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ヨーロッパのおいしい家ごはん〜ワインが美味しい、みんな幸せ〜

胃の調子も万全
栄養たっぷりのレンズマメカレー

今年の我が家のおせちとお雑煮間もなく小正月を迎える時期になりましたが、2011年もどうぞよろしくお願いします。
皆さんにとって、どんな年の瀬、そして新年だったでしょうか。私は久しぶりの雪の京都を堪能しました。5分あまりの道のりであんなに傘に雪が積もることなどここしばらくなかったことで、寒くはあったのですが、出かける用事があってかえって良かったなと思ったほどです。テレビに映る雪の金閣寺も絵になりましたねえ。

日本ではお正月の締めくくりのような形で、七草がゆで春を感じ、疲れた胃を休めるわけですが、フランス人は調子が悪いとき何を食べるんだろう?と思ってかつて質問したことがあります。
確か質問相手は、コートダジュールのホテルのマダム、クリスティナ。厳密に言うと彼女はスウェーデン人のため、この意見はフランス人一般ではなく、スウェーデン人一般なのかもしれないのですが、その答えは「米」。理由は小麦よりも消化がいいからなんですって。日本人の中にはパンだとすぐにお腹がすく気がするから、ご飯の方がいい、なんて意見も結構聞きますが、どうやら反対みたい?

いずれにしても、ヨーロッパでは、米は日本でのような位置付けではなく、あくまで肉や魚の付け合わせとしての穀類のひとつに過ぎません。フランスではどちらかと言うと、魚料理により米が添えられているパターンが多いように感じます。日本のようなふっくらモチモチしたお米より、スープやソースと合わせて美味しいインディカ米(長粒種)が主流です。でもカバニスさんモアンさんのところからそう遠くない、ラムサール条約にも指定され、ピンクのフラミンゴがいっぱいいることでも有名なカマルグの湿地帯はフランスの米どころとしても有名。ここのお米は短粒種で、日本のお米に似ています。

フランス人家庭に入って一番驚いたことのひとつがこのお米の調理法だったかもしれません。パスタのようにグラグラ沸騰しているお湯に生のお米をそのまま入れ、底にくっつかないように時々かきまぜながら、最後はザルにあげるのです。お米の調理が苦手…というフランス人が少なからずいる理由も納得ですよね。でも米のパッケージに「作り方」として上記が堂々と書いてある以上、みんなそうやって炊きますよね。

だから私が鍋で米を炊いてあげると大抵感激され、作り方を聞かれることになります。これまでの人生で食べた中で一番美味しかった!とまで言った人も一人や二人でなく(笑)。 もちろんコツはあります。用意されるお米はインディカ米のことが多く、その後の食べ方もお皿の上にカレーのような煮込み料理か、ソースのかかった肉や魚と盛られること、また彼らの一般的な好みから言っても日本のように粘り気のあるタイプよりはパラパラとした方が喜ばれる。そういったことを加味して、ピラフを作るように、まず最初に鍋にオイルを入れて、研いでないお米をそのまま入れ、よくいためてから水と塩を加えて仕上げるのです。料理によってはちょっとしたスパイスやにんにくなどを加えることもあります。こうして、おいしいお米のできあがり。

今日は胃を休めるという意味でも、栄養価を意識したお料理を。レンズマメを使ったカレーです。カレーに使われるスパイスは消化促進や胃や腸、肝臓を整える効能のあるものがいっぱい。そして豆類は特に白米に不足しがちなビタミンやミネラル類などが豊富で、しかも必須アミノ酸の数も多くて、ごはんと豆はとても良い組み合わせなのです。フランス人たちも喜んで食べるメニューの1つです。

材料(4人分)

できあがりの図

  • セロリの葉 3本分くらい
  • たまねぎ 2個
  • にんじん 1本
  • しょうが 小ぶりのもの1塊
  • にんにく 1片
  • 乾燥レンズマメ 200g程度
  • カレー用ミックスパウダー(※あまり辛くないタイプ):もしくはお好みでコリアンダー、クミン、ターメリック、ジンジャー、マスタード、ガーリック、チリパウダー、フェヌグリーク、ブラックペッパーなどをブレンド
    今回使用したスパイスミックス(今回使用したスパイスミックス)
  • 白ワイン 1/2カップ
  • 植物オイル 大さじ1杯

以下をお好みで加えても美味しいです。

  • トマト(フレッシュでもホールトマト缶でも)
  • リンゴをすりおろしたもの
  • ハチミツ

つくり方

  1. たまねぎ、しょうが、セロリの葉はみじん切りにしておきます。にんにくは2つに割って芽を取り除いて、包丁でおしつぶしておきます。にんじんは1cm角程度で薄切りにします。
  2. 鍋にオイルを熱し、玉ねぎとしょうが、にんにく、セロリの葉を入れて中火の弱火くらいでじっくりと炒めます。
    炒める前(炒める前)
    ここの工程が短いと野菜の甘みが出づらいので違った仕上がりになります。
  3. しっかりと炒めたら、そこにカレーパウダーを加え、さらに炒めます。
  4. にんじんとレンズマメを加えさっと炒めたあと、白ワインを入れてアルコールを飛ばします。
    豆投入(レンズマメを入れたところ)
  5. 全体が隠れてさらに2cmくらい上まで水を加え、煮立たせます。沸騰したら塩を加え、あとは火を落として全体が柔らかくなるまで煮込んでできあがり。途中水が足りないようなら随時足してください。ごはんとともに召し上がれ。

※レンズマメは特に水に浸すことなくいきなり煮ても火が通りやすい便利な食材。このレシピでは皮付きを使用していますが、皮のついていないレッドレンティルは本当にすぐに火が通ってしまうので、仕上げの5分前程度に加えるつもりでどうぞ。また違った味わいです。トマトを加える場合は白ワインの前に、りんごやハチミツはある程度火が通った最後に加えてください。

合うワイン:ヴァール ロゼシャトー ド ルー ロゼコスティエール ド ニーム 赤コスティエール ド ニーム 白シャルドネブレンド

2011年1月13日

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hiroyo

1998年にフランスで1年間生活し、複数のオーベルジュでフランス家庭料理をみっちり仕込まれる。
その後も毎年最低1回3ヶ月はフランスを訪れている。
フランス滞在時はオーガニック農家民宿(通称「山の家」)で料理人として働くプロ。
作る料理はもちろん美味、ワインにぴったりです。


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