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ヨーロッパのおいしい家ごはん〜ワインが美味しい、みんな幸せ〜

母と旅したフランスの、思い出いっぱいブイヤベース風魚介類のスープ

地中海気付けば4月も後半、そろそろゴールデンウイークが近づいてきましたね。
フランスでは、やれイースターだ、万聖節だ、スキーだと、夏のなが〜いヴァカンス以外にも頻繁にプチヴァカンスがありますが、お盆とお正月くらいしかまとまった休みのない日本では、ゴールデンウイークはれっきとしたヴァカンスと言えそうです。

そして今年はゴールデンウイークが済んだすぐの日曜日が母の日。日本では発祥の地アメリカに倣って5月の第2日曜日が母の日と定められていますが、これと同じようにベルギーやデンマーク、フィンランド、イタリアなども同じ日に祝っています。ところがフランスは5月の最後の日曜日。(ただし、Pentecoteと呼ばれるイースター後7回目の日曜日にこれがあたる年は、1週ずらして6月の第1日曜日になります。今年はちょうどそれにあたり、6月7日が母の日になるそうです。)ナポレオンの時代に既に春に世の母親たちを祝福する日の構想を打ち出していたようですが、そこから何度かの変遷を経て、1926年あたりから公的に母の日が決まったらしいです。お母さんなしには、絶対に自分はあり得なかった訳ですから、年に一度だけでも、すべての人がお母さんに正々堂々と感謝できる日が設けられたことはすばらしいことですね。

今年、私は特別な思いでこの日を迎えることになりました。2月半ばに母が病気になり、3月は手術の付き添いやその後の療養のためにしばらく実家に帰っていました。幸い今は順調に回復しているので本当に感謝しています。こんな理由だったとはいえ、久しぶりに母と長い時間を過ごし、ゆっくりと一緒に散歩したり、昼夜と規則正しい時間に食事を作り、語らいながら旬のものを味わった時間は、私にとっても大切なかけがえのない時間でした。改めて自分にとっての「お母さん」という存在を意識し、もっと頻繁に連絡を取らなくちゃね、と思った次第です。今年の母の日はそんな意味でいつも以上に感謝の気持ちが増すわけですが、本当だったら毎日その気持ちを持続できるのが一番なんですよね。

母の日には残念ながら京都の実家から離れた東京にいる私ですが、ゴールデンウイーク中は帰省して母の好きなものをいろいろ作ってあげたいなと思っています。お料理好きの方もそうでない方も、普段からお母さんと一緒に暮らしている人も、離れている人も、母の日に何か作ってみませんか?母の日のレシピはずばり、「お母さんの好きなもの」。材料は、「1. お母さんを思う気持ち 2.愛情3.感謝」。これだけです。自分で作るのに自信がない人は、お母さんと一緒に台所に立ってみるのもいいかもしれません。きっと感じるものがいっぱいあるだろうと思います。

というわけで、今回は母との思い出が詰まったレシピをご紹介します。
私が1年フランスで暮らしていた時に訪ねてきてくれた母と、マルセイユを旅しました。初めての景色、街、味に大喜びだった母。中でも、「ブイヤベース」は、レストランのギャルソンが陽気だったこともあり、とても印象的だったようです。このレシピは本場のブイヤベースよりもさらっとした感じですが、気軽に作れて、魚介類からの出汁とサフランの風味が快い一皿です。

南仏の街角マルセイユの港から南仏の街角
南仏の街角、マルセイユの港

材料(4人分)
出来上がりイメージ
  • あさり…1パック
  • いか…1〜2はい(大きさに応じて)
  • ムール貝…人数×2個くらい
  • エビ…人数×2〜3匹くらい
  • たら、めばる、すずき、かさご、小鯛などの魚…2種類くらいを人数分
  • にんにく…1片
  • たまねぎ…1個
  • トマト…2個(よく熟したもの)
  • セロリ…1本
  • サフラン…20本程度
  • オリーブオイル…大さじ1〜2杯
  • ローリエ…2〜3枚
  • 塩…適量
  • 白ワイン…1カップ(あれば)
  • お母さんを思う気持ち、愛情、感謝…たっぷり(いくら入れても鍋はあふれません!)
作り方
  1. 魚は下ごしらえが必要であれば、ウロコや内臓を取り除いておく。ムール貝は殻を掃除し、いかは足を外して内臓を取り除き、皮をむいて輪切りにしておく。あさりは砂抜きをしておく。
  2. たまねぎ、にんにく、セロリはみじん切りにし、トマトはざく切りにしておく。
  3. 深めの鍋を中火にかけ、オリーブオイルを入れて熱し、たまねぎ、にんにく、セロリを入れてよく炒める。たまねぎがしんなりしてきたらトマトと塩を加えさらに炒める。トマトの形がなくなってきたら、白ワインを加えひと煮立ちさせ、続いて鍋の3分の2くらいまで水を加え、ローリエ、サフランを入れて強火にし、沸騰させる。
  4. 沸騰したらあさりを入れひと煮立ちさせる。あさりが口を開いたらいったん外に取り出す。続いて魚を加える。必要に応じてあくを取りながら15分くらい煮る。
  5. 続いてエビ、いか、ムール貝を加え、ムール貝が口を開いたらあさりも鍋に戻し、沸騰したら火を弱めて5分煮てできあがり。
  6. お好みでカリカリにトーストした薄いフランスパンにルイユというソースをつけたものや溶けるチーズをスープの中に入れて召し上がれ。
ルイユの作り方

にんにく1片と塩、粉末サフラン小さじ1/2杯をすりばちですり混ぜる。好みでカイエンヌペッパーや粉末パプリカを少々加えても良い。そこに卵黄1個分を加え泡だて器でよく混ぜ、混ぜながらオリーブオイルを細い糸状に少しずつ加えていく。マヨネーズ状になったら塩を好みの量加えてできあがり。面倒であれば、市販のマヨネーズにすりつぶしたにんにくと粉末サフラン、粉末パプリカを加えて混ぜても大丈夫。

※現地では、スープと魚介類を分けて供したりしますが、これはぜひ一緒に食べて欲しいです。ルイユはスープにコクが出ておいしいので、ぜひ一度試してみてください。

このお料理に合うワイン:コート ド プロヴァンス ロゼシャトー ド ルー 白

2009年4月22日

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hiroyo

1998年にフランスで1年間生活し、複数のオーベルジュでフランス家庭料理をみっちり仕込まれる。
その後も毎年最低1回3ヶ月はフランスを訪れている。
フランス滞在時はオーガニック農家民宿で料理人として働くプロ。
作る料理はもちろん美味、ワインにぴったりです。


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