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ヨーロッパのおいしい家ごはん〜ワインが美味しい、みんな幸せ〜

果物の甘さが決めてのお手軽ポーク煮込み

いよいよ今年もクリスマスまであと数日となりました。今年もあとわずかで終わり、また新しい年がやってきますね。。。キリスト教の大切な行事の1つであるこのクリスマスも、今ではクリスチャンの国でさえ、子どもは当然のことながら、家族間でもプレゼント合戦がエスカレートしすぎて、ちょっと尋常じゃないらしく、既に何人もの友人から、「大人同士のプレゼント交換はやめにしたんだ」という声をよく聞くようになりました。そうは言ってもそんな人たちはそれでも少数派で、この時期デパートやショッピングセンター、おもちゃ屋さんやギフトショップは人でごった返しています。

何度かこのコラムにも登場した、私が冬の時期を過ごしたブルゴーニュの牧場の奥さんは、とても人道的に熱く、コマーシャルでアフリカの子どもたちの飢餓に関する情報が流れたりしたら、「うちに何人か引き取ろうかしら」と本気で言い出すような人でした。実際、村の中で身寄りがないおじいさんの面倒を見ていて、そのおじいさんは一応家もあって、身のまわりのことは自分でされていたのですが、昼前くらいには私の働いていた牧場の母屋にやってきて、みんなと一緒に昼ごはんを食べ、卵を集めるような簡単な仕事をちょっと手伝ってまた自分の家に帰っていきます。夜はこの牧場のおばあちゃんが自分と、自分のご主人のおじいちゃん、そしてその身寄りのなかったおじいさんの分の食料を持って帰り、それぞれの家で食べていたようです。

今や核家族が進行し、いろいろな事情があるとはいえ、自分の親の面倒も見られない家庭が増えている中、なかなかできることではないなあと感心していました。単に食事の面倒を見るという物理的なことだけではなく、少なくともその時間はおじいさんは1人で過ごさずに、会話しながらテーブルを囲むことができるのです。その家では大体少なくても昼は子どもたちも含めて8人くらいでいつも一緒に食事をしていたので、きっとおじいさんにとっても楽しみだったはずです。反対におじいさんが具合が悪かったりしてもすぐにわかるので安心。家族同然の位置づけでした。だから、クリスマスのプレゼントを買いに行くときも、奥さんのマリー=クロードは、ちゃんとそのおじいさんの分も、子どもたちのを買うのと一緒に選んでいました。働きすぎでちょっとヒステリックだったマリー=クロードは、子どもに対してついつい大声を出すことが多くて、勘弁してよ〜、なんて思うこともよくあったのですが、この人間的な温かさは本当に尊敬すべき人でした。

クリスマスツリー私自身は、子どもの頃はともかく、大人になってからは、長らくクリスマスと言っても、食事に気を配るくらいで、特に演出面ではそれらしいことをしなかったのですが、今年は引越しをしたら、どうしても窓辺にクリスマスツリーが欲しくなって、部屋に緑を増やす意味でもちょっと大きめの木を手に入れてみました。犬や猫ではないけれど、家に生き物がいるのって新鮮。大きいから存在感もしっかりあって、いい気分で眺めています。

クリスマスと言えばローストチキンが定番かもしれませんが、みんながオーヴンを持っているわけでもないでしょうし、ちょっと違った味もいいかなと思って、今回はこんなお料理を用意してみました。もちろんクリスマスじゃなくてもいつでもおいしいし、気軽に手軽に作れるのでぜひレパートリーに加えてほしいなと思います。
ではでは、皆さんステキな聖夜を。メリークリスマス!

材料(4人分)

できあがりの図

  • 豚肩ロース 塊で500g
  • バター 50g
  • にんにく 1〜2片
  • たまねぎ 2個
  • りんご 2個
  • プルーン(できれば種抜きの柔らかめのタイプ、そうじゃない場合は水か白ワインにつけて少し柔らかく戻しておく) 10〜15粒
  • パプリカ 小さじ1〜2杯(お好みで加減)
  • ジンジャーパウダー 小さじ1杯
  • 白ワイン 1.5カップ
  • 塩、胡椒

つくり方

  1. 豚肉の表面に包丁の先か箸などを使ってあちこちに穴を開け、細長く切ったにんにくを突き刺していく。たまねぎはみじんぎりに、りんごは皮をむいて芯を取り、くし型に切っておく(1個を8つに割るくらいの大きさ)。
  2. 煮込み用の鍋にバターの半量を入れて火にかけて溶かし、そこに[1]の豚肉を入れて、表面をよく焼き、ふたをして全体的に焼き色がつくようにする。
  3. いったん肉を取り出し、余分な油を捨てて、再度残りのバターを溶かし、みじん切りにしたたまねぎを炒める。
  4. ある程度炒まってきたら、塩、胡椒、パプリカ、ジンジャーパウダーを加え、さらによく炒める。
  5. [4]にりんごとプルーンを加えてひと混ぜし、白ワインを加え、中央部分に肉を戻してふたをして、弱火で1時間程度煮込んでできあがり。
    煮込みの図

※できれば厚手の鉄やステンレスの鍋で煮込むことをお勧めします。りんごとプルーンの甘み、スパイスとにんにくの風味がとても味わい深いですが、非常に簡単。ほとんど手を加えずにできるわりには豪華に見えるのでぜひ、鍋のまま食卓に出して、そこで肉を切り分けてサーブしてください。

合うワイン:ボジョレーヌーヴォー、ボジョレーワインヴァル ド ロワール(ヴィエイユ ヴィーニュ)レニエアルザス ピノ ノワールモンフェッラート ソーヴィニョン ブランマルヴァジアシャトー ド ルー ロゼLW ツヴァイゲルト & ポルトゥギーザー 1L 赤

2010年12月20日

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hiroyo

1998年にフランスで1年間生活し、複数のオーベルジュでフランス家庭料理をみっちり仕込まれる。
その後も毎年最低1回3ヶ月はフランスを訪れている。
フランス滞在時はオーガニック農家民宿(通称「山の家」)で料理人として働くプロ。
作る料理はもちろん美味、ワインにぴったりです。


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