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ヨーロッパのおいしい家ごはん〜ワインが美味しい、みんな幸せ〜

マルティーヌさんのとっておき
フランボワーズがたっぷり入ったお菓子(フランボワジーヌ)

ヨーロッパと日本の食事を比較したときに、「一番大きな違いは?」と聞かれるとしたら、「デザート」かな、と思います。乳製品使用率の違いとか、油脂分の量とか、肉と魚の比率とか、それこそ大きな違いはいっぱいあるのですが、デザートの有無というか、食後のデザートが「あって当たり前」という文化は日本とのすごく大きな違いの1つだと思います。

私自身も、今をさかのぼること10年以上前に長期で渡仏するまでは、デザートを作るということは、それなりに決断というか、理由が必要なことでした。日常のごはんならもちろん気楽に作るわけですが、何かお菓子を作るときというのは、例えば誰かの誕生日とか、プレゼントしたいとか、人が遊びに来るとか、「よし、お菓子作るぞ!」と気合を入れる何かが必要だったのです。もちろんまずは本を見て、何を作るかをじっくり考え、それに必要な材料を買い揃え、場合によっては道具も買い揃えて挑んだものです。

そんな特別だったお菓子作りが、渡仏後みごとに日常茶飯事に変わりました。何せ、毎日宿泊しているお客様のために、昼と夜とそれぞれデザートを準備するのです。もちろん簡単にフルーツサラダとか、ヨーグルトに果物を混ぜたものなんかが登場することもあるのですが、たいていはタルト、ケーキ、ムースなど、日本にいたときは「覚悟を決めて作っていたもの」を日々作らなくてはならない状況に陥ったのです。最初はレシピ本と首っ引きで、しかもフランス語もまだまだ未熟だったので、辞書を引き引き取り組みました。知っている単語だと油断して、後からきちんと調べたら全然違う物質だったことがわかり、大失敗をしたこともあります。実はレシピの用語というのは、ある程度専門的なので、普通にフランス語を習っただけの外国人だったら絶対知らないような単語を知ることができたのは、この「レシピごと渡されて、自分ひとりで作ってみる」という経験を何度も重ねた副産物だと思います。

人のお宅を訪問して楽しみなのも、この食後のデザート。みんなとっておきのレシピだったり、旬の果物を使ったものだったり、よほど人数が多くて手に負えない場合を除き、たいていの場合は手作りのデザートを出してくれます。当たり前だけれど、同じものはひとつとしてなく、毎回いろいろなおうちでお食事をいただくたびに、「同じタルトでも工夫1つでこれだけ変わるんだな〜」とか、「あ、今度これやってみよう」と思えるものとかが満載です。ひとえにスイーツと言っても、奥が深いんですよね。

フランボワジーヌ今日は、マヴィの新しいブルゴーニュの生産者であるシャトー ド プレモーを訪問した際に出していただいた、「本当にこれ手作り?」と聞きたくなるくらい、とびっきりおいしかったフランボワーズ(ラズベリー)を使ったお菓子です。お母さんご自慢のレシピは、これだけ食べたあとにこんなに食べられないよ〜と言いたくなるくらい食べて飲んでいたのに、平らげずにはいられないおいしさでした。日本では簡単にラズベリーが手に入らないことを承知で、それでもやはりご紹介したいレシピです。冷凍のものなどをうまく活用して、ぜひお試しください。色合い的にクリスマスにも向いているかもしれません。

ご参考までに、デザートの前にワインといただいたお料理。
いただいたお料理の数々 いただいたお料理の数々 いただいたお料理の数々 いただいたお料理の数々

材料(ケーキ型 1台分)

できあがりの図

生地

  • 小麦粉 225g
  • 砂糖 120g
  • ベーキングパウダー 3g(分包タイプの場合、1/2袋)
  • 溶かしバター 120g
  • 卵黄 3個分

中身

  • フランボワーズ(ラズベリー) 300g
  • 砂糖 100g
  • 卵白 3個分
  • 小麦粉 25g

つくり方

  1. 生地用の材料を全部混ぜ、一塊にした後、延ばして型の底と周りに敷き詰めます。
  2. 敷き詰めた生地の上に、フランボワーズを入れます。
  3. 卵白に砂糖を加えしっかり泡立てます。泡立てたあと、小麦粉を加え、混ぜ合わせます。
  4. 【3】の生地でフランボワーズを覆うように上から流します。
  5. 180度で40分ほど焼いてできあがり。

※見た目もきれいで本当に美味しいです。上の生地はサクッとした感じとフランボワーズの果汁のバランスも良し。ちょっと贅沢になってしまいますが、とても簡単なのでお勧めです。

合うワイン:フランボワーズリキュールカシスリキュールブラケットビオ シュール、グラーヴ スペリュール(終売)

2010年11月8日

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hiroyo

1998年にフランスで1年間生活し、複数のオーベルジュでフランス家庭料理をみっちり仕込まれる。
その後も毎年最低1回3ヶ月はフランスを訪れている。
フランス滞在時はオーガニック農家民宿で料理人として働くプロ。
作る料理はもちろん美味、ワインにぴったりです。


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