招待されたので、ドアットさんの家を訪問した後、スイスまで。この二人はどちらも登山、自転車、スキーなど、アウトドアスポーツが大好き。そんな二人の結婚式は、ひと味もふた味も違ったものでした。

それは「登山ウェディング!」。日本でも今山ガール人口が増殖中?のようなので、参考になる?かも?? まず山の中腹の広場までが第一登山です。そこでは日本でいえば、二次会のような感じで、正式な披露宴の前の昼間のレセプションと呼べるような簡単なパーティが開かれました。ただし、屋外だし、みんなハイキングの格好で来ているので、結婚パーティっぽくはありません。私は式の前々日の夜にスイスに入り、翌日は彼女のもう一人の親友ケロとともに、このレセプション用のお料理のお手伝い。ステファニーがお母さんとともに大部分を終えていたので、最後の追い込みを手伝ってきました。その日の午後には新郎がアイルランドに留学していたときのルームメート(というか、家を1件丸ごと7名で借りていたらしいので、ホームメート?)たちが続々到着。新郎新婦+新郎の仲間5名+私の8名が前日は新婦の実家に泊めてもらい(もち、ざこねです)、翌朝私たちは一般参列客より一足早く車で山の中腹まで。なぜなら、新郎新婦が率いるお客様たちが到着するまでにパーティ会場を作り上げるのが私たちの使命だったからです(笑) 無事みんなが到着するまでに飾り付けを終え、パーティ中もサービス係に徹し、食べ物も準備も後片付けも全部手作りの幸せいっぱいのパーティ第一弾が終了。

新郎新婦そして、本番の披露宴に参加する人はここからさらに頂上を目指します。頂上にある山小屋とホテルの中間のような建物が披露宴会場。途中、みんなで輪になってフルーツパンチを飲みながら、「海を越えてきた人一歩前へ」とか、「スイスドイツ語が母国語じゃない人一歩前へ」「登山が好きな人一歩前へ」などという形で、今回の結婚式にどんな人がやってきているのか、何となくつかめるイベントをやったり、そこから後は、くじびきで知らない者同士が7グループに別れ、頂上までの間に何問も準備されている新郎新婦にまつわるクイズを解きながら進みます。頂上に着く頃には、出席者たちも和やかな雰囲気になっていて、よく考えたなあ〜と本当に感心したものです。

頂上に着いたら、みんな大慌てで着替えをして、記念写真を撮って、いざ披露宴へ。親しい人たちのスピーチや、思い出のアルバム公開、、、なんかは日本とよく似た感じでしたが、もちろんそれが終わった後は朝までダンスパーティ。年配組?の私は早々に引き上げ、翌朝みんなで気持ちよくトレッキングしながら下山したのでした。

今日は、スイスと言えばあれが食べたくなる、スイスに着いた夜、偶然卒業旅行で訪れた町ルツェルンに、新婦に連れて行ってもらって食べた大好きなじゃがいも料理、「ロシュティ」をご紹介します。

材料 2人分

できあがりの図

  • 中サイズのじゃがいも 2〜4個
    (その他のメニューや、食欲、じゃがいもの大きさで加減)
  • たまねぎ 1/2〜1個(これもじゃがいもの量によって加減)
  • 塩・こしょう
  • 植物オイル小さじ1+大さじ1〜2杯とバター少々
以下、お好みで
  • ベーコン
  • 目玉焼き
  • ベイクドトマト
  • 溶けるチーズ

つくり方

  1. じゃがいもは、チーズグレーターの一番大きな穴を使っておろす。もしくは手で薄めの千切りにしても良い。軽くキッチンペーパーなどを使って水分をぬぐっておく。たまねぎは長さ3cm程度の薄切りにする。
  2. フライパンにオイル小さじ1とたまねぎを入れ、中火で炒める。しんなりしてきたら、いったん取り出す。ここに刻んだベーコンも加えて、一緒に炒めても良い。
  3. フライパンに残りのオイルを入れて温め、じゃがいもと[2]の炒めたたまねぎを加えて、さっと混ぜあわせ、軽く塩こしょうして、フライパン全体に平らになるように延ばして、ふたをする。中火の弱火で焦げ付かないように注意しながら8〜10分焼く。
  4. ひっくり返してさらに8〜10分焼き、最後にバターをフライパンのふちから入れ、表面をかりっとさせて出来上がり。

※ お肉料理の付け合わせにピッタリ。また、好みで焼いたベーコンや目玉焼き、ベイクドドマト、溶けるチーズなどを添えて召し上がれ。自分で作るのを入れても、好きなものなのでよく口にしていると思いますが、やっぱり生まれて初めて口にした卒業旅行のときの、あの衝撃の美味しさは忘れられないなあ…。

合うワイン:単独なら、。フルーティタイプ、ちょっと濃厚タイプどちらもOK。例えば、アルザス エデルツヴィッカー 白コート ド プロヴァンス 白ペネデス ソーヴィニヨン ブランモンフェッラート ソーヴィニョン ブラン 白シャルドネ(樽熟) 白シャトー ド ルー 白など。肉料理と一緒に食べる場合は、もちろん赤ワインでも。

2011年5月6日

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hiroyo

1998年にフランスで1年間生活し、複数のオーベルジュでフランス家庭料理をみっちり仕込まれる。
その後も毎年最低1回3ヶ月はフランスを訪れている。
フランス滞在時はオーガニック農家民宿(通称「山の家」)で料理人として働くプロ。
作る料理はもちろん美味、ワインにぴったりです。


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