> ワインと合う料理レシピ集 > ヨーロッパのおいしい家ごはん > エストゥファーダ(肉とお野菜の煮込み料理)


ヨーロッパのおいしい家ごはん〜ワインが美味しい、みんな幸せ〜

決め手はおいしい白ワイン!エストゥファーダ(肉とお野菜の煮込み料理)

私の初海外旅行先はスペインでした(ただ飛行機が遅れて、強制的にタイに一泊したので、厳密には初外国はタイでしたが…)。マドリードに4週間、その後南下してコルドバ、セビリア、グラナダと巡ったあと、一気に北上してバルセロナに滞在し、最後はおまけでパリに寄って帰ってきました。当時スペイン語を学んでいた私は(今はこのことに触れたくないようなお寒い語学力ですが。。。)、初日の朝飲んだコーヒーのあまりの濃さに胃がひっくり返りそうになったことを鮮烈に覚えています。

それから10ン年の月日が経ち、2008年6月末〜7月頭にかけて10日ほど、すご〜く久しぶりに懐かしのスペインに行ってきました!今回の目的は、超希少品種、ノアの箱舟ならぬ「味の箱舟(絶滅の危機にあるような、でも次世代に残していきたい伝統的な品種や料理、加工品などを残していこうとする運動)」としてスローフード協会から表彰も受けたという、「マルヴァジア デ シッジェス」というぶどうを育てているバルトラさんを訪れること。まだ2008年になってお付き合いを始めたばかりのバルトラ家の皆さんともっと仲良くなろうと、お邪魔してきました。

幻のマルヴァジアはこんな姿をしています。
マルヴァジアマルヴァジアマルヴァジア

フランス各地、イタリアやドイツ、ポルトガルの生産者と、優に30軒以上は訪問させていただき、さらにはその周辺の畑も目にしている私も、こんなぶどう見たことありません!すごく房が長いのです。葉の切り込み具合も別のブドウの葉と比べるとよくわかりますが、ギザギザがシャープです。このマルヴァジア、詳しくは商品ページで確認していただきたいのですが、聞けば聞くほど逸話がボロボロと出てきて、「何それー!、本当??」と何度言ったかしれません。ともかくこのワイン、限りなく希少で、しかも濃厚です。秋から冬にこそ飲みたくなる白です。

バルトラ家の皆さんとバルトラ家は、エンリックさんファミリー、エンリックさんのお父さん、そして兄弟やいとこたち、おばさんなど、この家の構造は?と首をかしげるほど、たくさんの人が住んでいます。みんな仲良しで、私が到着したときもちょうど元技術者のお父さんのところに、孫たちが集って、壊れた扇風機を修理中でした。一方、エンリックさんの子どもたちはだんだん大きくなってきて、一番上の娘さんはバルセロナで一人暮らし、確か今頃からアメリカ留学と話されていたような。そして二番目の娘さんがこの秋からバルセロナの大学へ、下の男の子が巣立つ日も近づいています。だからという訳ではないのでしょうが、ご夫婦は一緒にコーラスのグループに入っておられて、私が訪問した日の最終日は、なんとその仲間と家族、総勢120名が集まるという大パーティ。ただし、それも持ち寄りというのが、カジュアルで親しみやすくていいですね。日曜の昼下がり、たっくさんのテーブルと椅子を並べていると、みんなが続々と自慢の一品やおいしそうな生ハムやソーセージなどを持ち寄り、ビュッフェテーブルはあっという間に塩辛いものから甘いものまで、ところ狭しと料理が並びました。
持ち寄りのお料理持ち寄りのお料理お皿を持って順番待ちの皆さん
食事を彩るのはもちろん、バルトラ家のワイン。

奥さんも私が目覚めた8時には既にお菓子を焼き終えていて、メインのマジョルカ島風タルトに取り掛かるところ。色鮮やかなトマトと菜っ葉のものとたまねぎとたっぷりのチーズをのせたもの。ホームパーティなんかで活躍してくれそうです。
いろいろと美味しいものを思い出すところですが、今回は、冬におすすめの白ワイン、マルヴァジアに合わせていただきたい、エンリックさんがささっと作ってくれた羊と野菜の煮込み料理をご紹介します。

材料
エストゥファーダをよそう奥さん
  • 羊肉(骨つきがベター)人数分
  • たまねぎ2〜3個
  • じゃがいもお好みの量
  • ズッキーニ(これは適当に季節の野菜でもOK)
  • にんにく1〜2片
  • オリーブオイル 鍋の底が隠れるほど
  • 良質の白ワイン 1本程度(肉と野菜が少し顔を出す程度の量)
  • 塩、胡椒適量
作り方
  1. 鍋にたっぷりめにオリーブオイルを熱する。
  2. たまねぎは皮をむいて2つに割り、じゃがいもは1cmくらいの輪切りにして鍋に入れます。ズッキーニも厚めの輪切りにして加え、軽く炒める。
  3. そこに羊の肉を加える。
  4. 上から白ワインを注ぐ。
  5. にんにくを加え、ふたをして煮込んでできあがり。

※エンリックさんは圧力鍋を使ってすばやく作られましたが、できあがるとじゃがいもとズッキーニが完全に溶けてしまっていました。それはそれでおいしいのですが、普通のお鍋でことこと煮るのも良いのではないかと思います。味付けがシンプルなので、素材にこだわりたい一品。

このお料理に合うワイン:ペネデス マルヴァジア 白ペネデス ソーヴィニョン ブラン

2008年12月24日

<<メニュー一覧に戻る

hiroyo

1998年にフランスで1年間生活し、複数のオーベルジュでフランス家庭料理をみっちり仕込まれる。
その後も毎年最低1回3ヶ月はフランスを訪れている。
フランス滞在時はオーガニック農家民宿で料理人として働くプロ。
作る料理はもちろん美味、ワインにぴったりです。


>>レシピ集ページへ戻る

↑このページのトップへ


夏の赤ワインキャンペーン 2017




マイメニュー



価格別・タイプ別ワイン検索

スマートフォンで検索

味わい
産地
品種
サイズ
生産者
価格
ワード
※商品名・商品番号・合う料理など
在庫
在庫ありのみ検索

検索条件をクリア

13000円以上で送料無料

お客様の声

NPO法人オーガニック協会

日本電子商取引事業振興財団