オーガニックワイン専門店 マヴィ

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ゴダン家

Château Vent d’Autan



生産者:ゴダン家

地方:フランス・南西
     



ポリフェノールが多い黒ワイン、アンチエイジングに効果あり、などと日本でも知名度が上がってきている、フランス南西地方のワイン、カオール。

その造り手であるゴダンさんとは、2007年のミレジムビオ(フランスで毎年開催されるオーガニックワインの展示会)で出会いました。ワインは美味しいし、ワインからオーガニックの化粧品も造っているとのこと。面白そう!と早速訪問しました。

ご夫婦は、もともと都会に住んでいたIターン組。のんびりした農家さんというよりは、きびきびした活動家、といった印象を受けます。奥さまのアンさんは、1995年から村会議員を務めている(2007年4月現在)と伺っても、ふんふん納得してしまいました。キャリアウーマンという感じ。

ゴダンさんたちは、1987年、退職を機に、たったの1haの畑にぶどうを植えることから、ワイン造りを開始しました。
理論を勉強してぶどう栽培とワイン醸造の免許(BPA)を取得したり、近所の親切なワイン農家さんからは実践的なこと、例えば樹の剪定や手入れ、醸造などを学んだりしたそうです。
しかし、慣行農業の農薬使用が受け入れられず、自然な方法で自分たちのぶどうを育てようと決意しました。

1991年に、ビオディナミ農法アドバイザーのフランソワブッシェ氏に出会い、「孫たちや仲間たち(黒人、白人、黄色人種、そしてエコロジスト)がずっと蝶を見ることが出来るように」ビオディナミ農法に転換しました。ビオディナミ農業組合(SABD)に加入して、定期的にデメター認証を受けています。




[写真左]ビオディナミ農法の看板。[中]プレパラシオン(ビオディナミ農法独特の土壌栄養剤)を作る桶。[右]化学処理をしていない麻やレンガなどの自然素材で建てられた環境に優しいカーヴ。自然な換気が出来る構造のため、電気冷房いらず。

1ha から始めた畑も、今では5.5haになろうとしており、胡桃や牧草地*を含めると、所有地は20haになります。基本的には夫婦2人(季節によっては3 人)とまだまだ小規模ではありますが、収穫時には(収穫は人の手で行うので)12人も集まるようになりました!毎年、パーティのように、皆で賑やかに楽しく働いているそうです。

* ビオディナミ農法では肥料は全て自分で作らなくてはならず、家畜の協力で堆肥を作るのが普通です。

このように農場も順調に大きくなり、だんだんと環境も整えられてきて、ワイン造りに夢中だそうです。
「全て行政の規則に従わなければいけないのは気に入らないけど」←ここら辺がやはりポリティカルですね〜。






シャトー ヴァン ドタンがあるロット県は素晴らしい地方と呼ばれていて、美しい景色と伝統を守る人々が住んでいます。昔ながらの石の混じった土壌で造られた家や城、鳩小屋などもあり、街を歩けば所々に中世の名残を見ることができます。
ゴダンさんのお宅も、伝統的な白っぽい石造りに、かわいらしいトンガリ屋根。

畑は木々に囲まれていて環境もよく、周囲に住む人々は偏見が少なく、愛想もよく、とても住みやすいそうです。







ワインのラベルに使われている、ポップで素敵な絵も、地元のアーティストさんたちが書いたものだそうです。





冬でも緑にあふれ、美しいぶどう畑。

この辺りの気候は温暖で乾燥しており、夏の終わりから秋にかけてはシャトー名になっているヴァン ドタン(Vent d’Autan:南仏の激しい南風)が吹く時期がありますが、ゴダンさんのところでは強く吹きすぎることはなく、むしろぶどうを乾燥してくれるので喜んでいるくらい。ぶどうにとって湿気は病気を促す天敵なのです。

名産品は、くるみ、メロン、サフラン、フォアグラ。う〜〜ん、どれも魅力的。そしてもちろん、カオールやコトー デュ ケルシーのワイン。







さらに、ゴダンさんには秘密兵器が!ご主人のオリヴィエさんが力を入れている、オーガニックコスメシリーズ、ヴィノ-キュール!

ワインと同じオーガニックぶどうの成分を贅沢に使っています。アンチエイジングにも効くらしいです。いつか日本にやってくる日が来るかもしれませんね。




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